仙台市八木山動物公園

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仙台市八木山動物公園
Sendai Yagiyama Zoological Park

情報

正式名称

愛称

動物公園

前身

専門分野

総合

事業主体

仙台市

管理運営

仙台市

開園

{{{開園}}}

所在地

〒982-0801
宮城県仙台市太白区八木山本町1-43

電話

022-229-0631

■ Template:動物園

仙台市八木山動物公園（せんだいしやぎやまどうぶつこうえん）は、1965年10月に開園した仙台市立の動物園である。向かい側に遊園地の八木山ベニーランドがある。面積146,463m²。

[編集] 代表的な飼育動物

[編集] 歴史

入園者数の推移
年度	入園者数
1960	102,364
1970	505,022
1980	630,918
1990	581,922
2000	449,792
2004	460,683
2006	493,550

[編集] 仙台市立動物園

1935年（昭和10年）、花やしき（東京府東京市浅草区）が動物園を廃業する際、全ての動物を仙台市に売却した。これらの動物をもとに、1936年（昭和11年）4月1日、東北地方初の動物園として開園。場所は、広瀬川左岸の河岸段丘である仙台市花壇で、面積は2万6881m²（2.7ha）。

展示動物には、ゾウ、ライオン、ラクダ、ホッキョクグマ、シカなどがいた。観覧料は大人15銭、子供5銭、軍人10銭であった。1936年の来場者は36万7000人を越えた。

やがて太平洋戦争が始まり、敗色濃くなった1944年3月に猛獣が銃殺された。1945年7月の仙台空襲で焼失し、そのまま再建されなかった。

[編集] 子供動物園

1957年（昭和32年）10月25日、広瀬側右岸の河岸段丘上の仙台市荒巻字三居沢に開園した。1962年（昭和37年）、市は青葉山公園内にある川内追廻（引揚者住宅地）に移転する計画を立てたが、住民が居住権を盾に反対し頓挫。計画を変更して、1965年（昭和40年）に広瀬川右岸の八木山（青葉山丘陵の一部）に移転。三居沢の跡地は三居沢交通公園になった。

[編集] 八木山球場

ベーブ・ルース像

現在の動物園がある八木山は、明治時代まで越路山と呼ばれた地域の一部であったが、八木久兵衛が払い下げを受けて所有し、開発に乗り出した。1929年（昭和4年）に八木山球場が完成し、翌1930年（昭和5年）に八木山遊園地が完成した。球場では1934年（昭和9年）11月9日にベーブ・ルースがホームランを打った。八木山動物園は球場の跡地にできたもので、今も動物園の中に彼の銅像がある。

[編集] 年表

1936年　日本11番目の動物園として開園（仙台市花壇）。
1945年　仙台空襲で被災し、廃止。
1957年　子供動物園として再開（仙台市荒巻字三居沢）。
1962年　川内追廻に自然動物園として拡充移転する計画が、住民の反対により頓挫。
1963年　アジアゾウの「トシコ」が、閉鎖された大阪府堺市の動物園から来園。
1965年　新築移転（仙台市八木山）
1969年　アフリカ生態園が完成。
1983年　国際保護鳥シジュウカラガンの飼育開始。
1985年　第1回シジュウカラガン放鳥、以後毎年放鳥を実施。
1990年　アフリカゾウ来園。
1999年　アフリカ平原放飼場をリニューアル。
2002年　猛獣舎リニューアル。
2008年　マダガスカル国立チンバザザ動植物公園との協力協定締結。

[編集] アクセス

バス：仙台駅西口バスプールから乗車し、「八木山動物公園前」下車。所要時間は約25分。
- 仙台市営バス：仙台駅西口バスプール9番・11番・12番乗り場より乗車。
- 宮城交通：仙台駅西口バスプール12番乗り場より乗車。
車：駐車可能台数は約420台。駐車料金400円（全車種共通）。
（予定）2015年に仙台市地下鉄東西線・動物公園駅が開業予定。

[編集] ゴールデンウィーク中

ゴールデンウィークの5月3日・4日・5日の午前中は、仙台市都心部から当園への最短路にあたる仙台市道1342号青葉城線（仙台城本丸脇を通過する道）が一方通行規制される。
周辺道路が混雑するため、市内の青葉山観光駐車場（仙台商業高等学校の泉中央副都心移転前の校地）、宮城県スポーツセンター跡地、および、仙台市立立町小学校校庭が臨時無料駐車場として開放され、パークアンドライドが推奨される。
仙台駅近くに臨時バス停が設置され、青葉山観光駐車場などと当園との間でシャトルバスの特別運行がなされる^[1]。