安芸郡 (広島県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
安芸郡(あきぐん)は広島県にある郡の一つである。現在は海田町・熊野町・坂町・府中町の4町で構成されている。
人口118,177人、面積73.55km²、人口密度1,610人/km²。(2008年4月1日、推計人口)
[編集] 安芸郡に属していた町村(1889年の市町村制施行当時)
- 海田市町(かいたいちまち)
- 牛田村(うしたむら)
- 江田島村(えたじまむら)
- 大屋村(おおやむら)
- 奥海田村(おくかいたむら)
- 蒲刈島村(かまがりじまむら)
- 上瀬野村(かみせのむら)
- 熊野村(くまのむら)
- 倉橋島村(くらはしじまむら)
- 警固屋村(けごやむら)
- 坂村(さかむら)
- 下瀬野村(しもせのむら)
- 瀬戸島村(せとじまむら)
- 荘山田村(そうやまだむら)
- 渡子島村(とのこしまむら)
- 中野村(なかのむら)
- 中山村(なかやまむら)
- 仁保島村(にほしまむら)
- 温品村(ぬくしなむら)
- 畑賀村(はたかむら)
- 府中村(ふちゅうむら)
- 船越村(ふなこしむら)
- 戸坂村(へさかむら)
- 本庄村(ほんじょうむら)
- 宮原村(みやはらむら)
- 矢賀村(やがむら)
- 焼山村(やけやまむら)
- 矢野村(やのむら)
- 吉浦村(よしうらむら)
- 和庄村(わしょうむら)
(以上1町29村)
[編集] 沿革
- 1889年4月1日 市町村制施行。当時の町村数は1町29村。
- 1891年7月27日 蒲刈島村が上蒲刈島村(上蒲刈島のうちの大浦・田戸・宮盛)と下蒲刈島村(上蒲刈島のうちの向浦と下蒲刈島全域)に分割される(1町30村)。
- 1892年9月1日 和庄村が町制施行して和庄町になる(2町29村)。
- 1902年4月1日 吉浦村から二川町が分離する(3町29村)。
- 1902年10月1日 二川・和庄両町及び荘山田・宮原両村が合併(新設合併)して呉市が成立する(1町27村)。
- 1904年9月15日 広島市が仁保島村宇品を編入する。
- 1906年1月1日 瀬戸島村が村名改称の上町制施行し、音戸町になる(2町26村)。
- 1906年6月1日 警固屋村が町制施行して警固屋町になる(3町25村)。
- 1916年2月11日 吉浦村が町制施行して吉浦町になる(4町24村)。
- 1917年8月31日 仁保島村が仁保村と改称。
- 1917年10月1日 矢野村が町制施行して矢野町になる(5町23村)。
- 1918年10月1日 熊野村が町制施行して熊野町になる(6町22村)。
- 1925年2月1日 江田島村が佐伯郡津久茂村を編入する。
- 1928年4月1日 呉市が警固屋・吉浦両町及び賀茂郡阿賀町を編入する(4町22村)。
- 1928年11月1日 船越村が町制施行して船越町になる(5町21村)。
- 1929年4月1日 広島市が牛田・仁保・矢賀各村を編入する(5町18村)。
- 1931年4月1日 熊野町が本庄村のうちの川角・平谷を編入する。
- 1931年4月1日 焼山村と本庄村(川角・平谷を除く)が合併(新設合併)して昭和村が成立する(5町17村)。
- 1931年4月1日 上瀬野・下瀬野両村が合併(新設合併)して瀬野村が成立する(5町16村)。
- 1932年4月1日 音戸町と渡子島村が合併(新設合併)して音戸町になる(5町15村)。
- 1937年1月1日 府中村が町制施行して府中町になる(6町14村)。
- 1947年8月1日 下蒲刈島村向浦が分離して向村になる(6町15村)。
- 1950年8月1日 坂村が町制施行して坂町になる(7町14村)。
- 1951年3月1日 熊野跡村の所属郡が賀茂郡から安芸郡に異動する(7町15村)。
- 1951年10月1日 江田島村が町制施行して江田島町になる(8町14村)。
- 1951年11月3日 大屋村が村名改称の上町制施行して天応町になる(9町13村)。
- 1952年6月1日 奥海田村が村名改称の上町制施行して東海田町になる(10町12村)。
- 1952年6月1日 倉橋島村が村名改称の上町制施行して倉橋町になる(11町11村)。
- 1955年4月1日 広島市が戸坂村を編入する(11町10村)。
- 1956年3月31日 温品村と安佐郡福木村が合併(新設合併)して安芸町が成立する(12町9村)。
- 1956年4月1日 広島市が中山村を編入する(12町8村)。
- 1956年9月30日 瀬野・中野・畑賀各村が合併(新設合併)して瀬野川町が成立する(13町5村)。
- 1956年9月30日 海田市・東海田両町が合併(新設合併)して海田町が成立する(12町5村)。
- 1956年9月30日 上蒲刈島・向両村が合併(新設合併)して蒲刈町が成立する(13町3村)。
- 1956年10月1日 呉市が天応町及び昭和村、賀茂郡郷原村を編入する(12町2村)。
- 1962年1月1日 下蒲刈島村が村名改称の上町制施行して下蒲刈町になる(13町1村)。
- 1973年3月20日 広島市が瀬野川町及び安佐郡高陽・佐東・安古市各町を編入する(12町1村)。
- 1974年11月1日 広島市が安芸町及び熊野跡村を編入する(11町)。
- 1975年3月20日 広島市が船越町及び矢野町を編入する(9町)。
- 2003年4月1日 呉市が下蒲刈町を編入する(8町)。
- 2004年11月1日 江田島町と佐伯郡大柿・沖美・能美各町が合併(新設合併)して江田島市が成立する(7町)。
- 2005年3月20日 呉市が音戸・蒲刈・倉橋各町及び豊田郡豊浜・安浦・豊各町を編入する(4町)。