献血
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献血(けんけつ)とは輸血や血液製剤製造のために無償で血液を提供することである。現在、日本では日本赤十字社が全て手がけており、提供された血液は感染症の検査の後、各医療機関へ提供される。
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[編集] 経緯
2008年現在、血液に完全に代わるもの(人工血液)は未だ開発されておらず、また代替血液は開発されてはいるが限度がある。そのため輸血には人の血液を使用せざるを得ない。献血制度が整備される以前は売血によって血液の需要を充たしていたが金銭を得る目的で過度に売血をする者が多数現れ、これらから得られる血液は血液としての質(「黄色い血液」)および供血者の健康の面で問題がある事が多かったため、現在は輸血用血液は専ら献血によりまかなわれている。
従来、献血の根拠となっていたのは1964年の閣議決定だったが、2005年の法改正によって「採血及び供血あつせん業取締法」が題名を「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」と変更した上で大幅に改正された。これにより献血事業の主導権は赤十字社から厚生労働省に移った。
[編集] 安全性
安全性は以前より格段に向上しているもののウイルス感染には感染後一定期間は検出の出来ないウィンドウ・ピリオド(検査空白期間)があり、この期間に献血された血液は検査をすり抜けてしまう。又、未知の病原体については当然チェックの対象とならない。
HIV感染を心配する人が検査目的で献血する例が後を絶たず問題となったので、たとえ陽性でも献血者に通知しない事になっている。HIVをはじめとした感染症の検査は市区町村の保健所で行っている(プライバシーは厳守されているうえ、多くの保健所では無料で検査出来る)。日本赤十字社も献血時の問診表に「エイズの検査を受けるための献血ですか」という質問を入れる事で、エイズ検査目的で献血しようとする人のチェックおよび指導を行っている。
[編集] 種類
大別して、血液の成分すべてを採取する全血献血と特定の成分のみを採取する成分献血がある。
- 全血献血
- 200mL献血(16歳から可。次回の献血可能日は4週間後の同じ曜日になる)
- 400mL献血(18歳以上のみ可。次回の献血可能日は成分献血が8週間後の同じ曜日、全血献血が男性12週間後、女性16週間後の同じ曜日になる)
年間採血量に限度がある。男性では1200mL、女性では800mL
年間回数に限度がある。血小板は1回を2回に換算して合計24回(よって実質12回)
かつては200mL献血だけであった。400mL献血はより多くの血液を1人の献血者から採血する事によって、輸血時の副作用(発熱、発疹、感染等)の可能性低減を期待できる。成分献血は回復に時間を要する赤血球を献血者に戻すため、全血献血に比べてより多くの血小板や血漿を採血できる。献血をする側の身体や臓器への負担は200mL献血もしくは成分献血が比較的軽いが、400mL献血であっても日常生活に支障はなく、健康体であれば身体的にも害はないということになっている(健康体でない場合は負担が軽い種類の献血もしてはならない)。
成分献血はいったん全血を採取し遠心分離した後に必要な成分を回収、それ以外を体内に還流させるという手順を複数回(主に3~4回、機械・体調等により決定)繰り返す。そのため採血に時間がかかる(30分~90分、全血なら10~40分程度)。
上記の条件や採血設備、血液の需要、所要時間などが考慮された上でいずれかの献血への協力を要請されるが、その決定については献血者の意思が優先される建前である。通常、成分献血が可能であれば成分献血を勧められ、不可能な場合は400mLが可能であれば400mLを勧められる。なお成分献血において血小板献血・血漿献血の別は献血者には知らされない事もある。ただし、55歳以上は自動的に血漿献血となる。
