渡辺菜生子

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プロフィール
わたなべなおこ渡辺菜生子
本名	松藤菜生子（まつふじなおこ）
愛称	O
出生地	日本・東京都杉並区
生年月日	1959年 11月21日
現年齢	48歳
所属	青二プロダクション
活動
活動時期	1984年 -
デビュー作	ルイ（リトル・エル・シドの冒険）
声優：テンプレート\|カテゴリ

渡辺菜生子（わたなべなおこ、本名：松藤菜生子（まつふじなおこ）、1959年 11月21日 - ）は、日本の女性声優。青二プロダクション所属。東京都杉並区出身。

代表作に『とんがり帽子のメモル』（メモル役）、『ちびまる子ちゃん』（たまちゃん（穂波たまえ）役）、『夢戦士ウイングマン』（小川美紅役）、『ドラゴンボール』（プーアル役）、『モリゾーとキッコロ』のキッコロなど。

[編集] 人物紹介

[編集] 特色

幼げな声質を持ち、年齢では幼児・少女、性格面ではおっとりしたキャラクターを主に担当。メモル、プーアル、キッコロなど、マスコットキャラクターも多い。

一方でそれだけには留まらず、『吸血姫美夕』の美夕ような妖艶な美少女、『ジャングルはいつもハレのちグゥ』のグゥのようなエキセントリックな役もこなし、幼児に留まらない演技面の幅を見せている。

[編集] 経歴

日本大学芸術学部演劇科卒業、テアトル・エコー附属養成所出身。1984年、『リトル・エル・シドの冒険』（ルイ役）で主演声優デビュー。約1ヵ月後には、『とんがり帽子のメモル』（メモル役）でも主演を果たした。

その後も『小公女セーラ』（ロッティ役）、『ドラゴンボール』（プーアル役）、『聖闘士星矢』（美穂役）、『ひみつのアッコちゃん（1988年版）』（シッポナ役）など、ヒットアニメに多く出演。室井深雪らと共に、幼い子供の声を得意とする声優として人気を得ていった。

1990年より、『ちびまる子ちゃん』（たまちゃん役）が放送開始。一時中断した時期があったものの、10年以上続くロングヒット作となり、渡辺にとっても代表作の1つとなっていった。

[編集] 補足

元々は声優でなく舞台役者を目指していため、舞台出演の経験も豊富に持つ。TARAKOと共に、プロデュースを行ったこともある。
双子姉妹の生まれで、日芸時代までは、姉妹2人とも同じ道を歩んでいた（※TBSラジオ「Kanon 水瀬さんち」での同僚の発言より）。
酒豪であり、堀川りょう曰く「一升瓶を空けても全く乱れない」ほどだという。渡辺同様に上戸のTARAKO、鶴ひろみとの交友も深い。
既婚。

[編集] チチについて

『ドラゴンボール』シリーズではアニメ第2作『ドラゴンボールZ』第86話より、本来の持ち役・プーアルに加え、育児休業の為降板した荘真由美の後任としてチチの声も担当することになる。チチが主人公・孫悟空の妻で主要キャラクターだった都合上、以後渡辺のメインの持ち役は自然にチチとなり、マスコット的存在になりつつあったプーアルは極端に出番が減少していった。

プーアルは渡辺が得意とする系統ということもあって、持ち役として高評価が下されることが多いが、チチは元々荘の声と演技の人気が高かったこともあって、渡辺の持ち役としては現在でも賛否両論である。最終的には荘以上の年数を担当したにもかかわらず、チチファンや『ドラゴンボール』ファンには「チチは荘真由美の持ち役」と考える人も多い。

一方で、荘の降板後よりシリーズを視聴し始めた世代には、それほど違和感を抱かなかったという意見も聞かれる。荘は現在では業界に復帰しており、一時期ゲーム等では交代でチチの声を担当していたが、2006年以降は荘が取締役を務めるケッケ・コーポレーションの業務が多忙で活動が減少している事もあってか、再び渡辺がメインで担当し続けている。