台北松山空港
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台北松山空港 | |||
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IATA:TSA - ICAO:RCSS | |||
概略 | |||
空港種別 | 官民供用 | ||
運営者 | 交通部民用航空局 国防部 |
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開港日 | 1950年4月16日 | ||
所在 | 台北市松山区 | ||
海抜 | 18ft(5m) | ||
位置 | 北緯25度04分10秒東経121度33分06秒 | ||
滑走路 | |||
方向 | スペック | 表面 | |
ILS | 全長×全幅(m) | ||
10/28 | YES | 2,605×60 | 舗装 |
台北松山空港(公式表記:台北國際航空站、Taipei Sungshan Airport。現在でも日本語では慣用的に「まつやまくうこう」と呼び習わしている)は台湾の台北市松山区にある国内線専用空港である。中華民国軍の松山基地も併設されており、軍民共用空港となっている。なお、台湾桃園国際空港からは直行バスが多く運行されている。 通称は松山機場。
目次 |
[編集] 歴史
もとは日本軍の航空基地であったが、1945年の日本による台湾統治終了とともに国民政府の管轄化となり、中華民国の国際・国内航空路線の中心的な空港となった。国際線の中でも日本線は主要なものであり、羽田空港、伊丹空港、福岡空港などを結ぶ路線があったが、1979年に国際空港として台湾桃園国際空港が開港されてからは、国内線専用となった。
- 日本統治時代 日本軍により建設される。当時、内地の間に定期便が運行されていた。
- 1950年 民間空港として開港。
- 1979年 中正国際空港(現台湾桃園国際空港)開港により、国内線専用空港となる。なお、「国際航空站」の名前は今に至る。
[編集] 就航航空会社
- 華信航空 チャイナエアライン(中華航空)の子会社
- 復興航空
- 立栄航空 エバー航空(長栄航空)の子会社
[編集] 路線
台湾高速鉄道の開通で、台中、嘉義路線が運休、台南、高雄路線が減便された。
[編集] その他
現在、元台北市長馬英九や宋楚瑜親民党主席など一部の政治家は、三通政策の一環として中華人民共和国との直行便の乗り入れを提案しているが、本来国内空港である松山空港への中華人民共和国便乗り入れは、中華民国と中華人民共和国を同一国家として見なす結果となりかねないため、台湾独立・中華民国の主権問題に深く関わるとして慎重に議論が行われている。
[編集] 金融機関
- 兆豊国際商業銀行松山機場分行(1階西側)
[編集] 郵便局
- 台湾郵政松山機場郵局(1階西側)
[編集] 外部リンク
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