剛Q超児イッキマン

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『剛Q超児イッキマン』（ごうきゅうちょうじイッキマン）は、1986年4月13日から同年11月23日まで日本テレビ系で全32話が放送された、東映動画製作のSFスポーツアニメ。

目次 1 ストーリー 2 バトルボールについて 3 スタッフ 4 キャスト 5 放送リスト 6 脚注 7 関連事項

[編集] ストーリー

近未来の地球では、新たな形の野球「バトルボール」が誕生していた。おっちょこちょいだが熱い闘志を燃やすイッキマンこと一気は、仲間とともに優勝目指してバトルボールを戦い続ける。

前番組「キン肉マン」の破天荒さを引き継ぎ、製作前年に阪神タイガースが21年振りの優勝・初の日本一になった事による野球の人気にあやかって制作された作品。

韓国では韓国放送公社で「ホームラン王剛速球」のタイトルで放映されたが、暴力シーンについて非難を浴びせられ、放送中止に追いやられる。（ただし局側の説明では予定の回数を終えたからだとしている）^[1]

[編集] バトルボールについて

本作品で扱われる競技「バトルボール」は、野球を基礎とする格闘技、ドッジボールを掛け合わせた球技である。但し、次の特徴がある。

• 守備は7人。
• 打撃では、バット以外にもラケットを用いたり、素手やキックなど多彩な方法が認められる。
• 走者の心臓の位置にボールをタッチするとアウト。これは1塁へ向かう走者にも適用される。そのため、進塁を狙う走者とそれを阻止する守備との間で、格闘を伴うことがある。
• これらのルールにより、テニスやアイスホッケーなど、野球以外の競技を専門とする選手もチームに加わっている。

[編集] スタッフ

• 原作：たなみやすお
• 漫画版：高橋かずお（週刊少年マガジン連載）
• 企画：田宮武、横山和夫、武井英彦、木村京太郎
• 脚本：山崎晴哉、寺田憲史、菅良幸
• シリーズ・ディレクター：西沢信孝
• 演出：石崎すすむ、芹川有吾、又野弘道、他
• キャラクター・デザイン：西城隆詞
• 音楽：横山菁児
• OP「いくぜ! イッキマン!!」（作詞：森雪之丞、作曲：フランキー・Ｔ、歌：樋浦一帆）
• ED「イッキマン・マーチ」

[編集] キャスト

• 沢村一気（イッキマン）：堀秀行 （名投手沢村栄治の子孫の設定）
• 桃江星子：秋本理央
• 天馬宙子：渡辺菜生子
• メカニクリッヒ：野田圭一
• カトリーヌ：山本百合子
• 孫天空：古谷徹 （孫悟空の子孫の設定）
• サムソン：郷里大輔
• ソフィー：柴田由美子
• ランボーマン：佐藤正治（シルヴェスター・スタローンがモデル）
• 養子田監督：大竹宏 （苗字のモデルは当時、阪神タイガースの監督だった吉田義男）
• サタノワール：柴田秀勝
• ドアクスキー：戸谷公次

[編集] 放送リスト

1. めざせ! てっぺんヒーロー
2. イッキ投法! ヒグマ殺し!!
3. 特訓なんかクソくらえ!!
4. 地獄のサードつぶし!!
5. ゴルフ超人の逆襲!
6. 秘打! ダイヤモンドヘッド!!
7. 強敵! サムソン登場!!
8. イッキ投法対居合い抜き打法
9. マサイマン殺人事件!!
10. 新魔球! ヒグマ殺し パートⅡ
11. 復活! 新魔球!!
12. 地獄から帰って来た男
13. 怒れる男! ランボーマン
14. 怒りの新魔球! イナズマ返し
15. 男の約束! 勝利の2文字!!
16. 不屈の闘魂! 明日への挑戦
17. 魔球! ピラニアの牙
18. ＜P.D.＞は殺しの合図!?
19. 打倒! ピラニア投法
20. 熱投復活! 電気ウナギ投法!?
21. 恐怖!! サタノワールの野望!
22. とどけ! 友情のサムソンシフト
23. 星の運命を背負った男たち!
24. 勝負!!バトルボール決勝戦!
25. THE NEW CHALLENGE あらたなる挑戦!!
26. 守れ! チャンピオンフラッグ
27. 殺人軍団の罠
28. 戦慄のデビルサンダース!!
29. 死を呼ぶか!? バトル＆ラン!
30. 怒れ! ランボーマン!!
31. 野獣! コマンドマン現わる!!
32. やったぜ!! てっぺんヒーロー

[編集] 脚注

1. ^ 読売新聞夕刊 1993年9月29日 21頁「韓国市場制圧する日本アニメ 表現へのクレームや規制の動き」

[編集] 関連事項

日本テレビ系 日曜10:00枠
前番組	番組名	次番組
キン肉マン ※火曜19:00枠へ移動 実質的な前番組は水曜19:00の 「アイドル花組おとこ組」	剛Q超児イッキマン	電光石火バットマン