ポリドール・レコード
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ポリドール・レコード(Polydor Records)はイギリスに本部を置く、レコード会社(レコード・レーベル)。
現在は本社をアメリカ合衆国に置くユニヴァーサル・ミュージック傘下のレーベル。
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[編集] 本社
[編集] 沿革
- 1924年 ドイツ・グラモフォンの独立分社として設立。
- 1946年 ポピュラー音楽へ進出した。
- 1972年 フィリップスが所有するフォノグラム・レコードがアメリカに創設したポリグラムに併合し、子会社として活動した。
- 1998年 シーグラムがポリグラムを買収、自身の所有するユニヴァーサル・ミュージックと合併したことにより、ポリドールはこの一部となった。
[編集] 主なアーティスト
かつて所属していたアーティストを含む
- ABBA
- エミネム
- エリック・クラプトン
- カーペンターズ
- クリーム
- ザ・スタイル・カウンシル
- ザ・ビージーズ
- ザ・フー
- ジミ・ヘンドリックス
- ジェームス・ブラウン
- ジェイムス・モリソン
- セックス・ピストルズ
- ダニエル・ベディングフィールド
- ディープ・パープル
- テイク・ザット
- フライデイ・ヒル
- フランク・ミルズ
- フリオ・イグレシアス
- ボーイゾーン
- チック・コリア
- ローナン・キーティング
- レインボー
- レヴェル42
[編集] 日本のポリドール
1927年に日本ポリドール蓄音器株式会社として設立。
現在は本社がユニバーサルミュージックと統合したことにより、日本支社も統合された。
※ユニバーサルミュージック (日本)の項を参照。
[編集] 沿革
- 1926年、阿南商会の阿南茂が、松本荘之助・鈴木幾三郎(銀座十字屋)・技師の塩崎仲吉とともに、ドイツ・グラモフォン社より日本国内におけるポリドールレコードの製造許可を取得する。
- 1927年、阿南正茂が『日本ポリドール蓄音器株式会社』を設立し、ポリドールレコードの国内での販売を開始する。
- 1942年3月、戦時中の外国語使用禁止の風潮を受け、社名を『大東亜蓄音器株式会社』に変更。ポリドールレコードは大東亜レコードに変更される。
- 1943年10月、『大東亜航空工業』に社名変更、軍需工場となる。
- 1945年4月10日、戦災で工場を焼失する。
- 戦後、『日本ポリドール』に社名変更。富士電機製造が株式の一部を取得し、古河グループの一員となる。その後『日本グラモフォン』に改組。
- 1971年11月、『ポリドール株式会社』に社名変更。
- 1984年、富士電機との資本提携を解消。業績不振のロンドンレコードを吸収合併。
- 1998年、ポリドール本社がユニバーサルミュージックと合併したことに伴い、日本支社も経営統合。
[編集] 主な所属アーティスト
- RCサクセション
- 青葉笙子
- 赤木圭一郎
- 麻生よう子
- 淡谷のり子
- 井上陽水
- 上原敏
- 榎本健一
- 奥田良三
- 小椋桂
- 海援隊
- 加藤登紀子
- カルメン・マキ
- KAN
- 香西かおり
- 香坂みゆき
- 小林旭
- ZARD(ビーイング系)
- C-C-B
- 島崎和歌子
- 東海林太郎
- SUGIZO
- スターボー
- スピッツ
- 菅原洋一
- センチメンタル・シティ・ロマンス
- 園まり[1]
- ザ・タイガース[1]
- 竹下景子
- 田端義夫
- テレサ・テン
- 中条きよし
- 流
- 西川きよし
- 西田佐知子
- 野口五郎
- 氷室京介(現EMIミュージックジャパン)
- 牧村三枝子
- mihimaru GT
- 森山直太朗
- 横山やすし
- 渡哲也
[編集] 脚注
[編集] NHKレコード
NHKレコード(エヌエイチケイ- )とは、日本放送協会(NHK)のテレビ番組のテーマソングや大河ドラマのテーマ曲、NHK交響楽団の演奏曲などをNHK独自のレーベルでポリドールが販売したレコードのレーベル名。
[編集] ポリドール映像販売
ポリドール映像販売 (-えいぞうはんばい) とは、ユニバーサルミュージックが販売するミュージックビデオ以外の映像ソフトのレーベル。