本田昌毅
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本田 昌毅（ほんだ まさき、1970年5月30日- ）は、日本の医師で、タレント [1]である。宮城県仙台市出身。
2007年から2008年にかけて、大相撲・横綱の診療、及び自身の婚約騒動に関連して日本国内での耳目を集めた。
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[編集] 人物
1997年、昭和大学医学部を卒業し、同年より東北大学医学部精神科にて約1年間研修。1999年からは「神奈川美容外科」、「品川クリニック」といった美容外科チェーンに勤務。2001年からは山形県の尾花沢病院[2]でも診療した。包茎手術専門医院である東京ノーストクリニック[3]等での院長職を経て、2005年2月、美容外科医院「沖縄本田ヒルズタワークリニック」（那覇市）、同5月には精神科「本田メンタルクリニック[4]」（東京都港区、美容外科に併設）を開院した。
現在まで、日本国内で複数の美容外科を経営するほか、2006年には中国・大連に「日本莱威美顔美体有限公司」を開設している[5]。
[編集] 鉄道事故に関する発言
2005年のJR福知山線脱線事故に関連して、事故を起こした電車の運転士に対する診断を、当人との面識がないにも関わらず公言した。
同年5月、国土交通省で記者会見した本田は、「事故を起こした運転士の性格が真面目で、鬱病の傾向が生じていた」との独自の見解を記者らに対して示した。これは医師法が禁止する無診察診療であることに加え、その会見の当日が自身の医院の開院日であったために、売名、宣伝行為であると批判された[6]。
[編集] 横綱の診療
2007年8月、仮病疑惑が持たれていた大相撲の横綱・朝青龍を「心療内科医」との肩書きで往診、「神経衰弱および抑うつ状態」であるとし、「本人にとって最高の環境で療養すべき」と付記した診断書を発行した[7]。
この診断に対して、精神科医学会からは「美容・形成外科が専門の医師によるものであり、疑問である」との批判が多く起こった。精神科医で医学博士の小田晋、同じく和田秀樹らは、「そもそも『神経衰弱』という用語自体、今日医学的に用いられている診断名ではない」との疑義を呈した[8]。
その後、朝青龍は日本相撲協会が紹介した精神科医の診察により「解離性障害」との再診断を得ている。
[編集] 私生活
仙台市と東京都内に自宅マンションがあり、英国車アストンマーチン・ ヴァンテージ（4,550万円）やドイツの改造車アルピナといった超高級車を多数所有している[9]。また、腕時計を趣味としており、スイスの時計職人アントワーヌ・プレジウソの作品などを収集している[9]。
2007年3月、友人で歌手の郷ひろみらと訪れた東京都内の飲食店でタレントの王理恵と知りあい、交際を始めた[10]。同年12月、2008年元旦に入籍、同年1月に披露宴を行う旨が報道され[11]、王は再々婚、本田は再婚となる予定であった[11]。同10日から14日までの間、婚前旅行として、王の父である王貞治に同行して共にハワイに滞在した[12]ものの、同25日、王が東京のフジテレビで記者会見し、結婚・入籍を無期限の延期としたことが発表された。この会見で王は、ハワイからの帰国便の機内で本田について書かれた週刊誌を読んだ直後に「（結婚を）延期ということにできないか」と翻意を示したとした[13][14]。一方本田は同26日にテレビ番組「ワイド!スクランブル」」（テレビ朝日）に出演し、「僕は彼女を愛しています」「習慣の違いとか、例えば、おそばを食べる時に音を立てないようにするとか、直します」と語った[15]。
本田は2001年、性的関係を持った患者女性から、「一方的な別れ話で、摂食障害になった」として慰謝料請求訴訟を起こされ、後に和解している[16]。
[編集] 著作
- 「 “うつ” の夜明け - 精神科医からあなたへ 」（文芸社、2006年）
- 「朝青龍から笑顔が消えた本当の理由」（双葉社、2008年） - 2008年1月に行われた出版会見では、王理恵による結婚延期の理由のひとつが「（本田が）蕎麦を音を立てて食べる」とされていたことから、会見場に納豆・とろろ入りの蕎麦が用意された[17]。
[編集] 参考
- ^ マネジメント会社に所属し、2008年2月にはテレビドラマへの出演が決定している （2008年1月30日報道）
- ^ 尾花沢病院ホームページ
- ^ 東京ノーストクリニック
- ^ 本田メンタルクリニック
- ^ 本田昌毅プロフィール 本田六本木クリニック
- ^ 『週刊新潮』 2005年5月26日号
- ^ 朝青龍「心」の診断結果は「うつ寸前」 『スポーツニッポン』 2007年8月6日
- ^ 朝青龍診断医は包茎クリニックだった…本人直撃！ 『ZAKZAK』 2007年8月6日
- ^ a b オーナー訪問 No.13 本田昌毅さんのアルピナ 『All About』 2006年6月30日
- ^ 王監督二女と朝青龍主治医の出会いに一役の意外な人物 『ZAKZAK』 2007年12月10日
- ^ a b 『日刊スポーツ』 2007年12月9日
- ^ 王理恵さん会見、本田氏女性関係で溝 『スポーツニッポン』 2007年12月26日
- ^ 「お互いを見極めたい」王理恵さん、本田氏との入籍を無期延期 『サンスポ .com』 2007年12月26日
- ^ 王理恵さん“前向き”延期も歯切れ悪く… 『スポーツ報知』 2007年12月26日
- ^ 王理恵さんと結婚延期も…本田医師「僕は愛しています」 『産経ニュース』 2007年12月27日
- ^ 『週刊新潮』 2007年8月16・23日号
- ^ 公開ラブコールのはずが…本田医師、そば生試食を土壇場拒否 『サンスポ.COM』 2008年1月30日
[編集] 関連項目
- 加藤鷹 - 本田クリニックのイメージキャラクターを務めるAV男優
[編集] 外部リンク
- 本田ヒルズタワークリニック （公式サイト）
- [1] （公式サイト）
