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マジカル頭脳パワー!!のクイズ・ゲーム - Wikipedia

マジカル頭脳パワー!!のクイズ・ゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マジカル頭脳パワー!! > マジカル頭脳パワー!!のクイズ・ゲーム

マジカル頭脳パワー!!のクイズ・ゲーム(マジカルずのうパワーのクイズ・ゲーム)

この項目では、日本テレビで放送されたクイズ番組マジカル頭脳パワー!!』で行われたクイズゲームの形式について解説する。

全部で252種類のクイズ・ゲームが開発された。1回登場しただけで終わったものから数年間続いたものまであり、クイズ・ゲームの種類も多岐にわたった。

目次

[編集] 筆記問題

番組の誇るスーパーコンピュータ「マジカル君」から出題されたという設定の問題に、フリップで書いて解答するもの。「クイズで頭を鍛えよう」がコンセプトだったためか、問題はなぞなぞ風、マッチ棒や数字や記号の書かれたパズルなどが多かった。

問題ごとに「頭脳指数」が設定され、正解すればその値が得点として貰える。さらに、番組独自の要素として、正解とは違うが面白い発想の解答や、正解をより細部まで説明している解答などをしたパネラーには、司会者である板東の判断でボーナスがもらえることもあった(逆に減点されるケースも稀にあった)。

書いたフリップはパネラーの頭上にあるカメラを通して、回答席下のモニターに黒バック・白字で映し出される。視聴者にはそこから浮き上がってくるように見える仕掛けがあった。後に放送が開始された『クイズ どんなMONだい?!』にも生かされている。

放送開始から1992年2月半ば(ミステリー劇場は4月)まで続いた。放送開始当初は全問筆記問題だったが、1991年5月から早押しクイズ導入に伴い減少、セットに檻が出てくるころになると第1問とマジカルミステリー劇場(後述)だけになり、1992年2月にはマジカルミステリー劇場以外は廃止となった。さらに1992年4月にはマジカルミステリー劇場も廃止され、筆記問題は完全消滅となった。

1991年から、シンキングタイムの前に「板ちゃんヒント」という視聴者限定のヒントが画面に表示されていた。

シンキングタイム時の板東のコールは「パワー オン!」で、シンキングタイム時に掛かる音楽は初代・2代目・3代目のエンディングテーマ曲のアレンジ短縮版であった。

[編集] マジカルミステリー劇場

最終問題として、1990年放送開始から1992年4月まで放送されていた推理クイズ。出題編と解決編に分かれた推理ドラマで構成されており、出題編の中に犯人やトリックを推理するための手がかりが含まれている。正解すると示された頭脳指数の2倍の点数を獲得でき、司会の板東の判断でボーナス点がもらえることがある。

[編集] 早押しクイズ

[編集] エラーをさがせ!

同時に流れる2つの映像の間で異なる箇所(エラー)が複数あり、それを見つけだして早押しで答える「間違い探し」クイズ。映像は当初は左右対称(片方は鏡に映したものであるという設定)、中期からは上下になり、2001年復活SPは再び左右対称に戻った。また当初は実写映像であったがのちにアニメーションとなった。エラーの数は、初期は「解答者の数-1」であったが、後に「新エラーを探せ」と改名されてからは、5個に固定された。

見つけ出すのが難しいものほど高得点となる。一時期、明らかに違うものが1つあり配点は1点などという半端なものもあったが、途中から最低でも100点台になり、最高点は300点に固定。ただし、スペシャルの時は最高得点が400点、500点というものが普通であった。例として、400点は大マジカル17回大会、500点は大マジカル18回、19回、20回など。クイズスーパースペシャルの場合はクイズ世界はSHOW by ショーバイ!!のミリオンスロットの出目に準じ、最高得点が100萬(50萬の場合もある)で最低点が5萬であった。

1度正解した解答者(またはチーム)は解答権が失われるため、簡単なエラー(低得点)を答えると損をしてしまう。全てのエラーが発見されるまでクイズが続けられた。

また、最初の頃は3回目くらいから映像がスローモーションになるというシステムだったが、番組中期くらいから、2回目からスローがかかるようになった。また、4回目あたりから、映像が逆戻りしたり、エラーのある場所がクローズアップされて赤丸で示されるなどの演出が行われるようになった。

大マジカルで初登場したが、その際は正解しても解答権は失われなかった(間違うと-50点、一回休み)。その後、筆記問題として出題され、3つの間違いをすべて答えるというものがあった。後に「恐怖の居残り早押しクイズ」版にアレンジ。この「居残り早押し」版は間違いをすべて答えないと正解とされなかった。オープニングクイズとして出題されたが、難易度の設定を間違えたために所ジョージが-20、残りの全パネラーが-50という結果になり、一回で打ち切られて「あるなしクイズ初級編」と入れ替わった。そして「マジカルミステリー劇場」と交替する形で、ラストクイズ版として再アレンジされた。

マジカルの中でも最も息の長かったラストクイズ(全252クイズ・ゲームの中でも最長)であり、トップ賞ひいてはマジカルミステリーツアーを賭けた最終関門であった。

出題前のBGMはアニメめぞん一刻のアイキャッチと同じもの。

フジテレビ系『脳内エステ IQサプリ』で同じ内容のクイズ(映像が左右対称のもの)がIQミラーまちがい7として放送されている。

[編集] 逆から早撃ちクイズ

隠された問題文が末尾から徐々に姿を現し、それを推理して問題の答えを答える早押しクイズ。問題が進むにつれて頭脳指数が下がっていき、正解した時点での頭脳指数が獲得できる。お手つき誤答はその問題での解答権を失う。全員お手つきするか正解者が出るまで出題。

タイトルが「早撃ち」ということに因んで、早押しボタンを押したときの音が銃声音になっていた。

[編集] 有名人を探せ

CGに写真を合成した映像を見て、その中にいる5人の有名人を探す。たまにしか出てこない有名人など、難しいものほど高得点。後に「マジカルシャウト」で「有名人シャウト」として1人の有名人を探すクイズになった。

[編集] 早取りロングワードクイズ

ばらばらに並べられた20個(当初は5×5の升目に配置されていた25個)のひらがなの文字が画面に表示され、これらを使って文章を作る。1文字使うごとに10点で、長い文章ほど高得点。

文章を思いついた解答者はボタンを押して文章を作る。制限時間は7秒で、文が作れないときは1回休み。1度使用した文字は消え、以降に解答する人は使えなくなる。すべての文字を使い切ったら終了。

[編集] どの人本物?