※現在、血小板献血において血漿も同時に採取している事が多い。血小板献血で採血に血漿を含まないときは、1週間後に血小板成分献血が可能になる。ただし4週間に4回実施した場合には次回までに4週間以上空けなくてはならない。このこともあり、現在血漿が供給過剰気味となっている。その場合、血漿のみの献血を希望しても血小板での協力を頼まれることがある。
[編集] 献血の実際
[編集] 準備
献血にまず必要なものは自信を持って「標準的な範囲で健康」であると言える肉体である。その上で、初回の献血時もしくは2004年10月1日以降に血液センターに身分証明書の提示をしていない場合、もしくは献血カードの献血履歴の血液センター名の右側に「1」(2006年10月1日のカード移行後に献血していない場合やカードに移行していない場合は献血手帳に「確認1」)が記載されてない場合は身分証明書の提示が必要である。これは、献血する人がその人本人である事を確認する(虚偽の住所や氏名を使っていないかを確認する)ためのものである。未確認者から身元証明が3回連続で為されなかった場合は献血申し出を断る規定が2006年4月から導入された。
献血カードが発行されてからであれば、基本的に献血カード「愛-Ca(アイカ)」(すでに交付されている場合)のみである。なお、カードには暗証番号が設定されているが、これを間違えたり失念してもアカウントが停止されるようなことは無い。身分証を提示し身元を証明できるのであればカードの再発行や暗証番号の再設定は受付で行うことができる。
2006年10月1日以前は紙製でクレジットカードサイズより一回り大きい「献血手帳」が使われていた。献血するごとに日付と管轄血液センター名が記録され、1枚の「献血手帳」で10回分記録される物であった。記録はゴム印で行われる事が多かった。北海道では1998年10月から独自の献血カードシステムを採用していたが、全国共通の献血カード導入に伴い廃止されている。
問診において、海外渡航歴を申告する必要がある。海外渡航経験者は、渡航先・時期・期間を調べなおしておくと良い。欧州への渡航経験がある場合、1980年から1996年の間でイギリスへの入国が無いこと、その他の国々でも通算で6ヶ月を超えないことを言明できることが望ましい。
不特定多数の異性との性交渉という設問の不特定とは「人物を特定できない」という意味であって、特定のパートナーの有無とは別という説明を日赤はしている。過去一年間に不特定多数の異性との性交渉をした人、同じく過去一年間に男性と性交渉のあった男性は性交渉の回数にかかわらず献血を拒否される。
油脂分や砂糖を多く含む食事は、血液中の糖分や脂肪分の上昇の原因となる。献血の直前にそのようなものを食べた場合は血液検査の際に申し出るよう指導しているところもある。
血液センターや献血ルームによっては需給の調整のため、電話などによる事前の予約を勧めている場所もある。また、特殊な血液型、ヒト白血球型抗原 (HLA) 適合を要求される場合などは、あらかじめ登録された人などに対して献血要請を行なう場合がある。毎年献血者数が減少する時期には、先に献血要請を出す場合もある。
[編集] 献血出来る場所
献血は各地にある血液センター(一部を除く)や献血ルームのほか、駅前や運転免許試験場などに派遣されるバス型の移動採血車(全長11メートル、10メートル、9メートルなど何種類かあり、大型免許が必要とされる)で行われる。移動採血車は単体でも活動するが、会場によっては他の移動採血車やテントなどを運ぶ軽トラックやワゴン車などの資材車と2台またはそれ以上のキャラバンが編成される場合もある。
- 移動採血車は、街頭献血と呼ばれる駅前や繁華街などでの一般への協力の呼びかけや企業/学校などの集団献血等で利用される。主に200mL/400mLの採血を行なう。なお、移動献血車では場所が手狭のため、ほとんどの場合成分献血が出来ない。また、血液センターの方針によっては400mLの献血のみしか受け付けない場合がある(例:神奈川県)。
