待兼山
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待兼山 | |
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待兼山を西から登る阪大坂 |
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標高 | 76.9 m |
位置 | 北緯34度48分東経135度27分 |
所在地 | 大阪府豊中市 |
山系 | 千里丘陵 |
待兼山(まちかねやま)は、大阪府豊中市・池田市・箕面市にまたがる千里丘陵の山。「待兼山町」として豊中市の地名にもなっており、その面積の大半を大阪大学豊中キャンパスが占める。
目次 |
[編集] 概要
- 古くは歌枕ともなった由緒ある山。『枕草子』の「山は」の項にもその名が登場する。
- 現在、山上に大阪大学豊中キャンパスが立地することから、「待兼山」と言えば阪大の代名詞となっている。また1964年(昭和39年)、学内工事現場から出土したワニの化石「マチカネワニ」でも有名。
- 山頂付近には、大正天皇の行幸を記念した石碑が立っている。
- 阪大と中国自動車道をはさんで南東に位置する正安寺は、「待兼山」を山号とする。
- 細川益男が所有する競走馬の冠名にも「マチカネ」として採用されている(細川が阪大の前身、旧制浪速高等学校卒であることから)。
- この山で生活する野良猫を、マチカネワニにちなんで、俗に「マチカネネコ」や「マチカネコ」と呼ぶ。
[編集] 関連記事
- 大阪大学
- 阪大坂(池田市石橋からの道)
- 浪速高等学校 (旧制)
[編集] 交通アクセス
- 大阪高速鉄道大阪モノレール線 柴原駅
- 阪急電鉄宝塚線 石橋駅
- 大阪府道2号大阪中央環状線(中環)
- 中国自動車道中国豊中IC
- 大阪国際空港