松山竜平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

松山竜平 Ryuhei Matsuyama 広島東洋カープ No.37
基本情報
国籍	日本
出身地	鹿児島県
生年月日	1985年9月18日（22歳）
身長 体重	176cm 85kg
選手情報
投球・打席	右投左打
守備位置	外野手
プロ入り	2007年 大学生・社会人ドラフト4巡目
初出場	2008年4月24日
年俸	1000万円（推定）
経歴
鹿屋中央高等学校 九州国際大学 広島東洋カープ（2008 - ）
■Template  ■ウィキプロジェクト 野球選手

松山 竜平（まつやま りゅうへい、1985年9月18日- ）は、鹿児島県出身の広島東洋カープに所属するプロ野球選手（外野手）。背番号は37。

目次 1 来歴・人物 2 プロ入り後 3 エピソード 4 記録 5 関連項目

[編集] 来歴・人物

• 小学3年生の時にソフトボールを始め、中学時代は硬式野球部に入部し、鹿屋中央高校では1年生からエースで4番だった。九州国際大に進学し、1年春から出場。2007年6月の全日本大学野球選手権大会では、2回戦に早大の斎藤佑樹から二塁打を放ち注目された。4年間で首位打者2回、本塁打王1回、打点王3回に輝き、通算安打は122本で、九州六大学リーグの新記録を作る。大学通算打率.412、通算三振数は18（1試合平均0.24個）。2007年11月19日のプロ野球大学生・社会人ドラフト会議で広島東洋カープに4巡目で指名された。同年11月26日に契約金5000万円、年俸1000万円（推定）で仮契約。
• 50ｍ走は6.4。遠投123ｍの強肩で、長打力もある。

[編集] プロ入り後

開幕一軍を逃したものの、ウエスタン・リーグ開幕から好調をキープし、4月24日に一軍昇格。その日のヤクルト3回戦の6回に大竹の代打として初出場したが、二ゴロに倒れた。

[編集] エピソード

• 小学校3年の時に、当初は捕手だったが、ソフトボールスポーツ少年団の監督の勧めで左打ちに転向した。その監督が福留孝介を育てた新留勝郎監督だった。
• 同期で阪神のドラフト1位で指名された福岡大の白仁田寛和投手とは、九州六大学野球のリーグ戦で対戦。「どんな投手よりも意識はあると思います。白仁田はやっぱりいい投手だったと思う。自分のときは真っすぐでばかり押してきた。」「3割以上は打ってると思う」と語った。
• 全日本大学野球選手権大会で斎藤佑樹から放った二塁打は9回裏2アウト2点ビハインドの場面で追い込まれながらレフトフェンス直撃の当りだった。この二塁打で1点を返し、さらに一塁ランナーもホームを狙ったが、アウトになりゲームセットとなった。松山は整列する為にホームベース付近に向かう途中にヘルメットを叩き付けて悔しさをあらわにした。このファイティングスピリッツを評価された反面、凡打になる打球では全力疾走をしていなかったと言う指摘もある。
• ドラフト指名を受け、直後の会見では牛を売って学費を出してくれた祖父に感謝の意を述べながら感極まって大粒の涙を流した。
• 大学時代のニックネームは、「アンパンマン」。3年生の時に先輩から付けられた。このニックネームの由来は容姿だけでなく、チームがピンチに陥ったとき必ずバットで救ってきた事から付けられたニックネーム。プロに入団しても「アンパンマンで僕の名前を覚えてくれるなら喜んで呼ばれたい。」とファンに呼びかけた。
• 入団会見の際、背番号37について「永久欠番にします。何年先のことになるか分からないですけどね」登録名に関しても「最初は松山でいって、活躍してから“竜平”にできればいい」と語っている。
• 2008年2月のキャンプを視察した大沢啓二氏がフリー打撃を見て絶賛した。「将来は新井の後釜になって欲しい」と言った後、発掘したスカウトに「あっぱれ」とサンデーモーニングで期待の言葉を出した。
• 強肩強打が売りだが走力と守備範囲は平均以下の水準。キャンプではサードの候補者としてコンバートするプランもあり、三塁手用のグラブを注文し、二軍でも一・三塁の守備練習を行っている。

[編集] 記録

• 初出場　2008年4月24日対東京ヤクルトスワローズ戦（広島市民球場）

[編集] 関連項目

• 鹿児島県出身の人物一覧
• 広島東洋カープの選手一覧
• 白仁田寛和

広島東洋カープ 2007年ドラフト指名選手
大学生・社会人 − 1巡目：篠田純平 / 3巡目：小窪哲也 / 4巡目：松山竜平
高校生 − 1巡目：安部友裕 / 3巡目：丸佳浩 / 4巡目：中村憲
育成選手 - 1巡目：山内敬太