- 血液センターや献血ルームでは成分献血が広く行なわれている(※)。献血ルームは大きな駅の近辺など人通りが多い所への配置を目指しているが、物件の家賃などの折り合いがつかずに移動採血車の恒常的派遣を行わねばならない場合もある(例:横浜駅西口ジョイナス前)。
(※)一部の献血ルームでは設置場所や広さの制約からか、成分献血を行っていない場所もある。
(例:札幌大通献血ルーム、東京渋谷SHIBUSUNなど)
[編集] 献血の手順
まず、問診票に所定の事項を記入する。その後、医師による記入内容の問診と血圧測定があり、さらに看護師によって少量の血液(約2ml)が採取され、血液型や血液の比重を調べる(順番はルームや状況によって異なるが、いずれにしても医師が献血適否を最終的に判断する)。
血液比重検査(一定濃度に調製した硫酸銅溶液に血液を滴下し、沈降するか否かを見る)、もしくは赤血球指数やヘモグロビン濃度(Hb)の測定(機器を利用)が行われる。場合によっては心電図検査がある場合もある。血液が一定比重以上(200ml全血・各主成分献血で1.052以上、400ml全血献血で比重1.053以上[1])、またはHb値(200ml全血、血漿成分献血は12.0以上[2]、400ml全血、血小板成分献血は12.5g/dl)に達していなければ献血をすることはできない。体重は自己申告だが、余りに痩せて見える場合は実測される事もある(成分献血の場合、採取可能量は体重に左右される)。
献血での採血針は、血液検査や点滴で使用する針より太い(17G:ゲージ)。採血針、採血キット、採血バッグは、滅菌済みのディスポ(ひとりずつ使い捨て)である。
検査用の採血と本採血(本番の採血)は別々の腕で行われる。ただし、本採血については、血管が細いなどの理由で片腕だけでは時間がかかる場合にまれに両腕で同時に採血する事がある他、成分献血の採血機械によって両腕(片方から採血、片方から返血)に穿刺する事がある。尚、検査、本採血時に穿刺が失敗した場合(血液が漏れ出す等)、採血中止となり、献血は出来ない。
所要時間は血圧や血管の太さなどにより個人差があるが、200mL献血・400mL献血共に約5分程度(最長で15分程度)、血小板・血漿献血ならば約30~70分かかる。
[編集] 献血後
止血バンドを10~15分以上したままにし(包帯のみの場合もある)、ルーム内や仮設テント等で休憩や水分補給をする。
所定の記録が記載され、愛-Caもしくは献血手帳(初献血の場合は1冊目が交付される)が献血後の注意書き等と共に渡される。
併せて、ボールペンや絆創膏などの粗品が贈られる事が多い。スタンプカードなどを用いたキャンペーンもしばしば行われている。テレホンカードや図書券等の金券類が贈られた時期もあるが、「法的に売血となる恐れがある」との指摘により現在は廃止されている。また、献血の回数に応じて記念品や感謝状などが贈られる。(→表彰記章#日本赤十字社を参照)
献血直後に排尿する場合、男性は洋式便座に座ってすることが推奨されている。これは、血管迷走神経性失神を防ぐためである(後述の事故死例がある)。また、成分献血の場合長い時間がかかるため、献血前にトイレに行っておくのがよい。
[編集] その他
献血ルームでは献血前のリラックスのために、又、献血後の休息や水分補給のために簡単な菓子、飲み物等が提供される事が多い。場所によってはアイスクリームやドーナツ等が振る舞われる場合がある。血管の収縮を避けるため、採血前には冷たい飲食物をあまりとらない方が良いとされる事もある。採血に際して水分を補給するよう看護師からスポーツドリンクを渡されるケースが多いが、血管の収縮を避けるために常温とされる。
又、ルームによっては採血中の退屈を紛らわす為にテレビや場所によってはビデオデッキ、DVDプレーヤー、ゲーム機が設置されており、テレビ番組や備え付けの映画ソフトなどを見る事が出来る。ロビーの雑誌や漫画を持ち込むことも可能。飲食物の持ち込みはルームによって可否が分かれる(衛生上の問題から保健所により禁止指示を受けているところも)。
