ロマンチスト・エゴイスト
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ロマンチスト・エゴイスト | ||
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ポルノグラフィティ の アルバム | ||
リリース | 2000年3月8日 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | - | |
レーベル | Sony Records | |
プロデュース | 本間昭光 | |
チャート最高順位 | ||
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ポルノグラフィティ 年表 | ||
ロマンチスト・エゴイスト (2000年) |
foo? (2001年) |
『ロマンチスト・エゴイスト』は、ポルノグラフィティのファーストアルバム。
[編集] 概要
収録曲はメジャー以前に制作されたものが殆どとなっている。どの曲も「全部シングル化を目指して全力で作った曲」であるという。
歌詞カードに書かれた歌詞は、作詞を手掛けたメンバーがそれぞれの詞を手書きしたものとなっている(ただし、ak.hommaが担当したものはアキヒトが書き、スタッフはシラタマが書いている)。
初回盤はメンバーフォトポストカード封入。略称は「ロマエゴ」。
[編集] 収録曲
曲タイトルの末尾に※が付いているものは既出曲(シングル曲/カップリング曲)。
- Jazz up
- Century Lovers
- (作詞:ハルイチ、作曲/編曲:ak.homma)
- 詞のテーマは100年(世紀)と1000年の恋である。
- 当初はシングル曲としてリリース予定だったが、彼ら曰く「モーニング娘。の『LOVEマシーン』に似すぎた」ということでアルバム曲としてのリリースとなった。ベスト盤にも収録される。
- ライブではほぼ毎回披露される楽曲。2000年7月発売のシングル「ミュージック・アワー」にライブバージョンが収録された。
- LIVEでイントロ部分が長くなっており(10分近くになることがある)、観客と一体になるための時間とされている。なお、イントロの長さは固定されておらず、ボーカル昭仁のさじ加減であるため、演奏者は昭仁の合図があるまで演奏し続ける(一部のメンバーは待機)。そのため、待機組のメンバーからは「一番楽な時間」、演奏組のメンバーからは「一番盛り上がるけど、一番嫌な時間」とそれぞれ言われることがあった。
- LIVEにおいて、昭仁の呼びかけに観客が答える形式となっている。昭仁の呼びかけは、以前は「Everybody、みんなで 声出せ!」であったが、現在は「Everybody Say ?」になった。なお、観客は昭仁の呼びかけに「Fu Fu…」とファルセットで答えるが、昭仁曰く「言いにくいから似たような言葉であればなんでもいい」。
- またLIVE'RE・BODY'では、観客が「Everybody Say?」といい、昭仁らが「Fu Fu!!」と答えた。
- 阪神タイガースの関本健太郎のバッターボックスに入る時のテーマソングである「エブリバディ・セイ」は、この曲の「Everybody Say?」の部分を編集し、ポルノグラフィティ自身が提供した(関本とポルノグラフィティが友達であったため)。
- 曲中に登場する名前ディランはボブ・ディランのことであり、ジョンとはジョン・レノンのことである。
- ヒトリノ夜 ※
- (作詞:ハルイチ、作曲/編曲:ak.homma)
- 2ndシングル。メンバー曰く「もったいぶる」曲なので、ライブでの披露は少ない。
- ライオン
- (作詞:ハルイチ、作曲:シラタマ、編曲:ak.homma)
- インディーズの頃から既にあった曲で、7thシングル「ヴォイス」にライブバージョンが収録された。
- インディーズ時代にリリースした「ポルノグラフィティvsリンカーン」では「LION'」として収録されていた。
- Tamaが脱退したせいかライブで披露される回数が極端に減った。
- 憂色 ~Love is you~
- (作詞:ハルイチ、作曲/編曲:ak.homma)
- 「ゆうしょく」と読む。
- 2番サビの後の部分の歌詞は、晴一が夢の中で思い浮かんだもの。
- Heart Beat
- (作詞/作曲/編曲:ak.homma)
- この曲とマシンガントークのみak.hommaが作詞している。
- マシンガントーク
- (作詞/作曲/編曲:ak.homma)
- この曲は『ジレンマ』の次にライブで演奏されてきた曲である。
- デッサン #1
- (作詞:ハルイチ、作曲:シラタマ、編曲:ak.homma)
- アキヒトの実話をハルイチが詞にした。
- サビ部分の最高音はポルノグラフィティの楽曲において最も高いHi C音である。
- 上記のとおり高音がつづく楽曲のため、喉のことを懸念してか、メジャーデビュー後のライブでは半音さげた状態での披露が続いた。しかし、74ers新潟公演、そしてLIVE RE・BODYにおいては原曲キーで披露された。
