日拓ホーム
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日拓ホーム(にったく- )とは、不動産開発(所有・賃貸・管理)、貸ビル業とパチンコホール(パチスロ専業店を含む)とゲームセンターを展開している企業。1965年創業。
レジャーアミューズメント部門のパチンコホール「エスパス日拓」16店舗・パチスロ「スロットクラブ日拓」6店舗・ゲームセンター「GAME エスパス日拓」2店舗の運営等を手がけることで知られる。かつて1973年の1年間のみ、プロ野球球団を所有していた。
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[編集] 概要
日拓ホーム株式会社は、不動産開発企業として1965年設立。不動産業としては中クラスの規模で、一般的には認知度の低い企業であったが、1973年に東映が所有していたプロ野球球団・東映フライヤーズを突如買収してマスメディアで「日拓ホーム」の企業名が報道され広く世間に知られることになる。
話題を集めた球団買収からわずか10ヵ月後には、日本ハムに球団を売却し、1976年からパチンコホール事業に進出。以後首都圏を中心に大規模大型店の出店を続け、バブル崩壊後の銀行の支店統廃合で一等地の空き物件が多く出た1990年代に大都市の一等地へも積極的に出店、事業規模を拡大させた。
グループ総売上高は約1845億円(2006年)。
[編集] 沿革
- 1965年 - 不動産開発企業として創業。
- 1973年 - 東映からプロ野球球団買収(2月)。日拓ホームフライヤーズ(通称日拓ホーム、日拓)としてプロ野球に参入。
- 1973年 - 球団を日本ハムに売却(11月)
- 1976年 - パチンコ・ホール運営事業へ進出。
- 1997年 - パチスロ・スロット専門独立店舗出店。
- 2004年 - ゲームセンター独立店舗出店(パチンコホールからの転換店舗)。
[編集] 会社概要
[編集] 関連会社
- 日拓不動産株式会社
- 日拓リアルエステート株式会社
[編集] 主な事業内容
- 不動産の開発・管理・所有
- 貸しビル業
- パチンコ店・ゲームセンター事業
[編集] 関連項目
- パチンコ
- パチスロ
- ゲームセンター
- 日拓ホームフライヤーズ - プロ野球再編問題 (1973年)
- 神田うの(西村拓郎社長の夫人)