コストや、輸血の際の危険性の問題から、200ml献血より400ml献血が推奨されている。200ml献血を申し出でも、400ml献血を勧められたり、18歳未満が200ml献血を行った場合、次回は400ml献血のできる18歳になるまで来ないでくれと言われる場合もある。
[編集] 献血ができない例
[編集] 献血する人への負担軽減の理由から
- 体調が良くない
- 睡眠不足(おおむね4時間以下。しかし生活習慣として恒常化している場合は自己申告ののちに医師の判断となる。基本的に睡眠時間が不足していれば受付で献血を断わられるが、当日の採血計画を大きく下回るなどの状況によっては仮眠時間なども聞かれて医師の問診に通されることもある)
- 40kg未満の女性、45kg未満の男性(200mL献血)。50kg未満(400mL献血)
- 妊娠・授乳中の女性
- 血液比重の数値が低い(Hbが低い)
- 心電図異常(40代になって初めての献血の場合、検査歴の有無が尋ねられ、ない場合は検査される)
[編集] 輸血される側の安全の理由から
- 発熱
- 特定の病気に罹患したことがある
- 服薬の一部
- 問診に於いては「直近3日以内」が不適格基準とされているが、薬剤によってはさらに長い期間体内に貯留したり血液に影響を与える物もある。3日以内ならサプリメントの服用も問診時に相談する事が望ましい。
- HIVの可能性がある場合(6か月以内の複数との性行為、アナルセックス、覚醒剤注射等)
- 肝炎(急性のA,E型は治癒後6か月でよい)
- 肝機能検査(ALT、AST)高値の場合
- 輸血歴・臓器移植歴がある
- 血液や臓器には未知の病原体が多数あり、その全容は今後も解明されないだろうという認識がある。
- ピアス施行後の一定期間(ディスポの器具なら1月、それ以外では1年)
- 入れ墨施術(アートメイクを含む)後1年
- 海外から帰国後4週間
- 予防接種・ワクチン・血清後の一定期間(不活性化ワクチンで24時間、生ワクチンで3週間、種痘で2か月、抗血清で3か月)
- 狂犬病接種対象外の動物に噛まれて狂犬病ワクチンを接種後1年間、HBグロブリン投与後1年間
- 抜歯、出血を伴う歯科施術後3日間
- 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に関連して、1980年以降にヨーロッパを中心とした約35か国に、厳重警戒地域では6か月以上、それ以外の地域でも5年以上の滞在歴がある場合
- 特にイギリスについては1980~96年に1日でも滞在した場合は献血ができなくなっている(後者は世界でもっとも厳しいといわれる日本だけの基準)。
- 上記vCJDの項目に関連して、一時期、美容や治療目的で「プラセンタ」と称されるヒト胎盤薬剤を過去に使用した人の献血が不可能となった。なお、プラセンタを用いた健康食品やヒト以外の胎盤を用いた薬剤使用者は除外された。目的等については胎盤の項を参照のこと。
その他(身近な例)
- 怪我をして化膿ないし、じくじくした生傷がある
- 出血を伴う口内炎に罹っている
- 犬に噛まれた場合
- これらの場合、血液に細菌が混じっている恐れがある。生体内では細菌は白血球により貪食されるが、採血バッグ内では細菌は増殖してしまう。
[編集] 献血カードと献血手帳
[編集] 献血手帳
献血者コードならびに献血した日付・場所・採血種類を記した手帳。献血前に前回の採血日時を確認するために必要。発行は各地域(主に都府県ごと)の赤十字血液センターだが、日本全国共通で利用できる。
10回分の記入欄があり、欄が埋まると新しいものが交付される。400mL献血および成分献血の導入当初は、400mL 1回で2回分、成分献血1回で3回分として記入されていた(協力促進のため。即ち、記録上の献血回数が実際の回数より多くなる)が、現在では(平成7年(1995年)4月1日以降)いずれも等しく1回として記入される。
