メンフィス (エジプト)
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メンフィス(Memphis)とは、現在のエジプト共和国にある古代王朝の遺跡。現在の地域名称はミト・ラヒーナ村。
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[編集] 概要
カイロ市の南方27kmのナイル川西岸にある。古代遺跡が残されており、多くの観光客を集める。1979年、「メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯」として世界遺産(文化遺産)に登録された。
[編集] 歴史
エジプト古王国期の統一王朝最初の都であり、初期の都市名は、Ineb Hedj("白い壁")。メンフィスという名は、第6王朝のファラオ、ペピ1世のピラミッド「メンネフェル」のギリシャ語読みが変化したものである。その後、エジプト中王国の時代には都は上エジプトのテーベに移った。エジプト新王国の時代において、宗教改革を行ったことで知られるアメンホテプ4世の死後、一時的に都が置かれた。(まもなくテーベに遷都。)
[編集] 主な遺跡
[編集] アクセス
カイロ市内からバスが運行されており、およそ1時間で行ける。メンフィス~ギザ間や、メンフィス~サッカラ間はそれなりに距離があるため、ローカルバスかタクシーをチャーターして行かなければならない。