ユリア・バクレンコ
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ユリア・バクレンコ |
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基本情報 |
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ラテン文字名 | Julia Vakulenko |
国籍 | ウクライナ→ スペイン |
出身地 | ウクライナ・ヤルタ |
居住地 | スペイン・バルセロナ |
生年月日 | 1983年7月10日(24歳) |
身長 | 183cm |
体重 | 69kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 |
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デビュー年 | 1998年 |
ツアー通算 | 0勝 |
シングルス | 0勝 |
ダブルス | 0勝 |
4大大会最高成績 |
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全豪 | 2回戦(2004・07) |
全仏 | 3回戦(2003・06) |
全英 | 2回戦(2005) |
全米 | 4回戦(2007) |
キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 32位 |
ダブルス | 136位 |
Template |
ユリア・バクレンコ(Julia Vakulenko, ウクライナ語: Юлія Вакуленко 1983年7月10日 - )は、ウクライナ・ヤルタ出身の女子プロテニス選手。自己最高位はシングルス32位、ダブルス136位。ツアー優勝はまだないが、シングルスでの準優勝が1度ある。身長183cm、体重69kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
1998年、プロ入りと共にスペインに居を移したバクレンコはキプロスのマルコス・バグダティスも教えを受けたフランス、モウラトグロー・テニス・アカデミーに入学、指導を受けるものの中々結果が残せず雌伏の時が続いた。
2006年頃からツアーレベルの大会を予選から勝ち上がり本戦でも少しずつ勝てるようになってきたバクレンコにとって2007年は更なる躍進の年となる。2007年全豪オープンで予選を勝ち上がり、2002年以来の2回戦進出を果たしたバクレンコは、5月のポーランド・ワルシャワ大会でも予選から勝ち上がり、2回戦で当時世界ランク4位ベルギーのキム・クライシュテルスをストレートで下し、(これがクライシュテルスの現役最後の試合となった)同郷のアロナ・ボンダレンコとの3回戦まで駒を進める。
勢いに乗ったバクレンコは翌週のカタール・テレコム・ドイツ・オープンでもアメリ・モレスモ、ディナラ・サフィナの両Top10プレーヤーを下し準決勝に進出。2007年全米オープンにおいても、1回戦で当時世界ランク11位、第9シードのダニエラ・ハンチュコワを下し、自己最高の4回戦進出を果たすなどキャリア最高の年を送り、ランキングも年初の「120位」から年末には「32位」まで上昇させ2008年全豪オープンにおいて第32シードに選出された。
2008年4月、彼女はスペインへの帰化を申請し、以降はスペイン国籍でのツアー参戦を表明している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ユリア・バクレンコ - WTAツアーのプロフィール(英語)
- ユリア・バクレンコ公式サイト