- 献血手帳の歴史的経緯や、この通知発効後は献血手帳の有無に関わらず公平に輸血が受けられる事等が記されている。嘗ては献血経験者及びその家族は優先的に輸血を受けられる旨定められていた。このため、手術で輸血が必要な場合は患者や家族に献血手帳保持の有無が尋ねられ、ない場合は家族がその場で献血するような事態もあったという。
従来、手帳には「既献血回数」と共に「供給本数」の欄もあった(これゆえ、別称血液通帳)が、上述の精神に則り「供給―」は1981年度で削除された。
[編集] 献血カード「愛-Ca(アイカ)」の導入
2006年10月から献血手帳に替わり磁気記録式の献血カードが導入された。札幌、山梨、岡山の各血液センターでは2006年8月に手帳を廃止し献血カードを先行導入した。その他の血液センターは2006年10月に献血カードへ移行した。なお、献血カード導入以前の献血手帳の情報は献血カードへ移し変える事が出来る。手帳の履歴欄に空欄が残っている場合は、申し出により全部埋まるまで継続使用出来る。なお、手帳の「廃止」は明言されていないため、手帳の扱いがどうなるかは不明のまま。
カードには4桁の暗証番号を設定することになっており、これにより本人確認を行うことになった。
カード裏面にはカタカナ表記の献血者氏名、献血者コード番号のほか、血液型(ABO式、Rh式)、これまでの献血回数、表彰・顕彰の記録に加え、直近3回分の献血履歴(日付及び献血方法)、次回献血可能日が表示されている。この表示は献血を行うごとに毎回書き換えられるようになっている。他、専用リーダーのみで読み出し可能な磁気情報で住所・漢字表記の氏名・生年月日が記録される。
なお、北海道ではこれ以前の1998年から献血カードが導入されていた。暗証番号は設定されてはいなかったものの、カード裏面に様々な情報が記録されることは全く同じであった。当時はその他の地域では献血手帳が用いられていたため、その献血カードは北海道内でしか使用できないものであり、他都府県で献血カードを出した場合は献血手帳が発行された。
[編集] 献血手帳の歴史
- 1952年:供血者に「供血感謝のしるし」発行
- 1954年:「奉仕供血手帳」発行
- 1961年:「奉仕供血手帳」を「献血手帳」に改称
- 1962年:「献血手帳」(緑表紙)に加えて「預血手帳」(青表紙)も発行
- 1964年:預血手帳廃止
- 1965年:献血手帳、冊子型に様式改正(外皮は現行型の“赤地に金のマージン”に)。預血手帳の要素が入り「供給欄」を記載
- 1970年:様式改訂。従来型の二つ折りカードに
- 1980年:書式改訂。輸血の優先権条文を削除
- 1982年:書式改訂。「供給欄」を削除
- 2006年10月:制度全面改訂。愛-ca、全国で使用開始
[編集] 献血関連の事件
- 2003年12月ごろ、検査をすり抜け輸血でHIVウイルス(エイズ)に感染した例が発覚。
- 2004年1月7日、藤田徳人(整形外科医で作家)の開設していたウェブサイト恋愛科学研究所に、エイズ検査目的の献血を勧める内容が記載されていたことが発覚。
- 2005年9月、献血者が採血終了直後に昏倒し、頭部強打で急死する事故が発生。血管迷走神経反射の疑い。
[編集] 参考文献
- 矢原靖司ほか 『新輸血医学』1990年1月 金芳堂 ISBN 4-7653-0709-3
- 霜山龍志 『新版今日の輸血』2006年11月 北海道大学出版会 ISBN 4-8329-7242-1
[編集] 注釈
- ^ 例外として北海道ブロックではCE(ヨーロッパ評議会)基準に準じて男性について200ml全血で13.0g/dl以上、400ml全血で13.5g/dl以上のHb値を基準としている
- ^ 例外として血漿成分献血では、女性で一定の赤血球指数を超える場合、11.5g/dl以上で可能である
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 日本赤十字社
- 献血(日本赤十字社)
- 複数回献血クラブ(東京都赤十字血液センター管理)
- 日本赤十字社血漿分画センター
- 血液事業の情報ページ(厚生労働省医薬食品局血液対策課)
- 日本輸血学会
- けんけつ・どっと・こむ
- 献血で節約!健康診断