伊那松島運輸区
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伊那松島運輸区(いなまつしまうんゆく)とは、長野県上伊那郡箕輪町松島の伊那松島駅構内にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海鉄道事業本部管轄の運輸区で、飯田線北部の運転の中枢でもある。
旅客車は買収時は伊那電引継車が中心であったが、国鉄時代は身延線からの身延鉄道引継車や80系(これのみ豊橋機関区配置)、72系、70系、62系を除くさまざまな旧形電車が配置されていた。電気機関車は伊那電引継車のあと、ED18(1~3)/ED19(1~6)の9輌体制の時代を経て、最期はED62(1~9)が配置されていた。事業用車は旧伊那電引継車改造の木造車サハユニフ110→サエ9330→サエ9322から昭和45年にクモハ11235を改造したクモエ21009に交代している(昭和60年廃車)。以前は留置線が8本あったが、現在は6本に減少している。 昭和50年3月改正時点では、運用番号71~89(McTc)、91~92(McTgc)が割り当てられていた。
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[編集] 所属車両に記されていた略号
- 旅客車:「静ママ」・・・静岡鉄道管理局を意味する「静」と、伊那松島を意味する「ママ」(いなまつしま)から構成されていた
[編集] 沿革
- 1909年12月28日 - 伊那電車軌道松島工場として設置。
- 1943年8月1日 - 伊那電気鉄道国有化により伊那松島機関区に改称。
- 1983年7月 - 検修業務を豊橋機関区に移管。車両配置がなくなる。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東海に移管。
- 1989年3月11日 - 駒ヶ根車掌区を編入し、伊那松島運輸区に改称。
- 1994年 - 伊那松島運輸区撮影会を実施(2002年以降、伊那松島運輸区祭のみとなる)。
- 1996年4月1日 - 飯田線貨物扱い廃止に伴い、機関車の出入りが減少する。
[編集] 乗務範囲
[編集] 保存車両
- 041号が保存されている。通称「ゲタ電」。飯田線などで、イベント列車として運用されていた。静岡車両区に所属していた。