夢回帰線
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夢回帰線 | ||
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さだまさし の LP CD | ||
リリース | 1987年7月25日 | |
ジャンル | ニューミュージック | |
レーベル | フリーフライト | |
プロデュース | さだまさし | |
チャート最高順位 | ||
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さだまさし 年表 | ||
自分症候群 (1986年) |
夢回帰線 (1987年) |
風待通りの人々 (1988年) |
『夢回帰線』(ゆめかいきせん)はシンガーソングライターさだまさしの1987年7月25日発表のソロ12枚目のオリジナル・アルバムである。
目次 |
[編集] アルバムの概要
「音楽の世界旅行」と銘打ち、世界各地を題材にした楽曲で構成されている。サウンド的にも、それまでのさだまさしとはやや違うものになっている。1990年には続編の『夢回帰線II』が制作されている。
[編集] 収録曲
()内は歌の舞台(はっきりと分かるもののみ)
- バニヤン樹に白い月 ~LAHAINA SUNSET~ (マウイ島・ラハイナ)
- リゾート地での解放感、恋を描いた作品。
- 6ヶ月の遅刻 ~マリナ・デル・レイ~(ロサンゼルス近郊)
- アルバム『ADVANTAGE』(1985年)収録の「渚にて」のライナー・ノートを基にした楽曲。舞台は北米最大のヨットハーバー「マリナ・デル・レイ」。「長崎BREEZE」(『自分症候群』収録)へのアンサーソング。
- pineapple hill (マウイ島)
- 恋人と別れ、別の男性と結婚する女性の心理と思い出を描いた曲。
- シ バス パラ チリ ~もしチリへ行くなら~ (チリ・パタゴニア地方)
- 故郷を離れた男性の、未だに忘れる事の出来ない故郷と恋人への気持ちを伝えて欲しいと願う心理を表現した曲。なおクレジットには作詩さだまさしと表記されているが、原曲の歌詞を意訳したものに近い。
- 男は大きな河になれ ~モルダウより~
- 映画『次郎物語』主題歌。曲はベドルジハ・スメタナの連作交響詩『我が祖国』の第2曲「モルダウ(ヴルタヴァ)」の主題である。映画全体のテーマにこの曲を選んだために、これを上回る自作を作るのは無理だと判断し、「不遜は承知」でスメタナの曲に詩を添え旋律を日本風に改変する形をとることにしたもの。
- 時差(タイムラグ)~蒼空に25¢~
- 回転木馬
- 離婚した男が、一日だけ娘と一緒に会った日を描いた作品。
- 東京 (羽田空港)
- 空港での別れを、東京出身の恋人と別れて帰郷する男の立場から描いた作品。
- 風に立つライオン (ナイロビ)
- アフリカで医療活動に従事する日本人医師が、かつての恋人の結婚報告に対する返事を書く、という形で人の生と死、日本への疑問を描いた作品。実在の医師である宮崎医科大学の柴田紘一郎(後に宮崎県立日南病院の院長)の若き日をモデルにしている。コンサートのエンディングに使われることも多く、ファンの間では支持が根強い楽曲である。1990年の第41回NHK紅白歌合戦出場曲。
- 後にシングルカットされた。長い楽曲であるため12インチシングルレコードとしてリリースされ、カップリング曲は2曲(「道(はないちもんめ)」と「遠い祭」)収録された。やや遅れてCDシングルとしてもリリースされたが、こちらのカップリング曲は『うつろひ』収録の「黄昏迄」であった。沢知恵がアルバム『いいうたいろいろ2』の中でカバーしている。
[編集] 注訳
- 以下の作品以外は全て作詩[1]・作曲:さだまさし
- 「シ バス パラ チリ」作曲:FARO CHITO
- 「男は大きな河になれ」作曲:スメタナ、補作曲:さだまさし
- 「風に立つライオン」間奏・エンディング使用曲「アメイジング・グレイス」
- 編曲
- 6曲目「時差」以降がB面。
[編集] 参加した主なミュージシャン
ほか
[編集] 脚注
- ^ さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。
この「夢回帰線」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(P:音楽/PJアルバム) |