八田駅
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八田駅 | |
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はった - Hatta | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(駅詳細) 名古屋市交通局(駅詳細) |
所在地 | 名古屋市中村区・中川区八田町 |
乗換 | 近鉄八田駅(近鉄名古屋線) |
八田駅(はったえき)は、愛知県名古屋市中村区・中川区八田町にある東海旅客鉄道(JR東海)と名古屋市交通局の駅である。近くに近畿日本鉄道(近鉄)の近鉄八田駅があり、乗り換えが可能である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
- 東海旅客鉄道
- 名古屋市交通局
- 名古屋市営地下鉄東山線 駅番号はH02。
[編集] 駅構造
[編集] JR東海
JR 八田駅 | |
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JR八田駅舎 |
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はった - Hatta | |
◄名古屋 (3.8km)
(3.7km) 春田►
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所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 関西本線 |
キロ程 | 3.8km(名古屋起点) |
電報略号 | ハタ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,116人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1918年(大正7年)7月15日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
島式ホーム1面2線、単式ホーム1面1線、合計2面3線のホームを有する高架駅。路線は東西に通っており、島式ホームは北側に、単式ホームは南側にある。単式ホームに隣接する路線が1番線(下り本線)、島式ホーム南側が2番線(上り中線)、北側が3番線(上り本線)となっている。
出発信号機がホーム近くにあることから、停車する列車の先頭車両はホームの端まで行かず、ホーム中央部付近に停車する。快速みえ同士が行き違いのため運転停車をする。
有人駅で、高架下の駅舎内にはみどりの窓口や自動改札機、自動券売機などが置かれている。
JRの特定都区市内制度における「名古屋市内」の駅である。
- のりば
地上駅時代の八田駅は現在より西の中川区八田本町にあった。かつてより「八田総合駅」構想があり、旧国鉄時代から名古屋市は駅の現在地への移転を求めてきたがずっと断られていた。立体交差化事業の一環としてようやく移転が実現し、3線の乗り換えの距離が短縮された。但し同じ名古屋市の「金山総合駅」に比べると遥かに規模は小さい。
地下鉄は日中でも5分間隔で運転されているが、JR線は1時間に1~2本程度しかなく(しかも停車するのは普通列車のみで、電車による快速や快速「みえ」などの優等列車は全て通過)、近鉄電車も普通列車以外は止まらない(日中は毎時3本のみ。普通電車を除いて名古屋~蟹江間はノンストップ)ため、三線の乗り換えに関して決して便利とは言えないのが現状である。
[編集] 名古屋市営地下鉄
地下鉄 八田駅 | |
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地下鉄八田駅2番口 |
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はった - Hatta | |
◄H01 高畑 (0.9km)
(1.1km) 岩塚 H03►
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駅番号 | ○ H02 |
所属事業者 | 名古屋市交通局 |
所属路線 | 名古屋市営地下鉄東山線 |
キロ程 | 0.9km(高畑起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,133人/日(降車客含まず) -2006年度- |
開業年月日 | 1982年(昭和57年)9月21日 |
島式ホーム1面2線を有する地下駅。1961年の都市計画決定では終点の予定であったが、終点は建設時に隣の高畑駅に変更された。
- のりば
[編集] 駅周辺
- 三菱重工業岩塚工場
- 八田なみき病院
- 八田フランテ館
- カーマホームセンター八田店
- 岐阜信用金庫八田支店
- 百五銀行八田支店
- 近鉄八田駅 - 近畿日本鉄道名古屋線
- 県道190号名古屋一宮線
- 県道229号八田停車場線
[編集] バス路線
- 名古屋市営バス「地下鉄八田」バス停(駅から南に徒歩10分程)
- 栄23 栄~地下鉄八田~中川車庫前
- 名古屋市営バス「八田駅」バス停(JR駅前のターミナル)
- 名古屋市営バス「並木2丁目」バス停(駅から北に10分程)
- 名駅22 名古屋駅~並木2丁目~横井町
[編集] 歴史
- 1918年(大正7年)7月15日 - 国有鉄道関西本線に、八田信号所開設。
- 1922年(大正11年)4月1日 - 八田信号場に変更。
- 1925年(大正14年)4月25日 - 専用線発着貨物の取扱いを開始。
- 1928年(昭和3年)2月1日 - 駅に昇格、八田駅が開業。一般駅。
- 1980年(昭和55年)10月1日 - 専用線発着を除く、車扱貨物の取扱いを廃止。
- 1982年(昭和57年)9月21日 - 名古屋市営地下鉄東山線の駅が開業。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄駅は東海旅客鉄道・日本貨物鉄道が継承。
- 1997年(平成9年)11月1日 - 日本貨物鉄道の駅(貨物の取扱い)が廃止。
- 2002年(平成14年)4月7日 - JR東海の駅が、名古屋方に0.5km移転、高架化。
- 2006年(平成18年)4月 - 駅南側の駅前広場およびロータリー完成。市バス、高畑13、高畑15、深夜2の3路線が乗り入れ。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
関西本線(名古屋-亀山) |
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名古屋 - 八田 - 春田 - 蟹江 - 永和 - 弥富 - 長島 - 桑名 - 朝日 - 富田 - 富田浜 - 四日市 - 南四日市 - 河原田(>>津・松阪方面) - 河曲 - 加佐登 - 井田川 - 亀山(>>加茂方面) |
名古屋市営地下鉄東山線 |
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