烏丸せつこ
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烏丸 せつこ（からすま せつこ、1955年2月3日 - ）は、滋賀県大津市出身の女優。血液型B型。株式会社ラヴァンス所属。中京大学中退。
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[編集] 来歴・人物
1979年に6代目（1980年度）クラリオンガールに選ばれCF、ポスター等でデビュー。日本人離れしたダイナマイトバディで当時のグラビアを席捲した。
映画『海潮音』に出演し、女優としてのスタートをきる。同時期に五木寛之のベストセラー『四季・奈津子』の映画化で四姉妹の主役・奈津子役に抜擢され、映画初主演。ヌードも辞さない大胆演技で大型女優と騒がれた。また本音で喋る言動も話題を呼びラジオDJなどでも活躍。パーソナリティを務めたNHK-FM『サウンドストリート』では、吉田拓郎、松田優作、泉谷しげる、ビートたけし、浜田省吾ら、自ら好みの男をゲストに呼び、みな骨抜きにされていた。ビートたけしや浜田省吾との仲は週刊誌にも書かれた。当時は飛ぶ鳥を落とす勢いで、女優としてタイプの似る桃井かおりをライバル視され、自らも意識して「烏が桃を突く日も近い」と豪語していた。1982年、自身の所属事務所の社長で映画プロデューサーだった田中寿一と結婚。年の差婚が話題になった。
日本文化チャンネル桜（スカイパーフェクTV!767ch）内番組「国旗・国歌・英霊の言乃葉」では、朗読を務める。（2006年）NHK大河ドラマ「功名が辻」で明智光秀の妻・槇役。2008年に公開予定の映画、南京の真実でも広田静子（広田弘毅夫人）を演ずる予定である。
[編集] 受賞歴
[編集] エピソード
一緒に暮らしている娘が、インターネットを通じ引き取り手を探している猫を見つけて、烏丸を説得し飼うようになった。名前は「皇子（おうじ）」くん、烏丸自身東京に上京してから3匹目の猫でとてもかわいがっている [1]。
[編集] 主な出演
[編集] 映画
- 海潮音 （1980年、ATG） 吉井さちこ役
- 四季・奈津子 （1980年、東映） 奈津子役
- マノン （1981年、東宝） みつこ役
- 駅 STATION （1981年、東宝） 吉松すず子役
- すっかり…その気で （1981年、東宝） 春日さち子役
- メイク・アップ（1987年） マミ役
- MISHIMA （1985年）
- ゴキブリたちの黄昏 （1987年、ヘラルド・エース） モモコ役
- ハロー張りネズミ」 （1991年、大映）
- 北緯15°のデュオ （1991年、「北緯15°のデュオ」の上映を成功させる会） マニラ在住の日本人女性役
- 奇跡の山～さようなら名犬平治 （1992年、東宝） 加納恵子役
- 南の島に雪が降る （1995年、リバース配給） 叶谷知美役
- 岸和田少年愚連隊・望郷 （1998年）
- 母の居る場所・台風一過 （2004年、KAERU CAFE） 美智子役
- パローレ （2004年、K&M） 幸子役
- ヒサオ （2004年、スローラーナー）
- 誰がために （2005年、パル企画）
- そうかもしれない （2006年、シナジー）
- 松ヶ根乱射事件 （2007年、シグロ＝ビターズ・エンド＝バップ）
[編集] テレビドラマ
- 新・花へんろ
- ドラマ人間模様 追う男（1986年、NHK）
- 少年たち
- さそり第4話、第5話
- 早乙女千春の添乗報告書(16)静岡湯けむりツアー殺人事件 鈴子
- ハチロー〜母の詩、父の詩〜
- 次郎長 背負い富士
- 功名が辻（2006年、NHK大河ドラマ）
- 水戸黄門第36部 第12話「母と呼ばせた大相撲・松江」（2006年、TBS・C.A.L.）
- 2007年
- 陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜 - お代の方
- 京都地検の女・第4シリーズ - 第7話
- 2008年
- 土曜ワイド劇場「温泉（秘）大作戦(5)」 - 西邑妙子 役
- 水曜ミステリー9「指紋捜査官・塚原宇平の神業(3)完璧すぎる指紋」 - 河村治子 役
[編集] 情報番組
- 美女紀行・E湯・E旅（1986年、ANB）
[編集] 脚注
劇作家の北村想と同じ滋賀県立石山高校の出身であるが、北村が名古屋で演劇活動を始めた頃、北村を慕って名古屋の大学に入ったとの噂である。 推測だが北村の劇団でアマチュアの演劇活動をしていたのではないか。
- ^ http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/pet/CK2007102402058897.html
烏丸せつこさんと皇子（おうじ） 出会いは『ネット』深い縁を感じる（東京新聞、2007年10月24日）
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