ポチっとな
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ポチっとなは、押しスイッチ(ボタン)などを押したことを表すことば。「ポチ」はスイッチを押した音か機械の作動音を表す擬声語である。
アニメなどで登場人物がスイッチを押す際の台詞として使用されることも多い。
スイッチを指で押す所作は非常に小さい動作であり視聴者に伝わりづらいので、動作主にこのような台詞を効果音的に言わせることによって、動作に注目を集める働きがある。
また、映像を伴わない小説などの文字作品や音声のみのラジオなどでも同様に有効な表現手段である。
『ヤッターマン』の悪役、ボヤッキーが使ったことが起源であるが、この台詞はボヤッキーの声優である八奈見乗児のアドリブから生まれたという。また『ゼンダマン』では紋者博士(声優:宮内幸平)が主にこの台詞を使用している。
格闘ゲーム『サイバーボッツ』に登場するデビロット姫の侍従・地獄太使が家庭版のストーリーモードでこの台詞を使用している。ちなみに、担当声優は八奈見乗児であった。
『ツバサ・クロニクル』の第2シリーズ第13話の老人が使用。声優が八奈見乗児であり、「昔メカのプロだった」との台詞は分かる人には分かる的なギャグ(どちらかといえばアドリブ)ネタと思われる(なお、監督の真下耕一はタツノコプロの出身であり、『ヤッターマン』(1977年版)の演出もしている)。
現在では単なるアニメの一台詞を越えた、幅広い現場(バラエティ番組など)で、一般にもその使用が見受けられる。
[編集] バリエーションと派生
- 「プチュっとな」(「プチュっと!」) 『タイムボカン』のグロッキーが使用。「ブチュっとな」の場合もある。
- 「ポチっとな」(「ポチっと!」) 『ヤッターマン』のボヤッキー[1]、2008年製作版のヤッターマンのトンズラー」(第11話のみの「ポチってまんねん!」)、『ゼンダマン』の紋者博士、ごくまれに『ヤットデタマン』のジュリー・コケマツ、『怪盗きらめきマン』のヒエール(23話ではルージュも)が使用。
- 「デボっとな」(「デボっと!」) 『ゼンダマン』のトボッケーが使用。
- 「セコっとな」(「セコッと!」) 『タイムパトロール隊オタスケマン』のセコビッチが使用。また、『ヤットデタマン』のジュリー・コケマツが一度だけ使用したことがある。
- 「コケっとな」(「コケっと!」) 『ヤットデタマン』のジュリー・コケマツが使用。
- 「コスっとな」(「コスっと!」) 『逆転イッパツマン』のコスイネンが使用。
- 「ダサっとな」(「ダサっと!」) 『イタダキマン』のダサイネンが使用。
- 「プチっとな」(「プチっと!」) 『怪盗きらめきマン』のヒエールが主に使用。
などのバリエーションがある。
- ポチる
- 「ポチる」とは、一部のインターネット利用者の間で使われるインターネットスラングである。ウェブ上で通信販売されている商品の購入を確定する行為のことを意味する。「ポチっとな」から派生したものだといわれており、「購入ボタンをポチッと押して買う」という意味を動詞として表したものである。支払いをクレジットカードで行うことの多いインターネット通信販売での、物品購入の気軽さも表現しているとされる。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ OVA「タイムボカン王道復古」、2008年製作版の「ヤッターマン」を含む。
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テレビシリーズ | タイムボカン - ヤッターマン - ゼンダマン- オタスケマン - ヤットデタマン - イッパツマン - イタダキマン - タイムボカン2000 怪盗きらめきマン - ヤッターマン(リメイク版) |
OVA | タイムボカン王道復古 |
ラジオドラマ | 平成タイムボカン |
ゲーム | ボカンと一発!ドロンボー - ボカンですよ - ボカン伝説 - ボカンGo Go Go - ドロンジョにおまかせ(PS2版) - ヤッターマンDS |
パチスロ | ドロンジョにおまかせ - ヤッターマン只今参上 |
主要スタッフ | 吉田竜夫 - 吉田健二 - 九里一平 - 鳥海尽三 - 小山高生 - 笹川ひろし - 天野喜孝 - 大河原邦男 - 山本正之 |
常連声優 | 小原乃梨子 - 八奈見乗児 - たてかべ和也 - 滝口順平 - 富山敬 |
用語 | ポチっとな - 三悪 |