合衆国領有小離島
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合衆国領有小離島(がっしゅうこく りょうゆう しょうりとう、United States Minor Outlying Islands) とは、ISO 3166-1、JIS X 0304によって定義されている、アメリカ合衆国が領有する島々を総称した名である。
日本ではアメリカ領太平洋諸島、合衆国領太平洋諸島などと呼ぶこともあるが、各地に散在する島々の総称であって諸島ではなく、またそもそも太平洋上にはない島も含まれるため、この表現は必ずしも適切とはいえない。
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[編集] 名称
合衆国領有小離島には以下の島が含まれる。
なお、すべての合衆国領有小離島のISO 3166-1コードは、2レターコードで UM、3レターコードでは UMI と定められている。
[編集] 地理
合衆国領有小離島のうち、合衆国憲法が定める市民の権利や義務などが完全に適用される「合衆国編入領域」となっているのはパルミラ環礁のみで、ほかはすべてが「合衆国未編入領域」である。
人口は、通年平均でウェーク島で75人以上[1]、パルミラ環礁で20人前後[2]、ミッドウェー環礁で40人前後[2]で、そのほとんどが合衆国の政府または軍関係者である。ジョンストン環礁にも近年まで1100人前後の軍関係者がいたが、2005年に総員が退去している[2]。そのほかの島は無人島、または公には住民が存在しない島である。
[編集] 関連項目
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