メルキー・カブレラ
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メルキー・カブレラ Melky Cabrera ニューヨーク・ヤンキース No.28 |
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基本情報 | |
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国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | サントドミンゴ |
生年月日 | 1984年8月11日(23歳) |
身長 体重 |
5' 11" =約180.3cm 200 lb =約90.7kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投両打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 2001年 アマチュア・フリーエージェントとしてニューヨーク・ヤンキースと契約 |
初出場 | 2005年7月7日 インディアンス戦 |
年俸 | 461,200ドル(2008年)[1] |
経歴 | |
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■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 |
メルキー・カブレラ(Melky Cabrera, 1984年8月11日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身の野球選手。外野手、左投両打。MLBニューヨーク・ヤンキースに所属している。
目次 |
[編集] 経歴
実力はアマチュア時代から高く評価されていた。2001年11月、カブレラが17歳のとき、ボストン・レッドソックスがカブレラを視察に訪れる予定であることを知ったヤンキースは、その前日に自らのアカデミーにカブレラを招待。その日行われた試合に出場したカブレラは2打席で左右両打席から本塁打を打ち、ヤンキースはそのままカブレラと入団契約を結んだ[2]。
2005年7月にメジャーデビュー。しかし「まるで地に足が着いていない感じだった」と本人が語るように、マイナーリーグ時代は安定していた守備面でミスを連発した[3]。結局この年は6試合出場で打撃面でも打率.211に終わる。
2006年、AAA級コロンバスで開幕を迎えたカブレラは31試合で打率.385・OPS.996をマーク。同年5月9日に、正右翼手ゲイリー・シェフィールドの穴埋めとしてメジャー再昇格を果たす。同月11日に松井秀喜が左手首を骨折し長期離脱すると、翌12日から松井の代わりに左翼に定着し、バーニー・ウィリアムスと共に故障者続きだったチームの救世主的存在となった。結局、この年は130試合に出場し、打率.280、守備でも12補殺(リーグ2位タイ)と強肩を発揮。6月6日のレッドソックス戦でマニー・ラミレスが放った本塁打性の打球をグラブを伸ばしてキャッチしたプレイは、ファン投票で決定される「2006年のベストプレイ」に選ばれている。ジョー・トーリ監督は、これらの活躍を見せたカブレラがヤンキースの地区優勝に不可欠だったという旨のコメントを残している[2]。
2007年、ヤンキースの外野手陣には松井のほかにボビー・アブレイユやジョニー・デイモンがおり、さらに指名打者にもジェイソン・ジアンビを起用予定と、カブレラはポジションを保障されていない状況でシーズンを迎えた[2]。しかし松井がシーズン開幕直後に左太股を痛めて故障者リスト入りすると、前年同様、松井に代わって正左翼手として出場。松井復帰後6月ごろからは正中堅手のポジションを奪取。シーズン通算で150試合に出場し打率.273・13本塁打・73打点・16補殺(リーグ3位タイ)という成績を挙げている。
シーズン終了後にトーリが退団し、ジョー・ジラルディが新監督に就任。ジラルディは2008年も引き続きカブレラを正中堅手として起用している。
メルキーという名前が英語の milk (牛乳)に似ていることから、チーム内では Leche (レチェ:スペイン語で「牛乳」の意)という愛称で呼ばれている。また、アメリカ合衆国で展開された広告キャンペーン "Got Milk?" のパロディで "Got Melky?" と書かれたTシャツが販売されている。
[編集] 年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 盗塁 | 盗塁死 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 敬遠 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 長打率 | 出塁率 | OPS |
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2005 | NYY | 6 | 19 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .211 | .211 | .211 | .422 |
2006 | NYY | 130 | 460 | 75 | 129 | 26 | 2 | 7 | 180 | 50 | 12 | 5 | 5 | 1 | 56 | 3 | 2 | 59 | 9 | .280 | .391 | .360 | .751 |
2007 | NYY | 150 | 545 | 66 | 149 | 24 | 8 | 8 | 213 | 73 | 13 | 5 | 10 | 9 | 43 | 0 | 5 | 68 | 14 | .273 | .391 | .327 | .718 |
通算 | 3年 | 286 | 1024 | 142 | 282 | 50 | 10 | 15 | 397 | 123 | 25 | 10 | 15 | 10 | 99 | 3 | 7 | 129 | 23 | .275 | .388 | .340 | .728 |
※数字は2007年までのもの。
[編集] 脚注
- ^ "New York Yankees Salaries - 2008," ESPN.com. 2008年5月20日閲覧。
- ^ a b c Tyler Kepner / The New York Times 「メルキー・カブレラ "第4の外野手" 以上の存在」 『月刊スラッガー』2007年5月号、日本スポーツ企画出版社、2007年、雑誌15509-5、82-85頁。
- ^ 澤田敏典 「MLB30チーム最新レポート 全選手個人成績 ニューヨーク・ヤンキース/NYY 2度目のチャンスは逃さなかった」 『月刊スラッガー』2006年8月号、日本スポーツ企画出版社、2006年、雑誌15509-8、73頁。
[編集] 外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
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投手 | 63 ジョナサン・アルバラデホ / 64 アンドリュー・ブラックマン / 47 クリス・ブリットン / 33 ブライアン・ブルーニー / 62 ジョバ・チェンバレン / 48 カイル・ファーンズワース / 38 ダン・ギース / 22 ラトロイ・ホーキンス / 34 フィル・ヒューズ / 29 井川慶 / 58 ジェフ・カーステンス / 31 イアン・ケネディ / 71 ジェフリー・マルケス / 35 マイク・ムッシーナ / 39 ロス・オーレンドフ / 30 スコット・パターソン / 45 カール・パバーノ / -- オネリ・ペレス / 46 アンディ・ペティット / 36 エドワー・ラミレス / 43 ダレル・ラズナー / 42 マリアノ・リベラ / 77 ハンベルト・サンチェス / 61 ビリー・トレーバー / 41 ホセ・ベラス / 40 王建民 / 82 スティーブン・ホワイト / 65 チェイス・ライト |
捕手 | 85 フランシスコ・サーベリ / 19 チャド・モーラー / 26 ホセ・モリーナ / 20 ホルヘ・ポサダ / -- クリス・スチュワート |
内野手 | 14 ウィルソン・ベテミット / 24 ロビンソン・カノ / 25 ジェイソン・ジアンビ / 12 アルベルト・ゴンザレス / 2 デレク・ジーター / 72 フアン・ミランダ / 13 アレックス・ロドリゲス |
外野手 | 53 ボビー・アブレイユ / 28 メルキー・カブレラ / 18 ジョニー・デイモン / 17 シェリー・ダンカン |
指名打者 | 55 松井秀喜 |
監督・コーチ | 27 ジョー・ジラルディ(監督) / 59 ロブ・トムソン(ベンチコーチ) / 52 デイブ・アイランド(投手コーチ) / 54 ケビン・ロング(打撃コーチ) / 56 トニー・ペーニャ(一塁コーチ) / 50 ボビー・ミーチャム(三塁コーチ) / 60 リッチ・モンテレオーネ(特別投手インストラクター) / 57 マイク・ハーキー(ブルペンコーチ) |
公式サイト(英語)より 40人ロースター 監督・コーチ一覧 2008年6月18日更新 |