名古屋明徳短期大学
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名古屋明徳短期大学(なごやめいとくたんきだいがく 英称:Nagoya Meitoku Junior College)とは、かつて愛知県東海市にあった私立短期大学。女子短大だった。
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[編集] 沿革
- 1989年 名古屋明徳短期大学開学。
- 英語科
- 1993年 国際文化科を増設。当初の在学者数は160人。
- 1995年 専攻科を設置。
- 英語専攻
- 国際文化専攻
- 2001年度をもって募集を終了。翌年度より星城大学に転換。
[編集] 運営主体
- 学校法人名古屋石田学園
[編集] 歴代学長
- 高橋令二
- 織田晃
[編集] 学科
- 英語科:英語専門科目を中心に学修し、｢英語直読直解｣･｢オーラルイングリッシュ｣･｢異文化理解｣･｢英文学｣･｢米文学｣･｢英語学｣など英語力や異文化理解の強化に努めることをねらいとした英語アカデミックコース、総合教養科目を中心とした学修を行なうことで幅広い教養と知識を身につける教養ベーシックコース、｢情報処理｣･｢ビジネス実務｣など実務専門科目を中心に学ぶことで実社会に必要な教養を身につける実用ビジネスコースからなっていた。修業年限は昼間部2年制で入学定員は180 名となっていた。
- 国際文化科:特定地域の文化と語学を修得することで心と心で理解し合える真の国際人を育成するというねらいから設置された学科で、｢考古学｣･｢日本文化論｣･｢東洋文化論｣･｢日本史｣･｢文化人類学｣などの教養系に近い科目のほか｢ホテル事業概論｣･｢観光学概論｣などの観光系科目もあった。日本文化、東洋文化、西洋文化の各コースからなり、選択するコースによって様々な外国での異文化研究を体験することも可能だった。修業年限は昼間部2年制で入学定員は135 名となっていた。
[編集] 専攻科
- 英語専攻:英語系の短期大学卒業者を対象に英米の文学や文化などをより一層深く学ぶひとのために設けられた。修業年限は昼間部2年制で学位授与機構認定だった。
- 国際文化専攻:短期大学卒業者を対象に、地域文化や諸外国の文化理解を深めるために設けられた課程。修業年限は昼間部2年制で学位授与機構に認定されていた。
[編集] 取得資格･免許状
- 専攻科
- 中学校教諭及び高等学校教諭一種免許状･文学士:英語専攻科修了時、学位授与機構に合格することが条件とされていた。
- 博物館学芸員資格･教養学士:国際文化専攻修了時、学位授与機構に合格することが条件とされていた。
[編集] 一般教育科目
[編集] 当短期大学で活躍していた教員
- 教授
- 小林康男:｢英米文学概論｣や｢リカレントイングリッシュ｣などの科目を担当していた。
- 中島英司:｢哲学｣･｢フランス語｣などを担当。
- 前田俊子:｢地域文化研究｣･｢文化人類学｣･｢ジェンダー論｣などを担当。
- 助教授
- 森川孝典:｢東洋史｣･｢東洋文学｣などを担当。
- 秋山豊:｢地域文化研究｣･｢博物館学｣･｢歴史考古学｣
- 神野真寿美:｢オーラルイングリッシュ｣･｢英語現地オリエンテーション｣
- 守屋純:｢国際関係論｣･｢西洋史｣
- 田邉三千廣:｢西洋文化論｣･｢日欧交渉史｣
- 客員教授
- 弘中弘満:｢経営学概論｣･｢簿記･会計｣
- 講師
- ほか非常勤講師数名。
[編集] 学生生活
- かつて行なわれていたイベント:新入生歓迎祭、短期大学祭、クリスマスパーティーほか
- 海外留学
- クラブ活動:ソフトボール･テニス･スキー･バレーボール･ジョギング･剣道･空手道･軽音楽･茶華道･E･S･S･コンピューターなどがあった。
[編集] かつての所在地
- 愛知県東海市富貴ノ台2-172
[編集] 参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修･各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『名古屋明徳短期大学』入学案内小冊子
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