画面に7人の人物がアニメで表示される。その内一人が「本人」であり、残りの六人のうち「本人」と全く同じ人が一人だけいる。その人を当てるクイズ。時間が経過するにつれ頭脳指数が下がって行く。解答権は一人一回で、正解の場合はその時点での頭脳指数を獲得できるが、不正解の場合は-50点となり、上から檻が降りてきて閉じ込められる(居残り早押しクイズの檻とは別物)。タイムオーバーも-50点。

[編集] 恐怖の居残り早押しクイズ

マジカル初期-中期(1991年-1994年)の看板コーナー。

全員が起立し、檻の中に入った状態で、徐々にヒントが現れるVTRで出題される早押しクイズ。この形式はこの番組により発明されたといわれている。これまでの早押しクイズは、1人が正解したら終了するのが普通であった。なお、1993年12月以降檻は廃止された。

VTRが始まると頭脳指数は200または100から始まり、ヒントが増えていくにしたがって頭脳指数が減っていき、最後には-50となる。正解すれば、その時点で表示されていた頭脳指数が得点となり、檻は開放されるが、VTR終了までに正解できなければ-50で、檻の中に入ったまま次の問題に入らなければならない。1人が正解しても終了せず、全員が正解するか、VTRが終了するまで続けられた。減点があるため、マイナス点となってしまうパネラーもおり、細川隆一郎が-360点の最低記録を出している。

解答者はヘッドホン装着し、VTRがストップしているときには大音量で音楽が流れて他人の答えが聞こえないようになっていたが、司会の板東英二の声だけは聞こえる仕組みになっていた。檻が出ていたころは全員黒いヘッドホンを使用してたが、上下ボックス式になってからは耳に当てる部分がパネリスト席の色と同じ物を使用するようになり、さらにマイクが付いたためヘッドホンを装着したまま解答出来るようになった。一度板東英二は解答者が残っているにもかからわず答えを言ってしまい、直後に全員正解してしまうハプニングもあった。

正解を言っていても音声を効果音に差し替えるとともに、パネラーの口の部分に「(楕円の中に)ナイショ」と書かれた字幕が重ねられ、最後の1人以外は何を言ったのか視聴者にわからないようになっていた。

この形式のクイズを所ジョージが得意としていたため、後に、投稿された問題で所ジョージがマイナスポイントで正解したときは、降参を示す意味として、投稿者宛に負け惜しみの一言を加えたサインを書いていた。その時着用していたサングラスをプレゼントしたこともあった。

[編集] タレント早押しクイズ

毎回1人のタレントがなぞなぞを出し、それを早押しで答える。初期は普通の早押し(誤答は1回休み、誰か1人が正解したら終了)だったが、後に居残り早押しとなった。また、このクイズは居残り早押しクイズ第1号でもある。

その後、中京テレビ製作の『サルヂエ』でもまったく同じクイズがあった。

[編集] マジカルスキャナ→マジカルアナライザー

ある物体をさまざまな機械を使って分析し、分析結果から物体を当てるクイズ。ナレーションは森功至

最初は書き問題の一つとして出題されていたが、その後早押し形式(お手付き・誤答は1回休み、誰か1人が正解したら終了)となり、そして居残り早押しクイズとなった。

分析機械は、書き問題時代はCTスキャナファイバースコープサーモグラフィーの3つだったが、早押し形式になってからは顕微鏡カメラと3Dデジタイザーが加わり、さらにクイズ名が「マジカルアナライザー」に変わると、オシロスコープ(音声)と物体の重量もヒントに加わった。2001年の復活スペシャルでは、「ローラ車」と言う物体をつぶしたものの映像ヒントもあった。

このクイズには一時期「イラツキルーレット」が装備されていた。これは、解答者席下部にあるルーレットランプ(早押しランプがその役割)が左から右へ流れるように点滅し、早押しボタンを押してもランプがすぐに止まらず、最終的にランプが止まった解答者に解答権が与えられるルールだった。早押しランプに書かれていた「roulette system」はこれに由来する。後に廃止となり、普通の居残り早押しに戻った。

[編集] あるなしクイズ

あるなしクイズも参照

「○○はあるが、○○はない」というヒントが何パターンか出され、「ある」方に共通する事項を答えるクイズ(まれに、「ない」方に大きな意味がある場合がある)。

初期の頃は書き問題の一種でヒントも3項目を一度に表示していたが、後に居残り早押しクイズとなり、時間が経つにつれてヒントが増えていく形式となった。

あるなしクイズ全盛期には、オープニングクイズとして「あるなしクイズ初級編」が登場(これに伴い通常のあるなしは「あるなしクイズ上級編」に変わった。また、スペシャルではこのほか中級編や超上級編も登場した)。これは、あるなしクイズの答えではなく自分で思いついた例題を答えるというものである。そしてその「初級編」から派生し、「○○はくっつくが、○○はくっつかない」という例題を答える「くっつきクイズ」へと変化した。くっつきクイズはその後、「くっつきバトルロイヤル」(後述)へと発展した。

後に上級編では正解したら檻が開くとともに解答テーブルが前進し、解答者が外に出られるようになった。正解した解答者は司会者席へ行き、まだ檻の中にいる解答者を見ながら優越感に浸ることができる。

スペシャル時には『ズームイン!!朝!』『早見優のアメリカンキッズ』『巨人の星』『ルパン三世』など日本テレビの番組とコラボレーションを行ったこともある。

居残り早押しクイズの中ではもっとも人気が高かったクイズで、ランキングでも第4位に入っている。また、『笑っていいとも!』でも出題されたことがある。このため、マジカルの本では「元祖!あるなしクイズ」となっている。『サルヂエ』、『脳内エステ IQサプリ』にもこのような問題が出題されることがある。

[編集] 早押し回転ワードクイズ→穴うめワードクイズ→マジカルズーム 穴うめワード

回転するパネルに書かれたひらがなを番号順に読んだとき、どんな文章になるかを当てるクイズ。

最初は16枚で番号もばらばらだったが、後に12枚に減り番号も整頓された。同時にたまにしか回転しないパネルが登場した。

1993年7月4日放送分よりタイトルが「穴うめワードクイズ」になり、また番号が整頓されてくるようになると一瞬だけしか回転しない赤いパネルが登場するようになり、推理要素も加わった。

「穴うめワードクイズ」は1993年12月4日放送分より「マジカルズーム 穴うめワード」というクイズに発展した。これは当初パネルの背景にヒントとなる映像が流れていたが、後にパネルの回転が無くなり、パネルと映像が分離、12枚のうち3-4枚ほどを隠して「?」にし、頭脳指数が低くなるごとに正解の文章の映像にズームインしていく方式になった。

このクイズには最初にちょっとした掛け合い(板東が「○○○(引っ掛けワード)」、永井が「…に似た言葉!」と言う掛け合いもあった)を言ってからVTRがスタートする趣向があった。引っ掛けワードは、初めは問題文章に近い意味合いだったが、回転しないボードが出るようになると放送時期に合ったものになった。

[編集] シャッフルクイズ

アナグラムをクイズに置き換えたもので、最初に表示される文字を並べ替え、他の言葉を作るクイズ。後にこれを2つ作る「ダブルシャッフルクイズ」も登場した。

テーマは人名が多く、後に登場したダブルシャッフルクイズも「人名とそれ以外(食べ物・身につけるもの・地名など)」というパターンが多かった。司会者の2人が手をくるっと回しながら『シャッフルっ!!』と言ってからVTRが始まる。このクイズの1回目では、もっと動きの大きい「シャッフルダンス」なるものだったが、正解した千堂がこの踊りで司会者をからかったところ、2回目でなくなった。

