ホリデー快速鎌倉

ホリデー快速鎌倉（2007年04月28日、西国分寺駅にて撮影）

ホリデー快速鎌倉（ホリデーかいそくかまくら）とは主に大宮駅～鎌倉駅間を運行している東日本旅客鉄道（JR東日本）の臨時快速列車。

ホリデー快速の一つである。運行に際して貨物線を経由することで、脚光を浴びた。

なお、本稿では高崎線・両毛線方面より鎌倉駅まで運行されたホリデー快速あかぎ鎌倉についても記載する。

[編集] 運行概況

運行に際して特筆すべき事項として以下のものが挙げられる。

鎌倉駅の場合、定期列車では始発・終着列車が設定されておらず、客扱いを終了後逗子駅まで回送されていた。上り大宮方向も逗子駅から回送され、鎌倉駅で客扱いを開始した。
1990年代後半より、武蔵野線経由となった。

鶴見駅で運転停車し、ホームのない線路上で乗務員が交代する。また同駅を境に列車番号が変わる。

豊田車両センター所属の115系6連が充当される。
- 基本的に、6両貫通のM40編成が充当されるが、検査時などには同区の3連＋3連が充当される。なお、この編成は快速「むさしの」「ホリデー快速むさしの」にも使用される。

1992年、小山駅～鎌倉駅間でホリデー快速鎌倉運行開始。

運行当時、湘南新宿ライン開業前であり、東北貨物線～山手貨物線～横須賀線を直通で運行する定期列車は皆無であったことから休日の臨時列車として適当な列車として設定。

また、使用車両としては新前橋電車区所属の165系が充当された。
1993年、運行区間を大宮駅までに短縮。
1996年、伊勢崎駅～鎌倉駅間に両毛線・高崎線・武蔵野線・横須賀線経由で運行するホリデー快速あかぎ鎌倉が運行される。

なお、「ホリデー快速あかぎ鎌倉」に165系が充当された関係で、以降「ホリデー快速鎌倉」には小山電車区所属の115系電車が充当される。但し、東海道本線・宇都宮線と同色であることから誤乗されることがあったとされる。
2002年、湘南新宿ライン開業に伴い武蔵野線経由で運行を再開。
2004年、団体専用列車に使用される183系電車「彩野」を使用したホリデー快速鎌倉が運行される。