大島義昌
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| 大島 義昌 | |
|---|---|
| 1850年9月20日 - 1926年4月10日 | |
| 生誕地 | 長州藩 |
| 所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
| 軍歴 | 1871 - 1920 |
| 最終階級 | 陸軍大将 |
| 部隊 | 歩兵第4連隊 |
| 指揮 | 歩兵第8連隊第1大隊 仙台鎮台歩兵第5連隊・同参謀心得 東京鎮台（第1師団）参謀長 歩兵第9旅団 対馬警備隊 第3師団 関東都督・軍事参議官 |
| 戦闘 | 西南戦争 東学党の乱・日清戦争 日清戦争 |
| 賞罰 | 正二位・勲一等旭日桐花大綬章 功二級・子爵 |
大島 義昌（おおしま よしまさ、嘉永3年8月15日 (旧暦)（1850年9月20日） - 大正15年（1926年）4月10日）は、日本の武士･長州藩士､陸軍軍人。関東都督、軍事参議官、第3師団長等を歴任する。官位は陸軍大将正二位勲一等功二級子爵。安倍晋三元首相は子孫の一人である。
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[編集] 経歴
1870年（明治3年）4月に大阪青年学校生徒となり、1871年（明治4年）8月陸軍少尉心得に任官され、歩兵第4連隊付を命ぜられる。同年中に中尉心得・大尉と進み、1873年（明治6年）5月歩兵第1連隊大隊長を経て1877年（明治10年）の西南戦争では陸軍少佐・歩兵第8連隊第1大隊長として出征する。
戦後中部監軍部参謀、仙台鎮台歩兵第5連隊長・同鎮台参謀長心得等の後1886年（明治19年）4月陸軍大佐に就任する。1887年（明治20年）6月東京鎮台参謀長に就任し、1888年（明治21年）5月に東京鎮台が第1師団に改編されるとそのまま第1師団参謀長に就任する。
1891年（明治24年）には陸軍少将に進み歩兵第9旅団長に任命される。1894年（明治27年）6月東学党の乱が発端となる朝鮮出兵に派遣され、続く日清戦争では第1軍隷下に移り参戦する。この時の功により1895年（明治28年）8月男爵を授けられ華族に列せられる。対馬警備隊司令官の後1898年（明治31年）2月陸軍中将・第3師団長に任命される。
第3師団長のとき日露戦争が起こりこれに出征する。戦後陸軍大将に進み新設の関東都督に就任する。1907年（明治40年）には子爵に陞爵し、1911年（明治44年）9月から軍事参議官を兼ねた。1912年（明治45年）4月に関東都督を福島安正と代わり、改めて軍事参議官を補される。同6月勲一等旭日桐花大綬章受章。1915年（大正4年）8月後備役に編入され、1920年（大正9年）4月退役する。
嗣子陸太郎は陸軍少将に進む。2人の娘はそれぞれ駐フランス大使・駐ドイツ大使長岡春一、陸軍軍医監本堂恒次郎に嫁ぐ。
[編集] 系譜
（元首相） 吉田茂━━桜子 ┃ 吉田祥朔 ┃ ┃ ┃ ┣━━━吉田寛 ┃ ┏さわ ┃ ┣佐藤寛造 佐藤信寛━━佐藤信彦━┫ ┣佐藤松介 ┃ ┗茂世 ┏━佐藤市郎 ┃ ┃ ┣━━╋━岸信介━━━┳岸信和 ┃ ┃（元首相） ┃ ┏岸秀助┗━佐藤栄作 ┗洋子 ┃ （元首相） ┃ 岸要蔵━┫ ┃ ┏安倍寛信 ┃ ┃ ┃ ┗岸信政━良子 ┃ ┃ ┣━━╋安倍晋三 大島義昌━秀子 ┃ ┃（元首相） ┃ ┃ ┃ 本堂恒次郎━静子 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗岸信夫 ┣━━━━安倍晋太郎 ┃ 安倍慎太郎……安倍彪助━安倍寛
[編集] 関連項目
- 安倍晋三（首相） - 玄孫