2001年の復活スペシャルでは「シャッフルシャウト」としてマジカルシャウトの形で出題された。

後にこのクイズ内容は『パネルクイズ アタック25』でも使用されている。

[編集] マジカルフレーズ 2つの意味→マジカル3コマフレーズ

2場面でのスキットを見て、両方の場面で使われた、全く同じだが場面ごとに異なる意味を持った共通のフレーズを当てるクイズ。平仮名での文字数のみが明示され、両者の言った全く同じフレーズを当てる。

  • 例:(1) 乾燥機を隣人から借りた主婦が一言、(2) 新しいメニューを開発した寿司職人が客に食べさせて一言。正解:「“かんそうきかしてね”!」(「乾燥機貸してね」と「感想聞かしてね」)

[編集] マジカルコイン いち文字クイズ→マジカルペイント いち文字クイズ

マジカルコインのイメージ

画面に現れたコインに書かれている物体の頭文字とコインの配置で、コインがあらわす物体を当てるクイズ。

後にコインではなく色と形状で表した「マジカルペイント いち文字クイズ」に発展した。

季節に関した問題が出ることも多く、それを察した所ジョージや俵孝太郎が、問題が映る前の「いち文字クイズ」というタイトルが出ているだけの状態で正解を出したこともある。

[編集] 立体文字クイズ

画面に巨大な立体の文字が現れてカメラが下、左、上、右と4方向から捉え、この文字が何という文字かを当てるクイズ。ナレーションは森功至

後に新・立体文字クイズにバージョンアップ。常に回転して上下左右どこから見ているのかわからなくなっており、さらに回るスピードも最初は速かったため難易度が上がった。

答えは大半が漢字だったが、あくまで「文字」の問題であるため、稀にフェイントで、ひらがなやカタカナ、算用数字、アルファベット(大文字)が出題されたことがあった。

[編集] なかまでシリトリ

あるテーマに沿った4つの言葉がしりとりとなっており、1番目と4番目の言葉、および枠の数(=文字数)をヒントに、2番目と3番に入る単語を当てる。

[編集] シルエットパズル

ある物体のシルエットが縦4×横4の16ピースに分割され、それがバラバラの状態から時間が経つにつれて徐々に元の形に近づいていく様子から、その物体が何かを当てるクイズ。コーナー開始当初はただ完成のみの映像だったが、後に完成するにつれてその物に関するヒントが出るようになった。

[編集] ピラミッドヒントクイズ

ピラミッドヒントクイズのイメージ

ピラミッド状に用意されたヒントから、ヒントが指し示すものを当てるクイズ。ヒントは最下部に3個ずつ、合計9個用意されており、まず最下部のヒントが指し示すものを3つ導き出し、導き出された3つのものから導き出されるものが答えとなる。

[編集] リズム・勝ち残り系ゲーム

マジカル絶頂期(1995年-1996年)の看板コーナー。

ブームになったゲームも多く、高視聴率を獲得した理由とも言われている。特に「マジカルバナナ」や「伝言バトル」は絶頂期を支えたゲームだった。

なおリズム系ゲームは誰か1人が勝ち残るまで続けられた(そのために長いときは一部カットされていた)。

[編集] くっつきバトルロイヤル

パネラーは1人ずつ順番に、司会者が出したテーマに沿う単語を答える。テーマは『頭に「から」がくっつく言葉』や、『真ん中に「み」がくっつく言葉』など、くっつける文字と位置で示されている。

テーマに沿わないもの、前に出た言葉やそれに似た言葉、文章、放送禁止用語、および意味不明な言葉や予め指定されたマル禁語(例:『「カ行」の文字』、『漢字の「戦」』などの条件)に該当する単語を答えたり、制限時間(5秒以内)に答えられなかったりした者はアウト(クイズから抜ける)。そして最後まで残ったパネラーに100点。2番目には50点(真ん中にくっつく場合、5文字以上ならボーナス10点の時期もあった)。

似通った語句を便乗して答えるケースがあったため、似通った語句が続いたり、続く恐れがある場合、それがセーフであっても司会から禁句とする場合もあった。

小学生や食事中の視聴者を考慮するため、小学生にわかりやすく、かつ上品な言葉で答えることを推奨していた。品性を欠く言葉は司会から注意されることもあった。司会や小学生に分かりにくいもの、特定出来ない固有名詞を答えた場合、地域を限定するもの、2つ以上の単語にわけられてしまう解答などは言い直しやアウトになることもあった(人名についてはフルネームで答えなければならない。後述するしりとりシリーズについても同様)。

スペシャルでは「仲間でバトル」という、くっつく言葉のかわりに仲間となる名前を答えていく、古今東西形式の姉妹版があった。

[編集] 各種しりとりシリーズ

レギュラー放送期間中にはさまざまなしりとりゲームが登場した。

居残り早押しクイズ時代は前述の「仲間でしりとり」(スペシャル・チーム対抗戦時はあるテーマを沿ったしりとりを1分間でより多くしりとりを続けるか競っていた)を行ったが、リズム系クイズ時代になると、単語の後ろ2文字でしりとりをする「しりとり2文字バトル」、今までに出てきた単語をすべて繰り返す「おぼえてしりとりバトル」、普通とは逆に前の参加者が述べた単語の最初の文字をお尻につける「逆しりとりバトル」(後にリズムがついた「逆さましりとりバトル」に発展)、1人で2つしりとりをする「ダブルしりとり」(後に残った人数が少なくなると1人で3つしりとりをする「スーパーしりとり」も登場)、前の参加者が述べた単語の最後があ段の文字だったら、その行のお段で始まる言葉でしりとりをする「あいうえおシリトリ」、マス目を使いながらしりとりし、赤い文字を使えばボーナス得点が得られる「しりとりダービー ゴールをめざせ!!」などが行われた。いずれも普通のしりとりから発展したものだった。

「しりとり2文字バトル」は当初、小さい文字(っ、ゃ、ゅ、ょ)は大きい文字に変えて、「ー(伸ばし棒)」は近い発音に変えればしりとり出来たが、その後、「ん」同様にアウトとなった。また、次の言葉が思いつかないような言葉を言って、それが原因で全員がアウトになった場合、その言葉を言った人に順番が回ってくる。そしてその人がいえなかった場合、その人がアウトになり、それが原因でアウトになった人全員が復活するというルールがあった。

「おぼえてしりとりバトル」では「マル禁ワード」を導入。言った言葉がマル禁ワードの中にあった場合はアウトとなり、-50点というペナルティが科せられていた(初回のみこれに対する「ラッキーワード」があり、これを答えるとボーナス50点であったが、初回放送でマル禁はかなり出たのに対し、ラッキーは1個も出なかったため、1回のみで姿を消した)。マル禁ワードは当初10個であったが、途中から21個となり、ボードが特大化されていた。「ー(伸ばし棒)」は言い直しになる。

