加藤克明
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加藤 克明(かとう かつあき 1964年9月5日 - )は第4代週刊ファミ通編集長、ファミ通野球部エース、ファミ部名誉顧問である。ペンネームはバカタール加藤。入社2、3年で伸ばすようになったヒゲとメガネ、そして鼻に赤ペンを突っ込んだスタイル、通称・鼻ペンがトレードマーク。身長175cm、体重70kg(2004年時点)。尊敬するアーティストはジェフ・ベック。趣味はギター演奏、草野球。以前の似顔絵は左利き用のグラブやギターを一緒に描くなど利き手を強調していた。既婚。
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[編集] 経歴
1990年にアスキー入社。ファミ通編集部に入るも雑誌編集はまったくの素人だったため、浜村通信から「なんでもいいから分厚い本を読め」というアドバイスを受け、浜村通信の机にあった知恵蔵を数日で読破する。その後、雑用をしながら編集の仕事を覚えていく。初めての担当は福田有宵の開運占いコーナーだった。当初のペンネームは「カトちゃん」「ライバル加藤」だったが、1992年6月12日号のゲームバトルロイヤルという記事をきっかけにバカタール加藤に統一される。1995年1月、チームの中心となり企画などを進めていく班長に昇進、その後デスクに。1995年末の1996年1月5・12日号から連載開始となった「バカタール総合研究所」を始めとして、数々のおバカなタイトルや内容の企画記事を多く送り出した。1997年4月に副編集長就任。2000年4月、ファミ通64+(現・ファミ通DS+Wii)の編集長に就任しファミ通編集部を離れる。2001年4月に前年のエンターブレイン設立に伴う浜村通信の社長業就任により、編集長代理として復帰。2002年より正式にファミ通編集長となる。
[編集] バカターリズム
[編集] アバタール
1992年8月14日号の企画記事「アバタールへの道」で加藤が扮したキャラクター。由来はウルティマに登場するキャラクターから(余談だが、ペンネームの由来はこのアバタールをもじったもの)。ヒゲと杖と月桂冠が必需品であった。1993年12月12日号誌上では渋谷スクランブル交差点のど真ん中にこたつを置いて撮影した記事を掲載した。以後も数々のバカ企画に登場した。
[編集] バカタール総合研究所
通称・バカ総研。加藤が気になったことを取り上げて独自に研究し、その成果を発表するというコーナー。内容はとにかくおバカなネタばかりであり、バカタール加藤の真骨頂であり代名詞的なコーナーであった。その中のひとつ「おた博」はアンケートハガキのメッセージ欄に書かれた内容を掲載する企画であり、バカ総研が終了した現在も不定期で開催される人気コーナーとなった。
[編集] ゲームとのコラボ出演
- がんばれゴエモン東海道中〜東海道中 大江戸天狗り返しの巻〜(2006年、コナミ) - 傑作選!がんばれゴエモン ゆき姫とマッギネスをDSに差し込むとボスキャラとして登場。
- モンスターファームDS(2007年、テクモ) - ファルコ種のレアで登場(上に「通」と書いてある)。「アゴのおひげがダンディなおじさまファルコがモンスターファームにとうじょうだ!どんなテツヤだってへいきだぞ」と書かれている。
- フォークスソウル - フォークスとして登場。赤ペンを鼻にさした巨大な首が回転しながら周囲にペンを突き刺すシュールな攻撃をする。
[編集] 外部リンク
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