柴田錬三郎賞
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柴田錬三郎賞(しばたれんざぶろうしょう)は、集英社が主催し、一ツ橋綜合財団が後援する文学賞。1988年に柴田錬三郎の業績を称えて創設され、以降年1回発表されている。前年の7月1日から、当年の6月30日までに刊行された小説を対象とする。受賞者には正賞として記念品、副賞として300万円が授与される。
目次 |
[編集] 受賞作一覧
[編集] 第1回から第10回
- 第1回 (1988年) 高橋治 『別れてのちの恋歌』 『名もなき道を』
- 第2回 (1989年) 隆慶一郎 『一夢庵風流記』
- 第3回 (1990年) 皆川博子 『薔薇忌』
- 第4回 (1991年) 北方謙三 『破軍の星』、宮本徳蔵 『虎砲記』
- 第5回 (1992年) 白石一郎 『戦鬼たちの海』
- 第6回 (1993年) 半村良 『かかし長屋』
- 第7回 (1994年) 伊集院静 『機関車先生』
- 第8回 (1995年) 林真理子 『白蓮れんれん』
- 第9回 (1996年) 連城三紀彦 『隠れ菊』
- 第10回 (1997年) 帚木蓬生 『逃亡』
[編集] 第11回から第20回
- 第11回 (1998年) 夢枕獏 『神々の山嶺』
- 第12回 (1999年) 池宮彰一郎 『島津奔る』 ←司馬遼太郎『関ヶ原』に類似で絶版回収
- 第13回 (2000年) 浅田次郎 『壬生義士伝』、西木正明 『夢顔さんによろしく』
- 第14回 (2001年) 志水辰夫 『きのうの空』
- 第15回 (2002年) 坂東眞砂子 『曼荼羅道』
- 第16回 (2003年) 藤堂志津子 『秋の猫』
- 第17回 (2004年) 大沢在昌 『パンドラ・アイランド』、桐野夏生 『残虐記』
- 第18回 (2005年) 橋本治 『蝶のゆくえ』
- 第19回 (2006年) 小池真理子 『虹の彼方』
- 第20回 (2007年) 奥田英朗 『家日和』
[編集] 選考委員
- 第3回から第7回 長部日出雄、黒岩重吾、陳舜臣、津本陽、吉行淳之介(但し、第7回は吉行淳之介が選考会前に死去し、陳舜臣も選考会を欠席した)
- 第8回から第14回 長部日出雄、黒岩重吾、津本陽、半村良、渡辺淳一
- 第15回 長部日出雄、黒岩重吾、田辺聖子、津本陽、渡辺淳一
- 第16回から第18回 長部日出雄、田辺聖子、津本陽、渡辺淳一
- 第19回 伊集院静、長部日出雄、田辺聖子、津本陽、渡辺淳一