実在する言葉が出てきても、板東英二がその言葉を知らないためアウトになることがあった。

[編集] マジカルバナナ

解答者は「マジカル○○」から始め、「○○といったら△△」と、前の解答者の発言から連想されたものを挙げる台詞を、4拍子のリズムに乗って言い続ける(例:「バナナといったらすべる」「すべるといったら氷」…)。うまくリズムに乗れなかったとき、「○○」の部分を間違えたとき、「△△」の部分が適切な連想ではなかったとき、「△△」の部分がすでに他の解答者から出た言葉だったときには、その解答者はアウトとなる。この判定は司会者によって行われる。アウトにならなければ、解答権が次の人にまわる。最後に残った1人(1位)に100点、2位に50点が入るルールとなっていた(ただし、2位の人に全く点数が入らないときもあった)。

1996年5月16日放送分より「マル禁ワード」を導入。「パンダといったら白と黒」のような2つ以上の単語にわけられてしまう解答は、初期の頃ではセーフとされていたが、1995年末期頃からアウトとなっていた。

派生ゲームとして、下記の「マジカル裏バナナ」のほか、バナナ末期には、マジカルクラップのように次の人を指名する「マジカル指名バナナ」というゲームも登場した。

なお、この「マジカルバナナ」は番組最大のヒットクイズで、国民的ブームになり、最終回スペシャルで放送された「マジカル人気クイズランキング」でも第1位に輝いた。また、はなわの歌『この夏はバナナ』の歌詞の一部にも登場している。

同様のゲームはインターネット上でもCGIゲームとして設置されているが、「マジカルバナナ」の名称を日本テレビが商標登録(第4104880号)しているため、それらサイトでは「ウェブバナナ」「モンキーバナナ」などの名で呼ばれている。

[編集] マジカル裏バナナ

「マジカルバナナ」の派生ゲーム。バナナとは逆に連想しないものを答えていった。ただ、バナナと違って連想かそうでないかの判定は少しかけ離れていても「連想」と見なされるときがある(例:「バナナ」を忘れて「トマト」…バナナでは、果物と野菜ということで「連想」ではないとされるが、裏バナナではどちらも食べ物ということで「連想」となる)。このとき、直前の解答者が使った文字を使うと、アウト&-50点というペナルティ「マル禁文字」があった(例:「バナナ」を忘れて「路線バス」…「バナナ」と「路線バス」はどちらも「バ」が含まれているためアウトとなる。正確には「リオデジャネイロ」を忘れて「オデコ」の場合、どちらも「オ」と「デ」が入っているためアウト&-100点となるのだが、実際には温情措置としてアウト&-50点となっていた)。

他に連想しないものを2つずつ答える「ダブル裏バナナ」というゲームも存在した。答えた2つの言葉が、その言葉同士もしくはいずれかが前の参加者が答えた2つの言葉のいずれかと「連想」の関係にある場合は、アウトとなる。「マル禁文字」のルールは採用されていない。

[編集] マジカルチェンジ

解答者は「○○○(3文字)と言う字をn文字変えて…」と、次の解答者にお題の文字を変えるように言い、次の解答者は文字をn文字変えた文字を言い、その次の解答者につないでいく。nの値は基本的にはゲーム終了まで変わることはない(マジカルチェンジではnは1。その他にスペシャルチェンジというゲームもあり、その時のnの値は2。n=3が永久に続くチェンジはない)。例外もあり、ワンツーチェンジというゲームでは、nが1と2が交互になるルール、1・2・3チェンジというゲームではnは1→2→3→1→…という感じだった。また、末期には最初はn=1で、残った人数が少なくなるとn=2になる「スーパーチェンジ」も存在した。

最初の単語は司会者から提示された。うまくリズムに乗れなかったとき、変えられなかったとき、意味が分からない言葉を言ったとき、すでに出た言葉を言ったときには、その解答者はアウトとなる。最後まで残った人が勝者となる。1996年7月4日の放送よりマル禁ワードが導入された。

なお、番組末期には2文字の熟語のどちらか1文字を変えていく「漢字チェンジ」というゲームがあったが1回で終了した。

かつて、一人が繋げた言葉に全員がつなげられなかったことがあった。加藤紀子が「のぞみ」と答えたので、誰も変えられなくて、加藤紀子が勝ち残りになった。

[編集] マジカルポーズ・何が落ちた?

「♪落ちた落ちた 何が落ちた?」という歌の後に出てくる物にあわせてポーズをとるゲーム。「りんご」は両手で受け止める、「げんこつ」は頭を抑える、「雷」はおへそを押さえる、「それ以外」は床を指すというのが基本ポーズで、これに加えてスペシャルポーズというものがあった。スペシャルポーズははじめは1つだったが、1996年から2つになった。ポーズを間違えるとアウトになり退場。最後まで間違えずに残ったパネラーに得点が入った。よく「雷」と言われた時に、「げんこつ」のポーズをとってしまうことがあった。また、引っ掛けもあり、スペシャルポーズが「子ブタ」の時には「スブタ」であったり、特番時の2回戦で1回戦のスペシャルポーズであったものを指示されてアウトになるなど、間違いを誘発するフレーズも混ざっていた。

所ジョージはこのゲームだけは大の苦手にしており、1度も勝ったことが無かった。

このゲームの収録中に天井にセットしていたマイクが落下したため(幸い落下地点には誰もいなかったので負傷者は出なかった)、収録が一時中断となるハプニングが起こり、収録再開直後「♪落ちた落ちた 何が落ちた?…マイク」と出題されたことがある。

[編集] マジカルクラップ

リズムに乗りながら、誰かを指名するゲーム。名前は席ごとに決まっており(後述)、指名されたら自分の席の名前と指名したい人の席の名前を言う。このとき、指名されたのに答えない、指名されていないのに答える、自分の席の名前を間違う、パネラーがいない(既にアウトにしている)席を指名する、直前に自分を指名した人を指名する(逆戻り)などしたらアウトとなり、クラップ席から退場となる。最後まで残ったパネラーに得点。

席の名前は初めはテーマがあったが、後にその回のパネラー名になり、各自、自分以外のパネラー名が割り振られた。また残った人数が少なくなると、シャッフルとなり席を移動していた。このあたりから逆戻りもOKになった。残り2人になった時、最初に指名されたパネラーがもう一人の指名に成功し、もう一人も最初のパネラーに戻すことが出来た場合は、二人とも勝ち残りになる場合があった(シャッフルして続ける場合もあり)。放送回によっては席に割り振られた名前をシャッフルしたこともあった。所ジョージは、差す人の反対を向いて指名し、2人同時にアウトにさせるというテクニックを見せた。指名されたのに答えなかった人と自分に与えられた名前と違う名前で答えた人の2人が同時にアウトになったことがあった。2人同時アウトは3度あった。

[編集] マジカルカウント

「0」から「10」までの数字を日本語と英語で交互に数えていくゲーム。たとえば最初が「れい」なら、「ワン」「に」「スリー」「よん」というふうに、前の数字が日本語なら次は英語で、逆に英語なら次は日本語で、というように答える。リズムに乗れない、答えられない、前の回答者が日本語(英語)で答えたのに自分も日本語(英語)で答える、答える数字を間違うなどしたらアウト。「0」は日本語では「れい」、英語では「ゼロ」と答えるので、間違いやすいポイントでもあった。