- ハルイチのラジオにアキヒトがゲスト登場した際、当時の裏話で「大サビだけはアキヒトに書いてもらったが、あまりにも(どんな振られ方をしたんだ、と聞きたくなるほど)ひどい歌詞だったので、俺が書きなおした」とハルイチが言っていた。
- 昭仁が書いたサビは「どうか教えて 僕の何を知ってる?どうか教えて たったひとつ"セロリが嫌い"な事だけ」である。
- アポロ (New Apollo Project Version) ※
- (作詞:ハルイチ、作曲/編曲:ak.homma)
- いきなりの大ヒットとなったデビューシングル。この他にも、2004年「僕らの音楽」で演奏され、その後の「FANCLUB UNDERWORLD2」でも演奏された「アポロ'04」というボサノバ調のミディアムヴァージョン、「LOVE LOVEあいしてる」で演奏された「アポロ 広島弁ヴァージョン」が存在する。
- 最初は詩もak.hommaが担当する予定だったが、ハルイチの詩が良かったため、このあともハルイチが詩を担当することになった。
- アルバムバージョンである。シングルバージョンのイントロはロケットの発射音だが、こちらではカウントダウンではじまる。またアウトロもシングルバージョンではフェードアウトして終わるが、こちらは音が途中で途切れて終わる。
- ラビュー・ラビュー
- (作詞:ハルイチ、作曲:シラタマ、編曲:ak.homma)
- 『ライオン』同様、Tama脱退の影響からかベスト盤に収録されるも、以後のライブで一度も披露されていない。
- ラジオで弾き語りバージョンを公開した。
- ジレンマ (How To Play "didgeridoo" Version) ※
- リビドー
- ロマンチスト・エゴイスト ※
- (作詞:ハルイチ、作曲:Ryo、編曲:ak.homma)
- 作曲をしたRyo(吉俣良)とはak.homma以前のプロデューサー。
前作 | ポルノグラフィティのオリジナルアルバム | 次作 |
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foo? |
メンバー |
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現在:岡野昭仁 - 新藤晴一 旧メンバー:Tama |
シングル |
アポロ - ヒトリノ夜 - ミュージック・アワー - サウダージ - サボテン - アゲハ蝶 - ヴォイス - 幸せについて本気出して考えてみた - Mugen - 渦 - 音のない森 - メリッサ - 愛が呼ぶほうへ - ラック - シスター - 黄昏ロマンス - ネオメロドラマティック/ROLL - NaNaNa サマーガール - ジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY - ハネウマライダー - Winding Road - リンク - あなたがここにいたら - 痛い立ち位置 - ギフト |
オリジナルアルバム |
ロマンチスト・エゴイスト - foo? - 雲をも摑む民 - WORLDILLIA - THUMPx - m-CABI - ポルノグラフィティ |
ベストアルバム |
PORNO GRAFFITTI BEST RED'S - PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S |
映像作品 |
Tour 08452 〜Welcome to my heart〜 - Porno Graffitti Visual Works OPENING LAP - "BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002 - "74ers" LIVE IN OSAKA-JO HALL 2003 - 5th Anniversary Special Live "PURPLE'S" IN TOKYO TAIIKUKAN 2004 - 7th LIVE CIRCUIT "SWITCH" 2005 - 横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM - "OPEN MUSIC CABINET" LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007 - "ポルノグラフィティがやってきた" LIVE IN ZEPP TOKYO 2008 |
その他作品 |
ポルノグラフィティvsリンカーン - ポルノグラフィティのインディーズ作品 |
関連項目 |
アミューズ - SME Records - 本間昭光(ak.homma) |
この「ロマンチスト・エゴイスト」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(P:音楽/PJアルバム) |