川上未映子
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川上 未映子（かわかみ みえこ、1976年8月29日 -、本名：岡本 三枝子（旧姓・川上））は、日本のミュージシャン、文筆家、小説家。自称、文筆歌手。 関西弁を用いたリズムある文体が特徴で、自我をテーマとした作品が多い。永井均に影響を受けたと語っている[1]。弟はラグビー選手の川上利明。
目次 |
[編集] 経歴
- 1976年8月29日、大阪府京橋に生まれる。
- 大阪市立菫中学校、大阪市立工芸高等学校卒業。
- 日本大学通信教育部哲学科に在籍していた。
- 2002年にビクターエンタテインメントより川上三枝子でデビュー・アルバム『うちにかえろう～Free Flowers～』を発表、その後、未映子として音楽活動を行う。
- 2004年に初アルバム『夢みる機械』を発表。
- 2005年にセルフプロデュースアルバム『頭の中と世界の結婚』を発売。『ユリイカ』に自ら売り込みをかけ、詩が掲載される。
- 2006年に所属レコード会社の担当者（当時）と結婚[2]。『WB』vol.07に「感じる専門家採用試験」を発表。
- 2007年
- 2008年、『乳と卵(ちちとらん)』で第138回芥川龍之介賞を受賞。受賞の際の感想の言葉は「めさんこ、うれしい」、「めっちゃ、うれしい」。母への連絡の言葉は「お母さん、芥川賞取ったでぇ。ほんま。ありがとぉ」。3月、第1回 （池田晶子記念）わたくし、つまりnobody賞を受賞。
[編集] 人物
- 好きな食べ物は春雨で、「あらゆるものの中で一番好き」と語るほどの大好物である。特に好きなのはタイ料理のヤムウンセンで、自分でも作れるという[3]。
- 長所は短時間で集中できるところで、短所は集中力が長続きしないこと[3]。
[編集] 著書
[編集] 小説
[編集] 単行本
- わたくし率 イン 歯ー、または世界（2007年7月27日、講談社、ISBN 9784062142137）
- 乳と卵（2008年2月、文藝春秋）
[編集] 単行本未収録作品
[編集] 随筆・散文集
- そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります（2006年12月1日、ヒヨコ舎、ISBN 9784434086366）
[編集] 詩集
- 先端で、さすわ さされるわ そらええわ (2008年1月5日、青土社、ISBN 9784791763894)
- 先端で、さすわさされるわそらええわ
- 少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ
- ちょっきん、なー
- 彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ
- 象の目を焼いても焼いても
- 告白室の保存
- 夜の目硝子
[編集] 対談
- 川上未映子の対談だぜ!（『WB』WASEDA bungaku FreePaper連載中、vol.11_2007_autumn - ）
[編集] ディスコグラフィ
[編集] アルバム
- 夢みる機械（2004年）
- 頭の中と世界の結婚（2005年）
[編集] シングル
- 瞳バイブレイション（2003年）
- はつ恋（2004年）
- 悲しみを撃つ手（2005年）
[編集] ラジオ出演
- MAGICAL STREAM（FM京都、毎週火曜日、2004年7月 - 2005年12月）
- ナニワ音楽ショウ（毎日放送、毎週火曜日、2006年4月 - 2007年3月）
- 川上未映子のオールナイトニッポン（ニッポン放送、2008年3月3日）
- オールナイトニッポン クリエイターズナイト（ニッポン放送、毎月第1金曜日、2008年5月 - ）
[編集] 舞台出演
- 『女中たち』（2006年）
[編集] 脚注
- ^ 2008年1月16日放送分のフジテレビ系『情報プレゼンター とくダネ!』内のコーナー・『得もり!』にて
- ^ 女性シンガー川上未映子さんが芥川賞（社会）
- ^ a b 2008年4月号「日経エンタテインメント!」（日経BP社）でのインタビューより
[編集] 外部リンク
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