[編集] マジカルミルク

「○○○と言う字を逆さに読んで…」と司会者または前の参加者が「お題」として出した言葉を、逆さまに読むゲーム。初めは3文字だったが、後に最初は3文字、残り人数が少なくなると4文字→4文字になった。回答後は次の人へ「お題」を出す必要がある。言葉を逆さまに読めない、次の人への「お題」が思い浮かばない(忘れる)、意味不明な言葉や前に出た言葉を使う、回答した「お題」と同じ文字を使う(減点される場合もあった)などしたらアウト。

加藤紀子がこのゲームを得意であり、勝ち残りになることが多かったが、4文字のマジカルミルクでは加藤紀子も苦戦していて、他のパネラーが勝つことが多かった。

[編集] マジカルニコニコ

「○○と言ったら何?」と司会者や前の解答者がお題としてドンドン、ギャーギゃーなどの擬態語や擬音語を出し、それから連想されるものを答える(例「ドンドンと言ったら何?→太鼓の音)。上と同様、解答後は次の人にお題を出す必要がある。連想できない、次の人へのお題が出せない、意味不明な擬音語、擬態語を言う、前に出た言葉を使うなどしたらアウト。

[編集] マジカルぞうさん

「○○について知っていることをみんなで話してみよう」で始まり「△△だぞー」と言うようにお題について知っていることをリズムに乗って答えていく。答えられない、答えた内容が間違っている、その人の思い込みで答えるなどしたらアウト。

お題は最後まで変わらない。そのものについて多くの知識があるほど有利。

[編集] ドレミファ金土

音階(ドレミファソラシ)を3つずつ言って「ド」まで言ったら曜日に変わり、そのあとは曜日(土日月火水木金)を3つずつ言って「土(ど)」まで言ったら再び音階に戻り、これを繰り返す。リズムに乗れない、答えられない、間違うなどしたらアウト。後に指名制になった。また残り人数が少なくなると逆回転にしたりするなどのバリエーションもあった。

わずか数回の放送で終了した。

[編集] もしもし桃太郎

うさぎとかめ」、「ももたろう」をワンフレーズずつ交互に歌う。間違えたらアウト。歌う人はアトランダムに決定され、同じ人が2回続くこともある。歌詞を間違えるとアウトだが、メロディを間違えてもアウトになる。

[編集] 4色旗上げ

赤、白、青、黒の4色の旗を使って行う旗揚げゲーム。赤、白の旗は手に持ち、青、黒の旗は当初は旗のついた靴を履いて上げる形式だったが、両方上げることができないため、後に足元にあるペダルを踏んで上げる、下げるときは旗を蹴り倒すという形式になった。

[編集] マル禁ワード

おぼえてしりとりバトル、マジカルバナナ、マジカルチェンジにおいてマル禁ワードが導入されていた。マル禁ワードは隠されており、解答者がそれを言うとマル禁ワードのボードがオープンされアウト&-50点になる(すでに開けられたマル禁ワードを言ってもアウト&-50点になる)。今田耕司や加藤紀子が1順目でマル禁ワードを引き当てたこともあった。加藤はマル禁ワードを引き当てることが多かったため、「ミス・マル禁」と自分のことを呼んでいた。

マル禁ワードのボードは後に、マジカルバナナではバナナの背景、マジカルチェンジでは金太郎の背景になった。

[編集] マジカル伝言バトル

まず最初の解答者のみに対して「お題」が与えられ、各解答者が順番に指定された方法で制限時間内に「お題」のイメージを隣の解答者に伝えていき、最後にその「お題」が何かを当てるというゲーム。解答時は、まず最後の解答者が解答し、不正解ならば最後から2番目の解答者へと解答権が移る。誰か1人が正解すれば「総参加者数-(正解できなかった人数+1(最初の人はお題を知っているため))」が伝わった人数となり、伝わった人数に応じて参加者全員に得点が加算される。最初から2番目の人も正解できなければ全員不正解で0点となる。

番組絶頂期には「マジカルバナナ」・「マジカルシャウト」と並んで3本柱となっていた。人気クイズランキングでもバナナについで第2位にランクインした。

[編集] マジカルアクション伝言バトル

解答者は、出題者から指定された「お題」を、体を使って次の解答者に伝えていく。このとき、言葉を発してはならない。制限時間は初めは5秒だったが、後に7秒に増えた。伝言中に流れるBGMは『ムカムカパラダイス』オープニング曲「とっておきのキモチ」のイントロである。

1年ほど休止したあと、「ダブルアクション伝言バトル」(2人でアクションを行う)、「のぞき穴スペシャル」(シャッターにあいた穴からのぞいてみる)、「モザイクスペシャル」(シャッターがすりガラスになっている)として復活した。

[編集] マジカルアート伝言バトル

解答者は、お題をセットに設けられたボードにマジックで絵を書き、それを次の解答者に伝えていく。得点、その他は「マジカルアクション」と同じ。当初は、解答者が背中にあたる部分に絵を描くための紙がついたものを着用し、背中の感覚を頼りに絵を伝えていた。

このコーナーが進むにつれてお題が難しいものになり、絵を描く時間が長くなった。お題が「イソギンチャク」の時、1番手であった所ジョージが海と魚1匹とイソギンチャクを描き、その後、アラジンの魔法のランプのような絵になった。全員不正解で正解が発表された時、他解答者から「もう少しわかりやすい絵を描け!」と文句をつけられたことがある。

派生として「カラーアート」(赤と黒の2本のマジックを使う)「ダブルアート」(2人で絵を描く)「のぞき穴スペシャル」があった。

[編集] マジカルねんど伝言バトル

お題を粘土で作り、次の人に伝えていく。その他は「マジカルアクション」と同じ。

[編集] マジカル(音楽)リップ伝言バトル

解答者は全員ヘッドホンを装着し、口の動きだけで歌・フレーズや文章を伝える。

声は聞こえなくとも、毎回、実際に声を出して歌ったり話したりしていた。また、声が聞こえないのをいいことに、所がわざと音程を外して歌ったこともある。

[編集] マジカルお話伝言バトル

「マジカルアクション」と「マジカルリップ」を融合させたもので、短い文を口の動きとアクションで伝える。

[編集] マジカルラッパ伝言バトル

おもちゃのラッパを使って歌やフレーズを伝える。

[編集] チャレンジ系ゲーム

番組後期から末期(1997年-1999年)にみられたゲーム。

[編集] マジカルハンティング

『大マジカル頭脳パワー!!』スペシャルのみのコーナー。解答者がデジタルカメラを使い10秒以内で8人中何人撮れるかを競うゲームで、1人でも撮れられれば、その解答者のいるチームが得点を得られる。このコーナーでTOKIOの松岡昌宏が8人全員撮りパーフェクトを達成する一方で、定岡正二は1人も取れず逆パーフェクトを記録した。

[編集] マジカル可能?不可能?

