メガCD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メガCD/メガCD2 | |
---|---|
メーカー | セガ・エンタープライゼス |
種別 | 据置型ゲーム機 |
世代 | 第4世代 |
発売日 | 1991年12月12日 |
対応メディア | CD-ROM |
対応ストレージ | バックアップRAMカートリッジ |
外部接続 | ミキシング端子 |
メガCD(メガシーディー、MEGA-CD)とは、セガ・エンタープライゼス(現:セガ)が1991年12月12日に発売したメガドライブ用の周辺機器。価格は49,800円。
目次 |
[編集] 概要
メガドライブ本体右下の拡張用スロットを使用して、メガドライブ本体の下に接続する。CD-ROMドライブはトレイ式。
CD-ROMのフォーマットはISO 9660・ハイシエラフォーマット互換であるため、パソコンからも簡単にファイルを覗くことができる。
CD-ROMドライブを追加しただけでなく、ハードウェアの機能強化が図られており、メガドライブ本体とは別のハードウェア拡大縮小回転(2軸)機能つきのグラフィック画面を1面、[1]8チャンネルのPCM音源等を備える。 当時としては、非常に大容量の読み込みバッファ(6Mbit=768KB)を搭載していた。
[編集] 仕様
- CPU:MC68HC000(12.5MHz)
- RAM
- プログラム、データ用:6Mbit
- PCM音源用:512Kbit
- CD-ROMデータキャッシュ:128Kbit
- バックアップメモリ:64Kbit
- ROM 1Mbit(BIOS、CDプレーヤー(CD-G対応))
- サウンド:PCM音源 8ch
[編集] バリエーション
- ワンダーメガ(RG-M1)
- 日本ビクターから発売されたメガドライブ/メガCD一体型機。MIDI出力、S端子などを備える。CDドライブはトップローディングだが、開閉は電動式。1992年4月1日発売。価格82,800円(本体+MEGA-CDよりも高価)。後にセガからも「ワンダーメガS」として姉妹機が登場した。Super32Xの接続には改造が必要。「ワンダーメガコレクション」というソフトウェア集が付属した。
- メガドライブ2発売に合せて登場した廉価版。CD-ROMドライブはトップオープン式に改められている。1993年4月23日発売。価格29,800円。なお、初代メガドライブ+メガCD2、メガドライブ2+初代メガCDといった組み合わせでも動作が可能である。
- ワンダーメガM2(RG-M2)
- CSD-GM1
- GENESIS CDX、マルチメガ
- メガドライブ/メガCD一体型機。海外で発売。
[編集] 主なゲーム
- 仮面ライダーZO(東映ビデオ)
- ゲームのかんづめVol.1・Vol.2
- ザ・サード ワールド ウォー (マイクロネット)
- サンダーストーム(ウルフチーム/データイースト)
- シャイニング・フォースCD
- シルフィード (ゲームアーツ)
- スイッチ
- スターブレード (ナムコ)
- セガクラシック
- ソニック・ザ・ヘッジホッグCD
- ソルフィース(ウルフチーム 海外版はROMで「ソルディース」)
- タイムギャル(ウルフチーム/タイトー)
- ナイトストライカー (タイトー)
- ニンジャウオーリアーズ (タイトー)
- ノスタルジア1907
- ファイナルファイトCD
- 爆伝 アンバランスゾーン
- ぽっぷるメイル (セガ・ファルコム)
- 魔法の少女シルキーリップ (日本テレネット)
- モータルコンバット完全版
- ゆみみみっくす (ゲームアーツ)
- 夢見館の物語
- ロードブラスター(ウルフチーム/データイースト)
- ルナ ザ・シルバースター (ゲームアーツ)
- 惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド
[編集] 脚注
- ^ ただし、回転グラフィック面の負荷は重く、2軸で回転させる場合、フレームレートは10~20FPS程度に低下する。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
本体
オプション
|
|
---|---|
据え置き型 | SG-1000(ソフト) - セガ・マークIII/マスターシステム(ソフト) - メガドライブ(ソフト) - セガサターン(ソフト) - ドリームキャスト(ソフト) |
携帯型 | ゲームギア(ソフト) |
その他 | キッズコンピュータ・ピコ - アドバンスピコ・ビーナ |
周辺機器 | メガCD - メガアダプタ - スーパー32X |
他社ゲーム機 | 任天堂 - ソニー - NEC - その他 |