あるテーマを掲示し、それが自分でできると思ったら「できる」のコーナーへ、できないと思ったら「できない」のコーナーへ移動する。その後できないチームのパネラーができるチームからチャレンジャーを1人指名し、その人にチャレンジさせる。チャレンジが成功すればできるチームへ、失敗すればできないチームへ得点が入った。なおチャレンジ成功時にはチャレンジしたパネラーにボーナス点が入ることもあった。チャレンジは、制限時間以内に指定されたことをやり遂げるものや、数回チャンスを与えてその回数以内に指定されたことをやり遂げるものが多かった。最初はシンプルなチャレンジが主体だったが、回を重ねるごとに過激なチャレンジも現れた。

番組末期のクイズでありながら、比較的人気があった。

[編集] マジカル超ぴったり

3-4パネラーが1組となり、指示役と搬入役に分かれる。そして指示役の声を頼りに、搬入役が1分以内に石や砂(後に鉄のブロックと粘土→2人で白い砂)をはかりにぴったり100キログラム(10万グラム)乗せることができればボーナスとして500点がもらえる。1グラムでも誤差があれば1点ももらえないという超シビアなルールであった(『スーパークイズスペシャル』では、10キログラム(1万グラム)に一番近いチームに50萬、ちょうど10キログラムなら100萬というルールであった)。放送終了直前にはラストゲームとなっていた。

なお、当初は「ボーナスチャンス マジカルぴったり」と題して搬入役が30秒以内にピンクの砂をぴったり10キログラム(1万グラム)乗せるゲームだった。このコーナーの最後には毎回必ず「なお、このコーナーは1万グラムちょうどが出るまで続きます」という永井美奈子の一言が添えられた。事実上、「エラーを探せ!」の次の最終コーナーである。

[編集] ジャンボストップウォッチ

巨大ストップウォッチのスイッチにバスケットボールを投げてぴったり10秒で止めるコーナー。これも、0.001秒でもズレると1点ももらえないシビアなもの。0.001秒での差で止めた者は3人(矢崎滋・川合俊一は9.999秒、森口博子は10.001秒)いたが、10秒ぴったりで止められた者は1人もいなかった。

[編集] マジカルど真ん中

1人が高さ4mの台の上に乗り、ダーツの矢4本を落として床の的に4本とも刺さればボーナス200点がもらえる。もう1人は下で指示をする。2回目の登場で今田耕司と野々村真ペアが成功し、わずか2週で終了した。

[編集] マジカルシャウト

「早押しよりも早い」がうたい文句のクイズ。解答者は出題された問題に答えるとき、早押しボタンを押すのではなく、直接マイクに向かって叫んで回答する。一番早く反応した解答者が有効となり、正解すると1ポイント。一定ポイント稼ぐと勝利となる。答えを間違えた場合はお手つき(「休み」の札が上がり、セットの後ろのランプが消え、パネラーはイスに座って休む)となり、次に誰かが間違えるまで答えられないが、2人対戦のときはお手つきは相手の得点となった場合もあった。「エラーをさがせ!」の次に息が長かったクイズで、人気クイズランキングでも3位にランクインした。

シャウトの問題には、シャウト初期はノーマルの問題(一例を後述)、「似たもの三択」「映像シャウト」が多かったが、後に「音楽シャウト」「まぎらわしい三択」「ないもの探し」「とび石シャウト」「鏡の時計シャウト」「穴埋めシャウト」「あぶり出しシャウト」など多数登場した。「穴埋めシャウト」は所ジョージが考案したものである。

※ノーマル問題の例

  • 「県名で『なが』という言葉が入っているのは長崎県長野県とどこ?」→正解は「神奈川県」(かながわ)
  • 「十字路を思い浮かべて下さい。ドラキュラの嫌いな食べ物は?」→十字架と答えそうだが正解は「ニンニク
  • 「かぐや姫を思い浮かべて下さい。桃の中に入っているのは?」→桃太郎と答えそうだが正解は「(桃の)種」

パネリストが7人の時代は3人対戦だった。マジカルシャウトの開始時点で得点が最も高い解答者にはシード権が与えられ、他の6人は成績順で3人ずつ、1組目は5位以下、2組目は2-4位に分けられた。グループごとに予選を行い、決勝は各グループの予選の勝者2人とシード解答者の3人で対戦した。1問正解すれば1ポイント獲得でき、予選・決勝とも3ポイント(最初の数回は予選で2ポイント)で勝ち抜け。グループ分けで、1位と2位、4位と5位が同点の場合はじゃんけんで決め、1位と2位では勝者がシード、4位と5位では勝者が2組目、敗者が1組目となった。

パネリストが8人になってからは、シードが廃止された。当初は7人時代と同じく3人対戦のままだったが(予選は3組目だけ2人だった)、程なくして4人対戦に変わった。3ポイント先取すれば得点加算+決勝進出、その時点で2位の解答者も得点なしで決勝進出となっていた。このとき2位の解答者が複数いれば同点決勝が行われたが、休みの解答者は参加できなかった。決勝は5ポイントで優勝だが、3-4ポイントのときもあった。

1996年秋からはトーナメントシステムが廃止され、4人対戦を2セット行う形式に変わった。さらにシャウト末期になると、8人(8チーム)全員で行う方式に変わった。

コーナー名はマジカルシャウト→新マジカルシャウト(叫ぶと光るランプが●型から★型になる、そのほか、スペシャルシャウトで出題されていた問題がレギュラーで加わる)→新マジカル8人(チーム)シャウトと変わっていった。

また、特番ではスペシャルシャウトという特別ルールのコーナーもあった。ルールは、問題数は10問前後に限定。1問正解すると50点から始まり、正解するごとに得点が倍々に増えていくが、間違えたら0に戻る。問題終了時の得点がそのままチームの得点に加算される。

[編集] マジカルシャウトのクイズの種類

[編集] 似たもの三択・似たもの四択

3つまたは4つの選択肢から問題に合うものを選ぶクイズ。なお、「似たもの三択ではありません」などのようなバリエーションもあった。

※問題の例

  • 「走る、歩く、止まる 車で出来ないのは?」→正解は「歩く」
  • 「お洗濯、お掃除、お料理 さらに頭に『お』がつくのは?」→正解は「お掃除」(おそうじ→大掃除)
  • 「春、夏、秋、冬 真ん中に『に』をつけると人になるのは?」→正解は「秋」(あき→兄貴)

※三択でない問題

  • 「まる、ばつ、さんかく 車の運転に必要なものは?」→正解は「資格(または免許など)」

[編集] 映像シャウト

「これは●●、ではこれは?」と言った問題を映像を見て答えるクイズ。まず映像を1つ流し、2つ目の映像が問題になっている。

  • 「これは溶岩、ではこれは?」→正解は「羊羹」
  • 「これはトランク、ではこれは?」→正解は「トランプ」

といった具合に●●の部分から正解を連想させていた。

なお、ほとんどが引っかけで

  • 「これは靴みがき、ではこれは?」→歯磨きと答えそうだが正解は「歯ブラシ」

といった感じで、●●の部分で間違いを誘発していた。引っかけ問題の2つ目の映像は誰かが解答するまで動かないことが多かった。スタッフによると冒頭部分の背景の色に秘密が隠されているという。

また、回数を重ねるにつれて、●●の部分を無理やり作り出す問題が目立つようになってきた。引っかけが圧倒的に多かったが、ときどきそうでない場合もあった。

※●●の部分が無理やり作り出された問題の例

  • 「これは『ふ』と『ん』叩き(『ふ』という字と『ん』という字を叩く)、ではこれは?」→布団叩きに見せて正解は「釣り竿」
  • 「これは2食うマン(その名の通り『2』という字を食べる男)、ではこれは?」→肉饅に見せて正解は「マスク」
  • 「これはボーッ、リングのタマ(猫のタマがリングの上でボーッとしている)、ではこれは?」→ボウリングの球に見せて正解は「だるま」

[編集] 音楽シャウト

流れる歌を聴いて、曲名を答えたり、映画などのテーマ曲を聴いて、何のテーマかを当てる。「スペシャルシャウト」で初登場。

[編集] ないもの探し

上下に分かれた映像を見て、上にあって下にないものを探す。当初は「映像シャウト」として出題されていたが、「スペシャルシャウト」で採用されてこの名前に変わった。

[編集] まぎらわしい三択

カタカナで書かれた3つの選択肢があり、正しく表記されているもの(逆まぎらわしい三択では間違っているもの)を番号で当てるクイズ。

  • 「1. ウィキペディア 2. ウィキベディア 3. ウィキペティア」→正解は「1」。

「スーパーシャウト12問勝負」で初登場。後に映像を用いた「映像まぎらわしい三択」も登場した。これは3つの映像のうち、正しいものを当てるクイズである。

[編集] 超インスピシャウト

「頭またはお尻に『●』のつく…」と言うように出題され、それに当てはめるものを答える。当初はこのコーナー単独で出題されていた。所ジョージは他の解答者を邪魔する作戦で珍解答を連発していた。

※問題および所ジョージの珍解答の例

  • 「頭に『さ』のつく鉄棒ですること」→「さしみ回転」(正解は「逆上がり」)
  • 「頭に『か』のつく焼肉」→「かぐや姫が食べるような焼肉」(正解は「カルビ」)
  • 「頭に『じ』のつくの名前」→「じじいいも」(正解は「ジャガイモ」)

[編集] 飛び石シャウト

画面上に出てくる文字をひとつおきに読むと何になるかを答える。今田耕司が1文字ずつゆっくり読む作戦で成功したが、後にこの手法は反則扱いとなり(使用した場合は画面から文字が消えて、その解答者はお手つきとなる)、加藤紀子がこれによりお手つきとなった。

[編集] うら文字シャウト

画面上に出てくる裏返しになった文字をなんと読むか当てるクイズ。「さ」と「ち」だけ気をつけていれば解ける。この問題もゆっくり答える手法が有利であった。

[編集] 逆読みシャウト

出された問題を逆から読むと何になるかを答える。出題が「クニキヤ」のとき、所ジョージが「やー」と長く延ばしながら考えたあと「きにく」と言って解答したが(正解は「焼肉」)、反則とみなされお手つきとなった。

[編集] 鏡の時計シャウト

鏡に映ったアナログ時計を見て、何時何分か答える。

[編集] あぶり出しシャウト

火であぶり出す文字を答える。時々引っ掛けになる問題もあった。(例:め→ぬ、わ→ねなど)

[編集] グルグルシャウト

問題を右回りに読み、その問題の答えを答えるクイズ。問題自体は易しい。

[編集] その他の読み上げ問題など

[編集] 超瞬間お手上げクイズ

出された問題がその通りだと思ったら手を上げるクイズ。違うと思ったら手を上げずそのままの状態でいればよい。一度あげた場合は下げることができない。

  • 「人間が何の道具も使わないで1分以上体を浮かすなんてできないと思う人」→水の上に浮かすことができるので、手を上げたら×
  • 「広い日本には、足でタクシーを止める人も結構たくさんいると思う人」→タクシーの運転手は足でブレーキペダルを踏んで車を止めるので、手を上げたら○
  • 「コップを10階建てのビルの屋上から地上に落としたら、まず間違いなく割れると思う人」→紙コップなら割れないので、手を上げたら×

ただし、当初は解答者によって答えが変わる問題もあった(例:「腕時計を右腕にはめている人」)。

最初の2回は、間違えるとアウトになる制度だったが、その後、5問出題され、正解数が多かった人に得点。正解数が多かった人が複数人いれば同点決勝となった。1995年秋頃から、1問正解で20点加算される形式に(10点×5問、パーフェクトで100点加算される時期もあった)。

スペシャル番組限定ルールとして「手を上げるのが一番遅かった人も失格」があった。

姉妹クイズとして「超瞬間○×クイズ」もあった。これは出された問題に対して○か×を手で表現して回答する。

[編集] マジカルプッシュ 知らなきゃ押しつけろ!

2人(2チーム)対戦の早押しクイズ。正解すれば1ポイント、不正解だと相手に1ポイント入るが、わからないと思った問題は相手の回答ボタンを押して、回答権を押し付けることができる。ただしボタンを押せるのは問題文が途中まで読まれてゴングが鳴ってから。しかし、問題文の続きは解答権が決定した後に読まれるため、自分で答えるか押し付けるかを決めた時点では問題がまだわからない。このため、自分で答えられると思った問題が難しかったり、押し付けた問題が簡単な問題だったこともありえる。

最初は3ポイントで勝利だったが、後に2ポイントで勝利となった。また、1997年夏にはゴング後の文章を「…ではなく」調に変えた「新マジカルプッシュ 知らなきゃ押しつけろ!」にリニューアルされた。

回答ボタンが頑丈で押しても反応しないことがあるため、安達祐実が相手のボタンを何度も叩いていることがあった。

[編集] いじわる実験室

末期の人気コーナー。新早口言葉のあと引っ掛けクイズが出題される。しかし引っ掛けクイズはとんでもない物が多く、さらにナレーターである森の話術にはまって答えを間違うパネラーが続出した。なおほかのパネラーはヘッドホンをして順番を待っていた。引っ掛けクイズに正解したパネラーは、どの回も少なかった。開始からしばらくは「いぢわる実験室」と表記されていた。最終回では所ジョージも挑戦した。

  • 「上下のくちびるを付けずに、正確に「北海道」と言ってください」 - 普通に言ってもくちびるは、付かない。
  • 「私が言う言葉から「ちゃ」を抜いて答えてください」 - 最初は普通に「ちゃわんむし」→「わんむし」、「おちゃわん」→「おわん」と言い最後に「とうちゃん」→「とうん」と答えたところ、森が「え?とうちゃんですよ?」と言い、大半の人が「え?だから、とうん」と答えてしまう。正解は、「え?とうちゃんですよ?」なので「え?とうんですよ」。

[編集] ひっかけ○× 迷ってまっぷたつ

クイズ問題で○の台と×の台に乗って、時間切れになると分かれてしまう。なぜ○か×か引っ掛けのポイントを言う。問題の傾向は「超瞬間お手上げクイズ」と同じ。

  • 「酒を飲んだ人は車に乗ってはいけない」→正解は×(運転はしてはいけないが、助手席などには乗っても良いため)
  • 「100cmのひもをちょうど半分に切ると50cmずつになる」→正解は×(横に切った場合はなるが、縦に切った場合はならないため)

[編集] さかさま指令

さかさまで指令が出され、それに従う。「1番早い」「2番」「3番」「ラスト」によって得点が異なる(例:「うどんうのびくてとらぶらぶ(ぶらぶらと手首の運動)」)。それぞれの解答者の間にシャッターがあるにもかかわらず、同じ間違いがそろってしまうことがあった。後にチャレンジに使う小道具(引っ掛けの材料になっていることもある)が置かれた。

[編集] ひっかけ命令クイズ

ナレーターの森がさまざまな命令を解答者に出すが、その前に「命令」と言ったときだけその指示に従わなければならない。「命令」と言われたのに従わなかったり、「命令」と言っていないのに従ったりするとアウト。

「命令。そのまま手を握ったり閉じたり。」という引っ掛けもあった(握ったり開いたりではないので、手は握ったままでなければならない)。

[編集] マジカルブランコ

解答者はブランコをこいで、問題に答える。前にあるマイクに近づいたときに解答権を得る。離れるまでに答えをすべて言い終わらなければならない。

[編集] マジカルメリーゴーラウンド

メリーゴーランドのように回転するセットにパネラーが乗って挑戦する。主にランキングの一部を当てる問題(夫婦喧嘩の原因第1位など)が出題される。1箇所だけあるマイクの前に来たパネラーが解答権を得る。正解者をパネラー全員が褒め称えるのがお約束。

[編集] チームワークを要するクイズなど

[編集] マジカルインスピレーション

ある問題の答えを、推理力を働かせて他のパネラーと合うようにするクイズ。4人1組で行う。

最初は「頭に○のつく△△△を思い浮かべてください」という形式だけだったが、1996年から「新マジカルインスピレーション」となり、図形を利用して絵を描く「インスピアート」、VTR内で流れた音を表現する「サウンドインスピレーション」、2つの物の名前を合体させて新しい言葉を作る「合体インスピレーション」、あるものを別の何かにたとえる「たとえてインスピレーション」、カタカナで書かれた言葉を無理やり漢字で表現する「ムリ漢インスピレーション」などが登場した。

答えが合った人数×10点(答えが2つに割れた場合はそれぞれに20点)が加算され、誰も答えが合っていないと0点となる。パーフェクトだと100点または50点が加算。

このコーナーで加藤紀子はほとんど3人と違う答えを出していた(例:「頭に『う』のつく長いもの」→「うんこ(他の3人はうどん)」、「頭に『さ』のつく歴史上の人物」→「サンフランシスコ・ザビエル(名前自体が間違っている)」など)。

[編集] マジカルイマジネーション

スペシャル恒例クイズで、指定されたイメージを目をつぶりながら他の回答者と合うよう体で表現する(例 あなたは最新式の消防車です。その水はどこから出ますか? 解答例:口など)。8人1組で行う。

マジカルイマジネーションでは答えが合った人数×10点が加算されるが、誰も答えが合っていないと0点となる。またパーフェクト(全員の答えが同じ)ならば100点のボーナスが加算されたが、パーフェクトは1回も出なかった。なお、合った答えが複数あった場合は、それぞれのパネラーに答えた人数×10点が加算された。

[編集] マジカルアート

指示された絵を順番に描いていき、残りのメンバーがそれが何であるかを当てるクイズ。解答者が7人のときは板東英二も助っ人として参加していた。

当初はお題にテーマがあったが、後に16項目の中から番号を指定し、選んだものを書くと言う形に変わった。また、ほかの書き手に交代する「チェンジ」制度ができた。

[編集] マジカルプラス あわせていくつ

スペシャルに放送されていたクイズ。5人の解答者が両手に旗を持ち、指示された数にあうように旗を揚げる。全体的に、男性解答者が旗を揚げる傾向にあり、女性解答者は旗を揚げない傾向にあった。そのためか、指示された数が1や9の時は正解することが多かった。特に松村邦洋は1の時に旗を揚げることが多かったが、旗を揚げる時に声を張り上げたために無得点になったこともある。

[編集] マジカルグランプリ

スタジオに設置された巨大モニターを見ながら行うゲーム。操作役と指示役に分かれ、操作役の人は目隠しをする。指示役の人は画面を見て、モニターの中を走る自動車が障害物にぶつからないよう、「あぶない!」などと声をかけて指示。後に障害物のない車線の番号を指示するようになった。操作役の人はその指示に従って、ボタンを押して自動車を左右に移動していく。自動車が障害物にぶつかるか、またはゴールにたどり着いた時点で終了。最も先まで進んだチームに得点が与えられた。障害物があるのが1箇所だけのときは障害物のレーンを走っているときだけ「あぶない!」と言えばよかったが、2箇所あるときは「あぶない!」と言ってそのレーンを避けても移動先のレーンにも障害物があり失格になってしまうことがあるため運が試される。

[編集] マジカルシューティング・マジカル忍者

上記と同様、巨大モニターを見ながら行うゲーム。操作役と指示役に分かれ、操作役の人は目隠しをする。指示役の人は画面を見て、モニターに現れる敵がどの番号にいるかを指示する。操作役の人はその指示に従って敵を撃つ。時間切れになれば終了。当初は敵に撃たれると減点だったが、減点なしになり、さらにそのあとは敵に撃たれるか人を撃つとゲームオーバーとなった。

後に忍者風になった。

[編集] マジカルものまね動物園

スペシャル限定のコーナー。赤チームと青チームに分かれ、出題チームはお題の物まねを誰か1人やり、解答チームは後ろを向く。正解すれば50点。この時に間寛平や久本雅美がやるお題のものまねがわかりやすかったことが多かった。後に「ものまねワンダーランド」となり、動物以外のお題が出るようになった。

[編集] マジカルエピソード

上記と同じくスペシャル限定のコーナー。『スーパークイズスペシャル』でも放送された。

赤チームと青チームに分かれ、出題チームの誰か1人のエピソードが発表される。解答チームは出題チームの誰かに質問し、その内容から誰のエピソードかを当てる。出題チームはうまくだますためにその人になりきらなければならない。また本人はうそをついてはいけない。

[編集] マジカルシルエット

1から4のボックスに入り、シルエットだけが映っている4人の出演者(板東英二や永井美奈子が参加したこともある)に質問をし(音声はボイスチェンジャーにより変えてある)、指定された人は何番のボックスにいるかを当てる。ボックスに入っている人は当てられないようにうまくだまさなければならない。また、本人はうそをついてはいけない。途中から、視聴者に誰がどこに入っているのかを発表するようになった。

4番は誰かがすぐばれるような人が入っており、ほとんどの場合、4番は不正解であった。ただし、たまに4番と解答した解答者がいたほか、1回だけ4番が正解だったことがあった。

デヴィ・スカルノが他のコーナーに参加せず、このコーナーのみ出演したことがある。

[編集] 関連項目


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