フロイド・メイウェザー・ジュニア
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オリンピック | ||
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男子 ボクシング | ||
銅 | 1996 | フェザー級 |
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基本情報 | |
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本名 | フロイド・ジョイ・メイウェザー・ジュニア |
通称 | プリティーボーイ |
階級 | ウェルター級 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1977年2月24日(31歳) |
出身地 | アメリカ合衆国、ミズーリ州 |
命日 | |
死地 | |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 39 |
勝ち | 39 |
KO勝ち | 25 |
敗け | 0 |
引き分け | |
無効試合 |
フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、1977年2月24日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。身長173cm。
目次 |
[編集] 概要
ベビーフェイスな外見から「プリティーボーイ」と呼ばれるが、その異名とは異なり非常にエキサイティングな試合を展開する。現役のボクサーの中で「もっとも速いボクサー」と称され、その類まれなスピードで相手を翻弄する試合を得意とする。また、試合前の会見などで行うリップサービス(大口をたたくこと)でも有名で、対戦相手にとっては腹立たしいがマスコミ受けは良い。私生活での素行はあまり良くなく、暴力事件を起こすなどしてニュースに取り上げられたりすることもしばしばある。ボクシングにおいては、自他とも認める天才であり、自分はシュガー・レイ・レナードの後継者だと豪語している。
[編集] 来歴
- 1996年プロデビュー
- 1998年10月3日、ヘナロ・エルナンデスの持つWBC世界スーパーフェザー級王座に挑戦し、8回TKOで王座獲得。このタイトルはのちに8度の防衛。
- 2001年1月20日、ディエゴ・コラレスを10回TKOに下し6度目の防衛。
- 2002年4月20日、ホセ・ルイス・カスティーリョを3-0の判定で下しWBC世界ライト級王座獲得。のちに3度の防衛。
- 2005年6月25日、アルツロ・ガッティを6回終了TKOで下しWBC世界スーパーライト級王座獲得。このタイトルは防衛せず返上。
- 2006年4月8日、ザブ・ジュダーの持つIBF世界ウェルター級王座に挑戦し、3-0の12R大差判定勝ちして獲得。無敗のまま4階級制覇に成功した。試合中にハプニングも有り、10R目にメイウェザーがジュダーのローブローとラビットパンチを受けて倒れると、メイウェザーの叔父でチーフセコンドを務めるロジャー・メイウェザーがリングに入り相手セコンドと乱闘になった。乱闘は関係者と警備員に止められ、5分後に試合が続行された。このタイトルは防衛せず返上。
- 2006年11月4日、カルロス・バルドミールを3-0の12回判定で下しWBC世界ウェルター級王座獲得。レオ・ガメスに次いで2人目、WBCでは初めてとなる同一団体4階級制覇となる。
- 2007年5月5日、オスカー・デ・ラ・ホーヤとの「世紀の一戦」を2-1の12回判定で下しWBC世界スーパーウェルター級王座獲得。シュガー・レイ・レナード、トーマス・ハーンズ、オスカー・デ・ラ・ホーヤに次ぐ、4人目の5階級王者となった。なお、一つの団体だけで5階級の王座を獲得したのはメイウェザーが初めてである。その後、スーパーウェルター級タイトルを返上し、ウェルター級の王座を保持するかたちとなった。
- 2007年12月8日、イングランドのリッキー・ハットンを10回TKOで下し、WBC世界ウェルター級王座を防衛。アメリカとイギリスの無敗のスーパースター同士の大一番であった。
- 2008年3月30日、フロリダ州オーランドで開催されたプロレス団体WWEの興行『レッスルマニア24』でビッグショーと対戦。メリケンサックでビッグショーを殴り顎を骨折させ勝利した(なお、骨折はアングルの可能性あり)。現役のボクシング世界王者がプロレスのリングに上がり対戦するのは1976年のモハメド・アリ以来32年ぶりで、ファイトマネーは2000万ドルと言われている。
- 2008年6月6日、「ここ数年はボクシングに自分の望みを見いだすのが困難だった」とコメントし、現役引退を表明した。
これにより、WBC世界ウェルター級王座を返上することとなった。[1]
[編集] 戦績
- プロボクシング: 39戦 39勝 25KO 無敗
[編集] 獲得タイトル
- 第22代WBC世界スーパーフェザー級王座
- 第27代WBC世界ライト級王座
- 第28代WBC世界スーパーライト級王座
- 第10代IBF世界ウェルター級王座
- 第27代WBC世界ウェルター級王座
- 第37代WBC世界スーパーウェルター級王座
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ フロイド・メイウェザーJrが現役引退を表明 日刊スポーツ 2008年6月7日閲覧
前王者 ヘナロ・エルナンデス |
第22代WBC世界スーパーフェザー級王者 |
空位 次タイトル獲得者 シリモンコン・シンワンチャー |
前王者 ホセ・ルイス・カスティーリョ |
第27代WBC世界ライト級王者 |
空位 次タイトル獲得者 ホセ・ルイス・カスティーリョ |
前王者 アルツロ・ガッティ |
第28代WBC世界スーパーライト級王者 |
空位 次タイトル獲得者 ジュニア・ウィッター |
前王者 ザブ・ジュダー |
第10代IBF世界ウェルター級王者 |
空位 次タイトル獲得者 カーミット・シントロン |
前王者 |
第27代WBC世界ウェルター級王者 |
次王者 |
前王者 |
第27代WBC世界スーパーウェルター級王者 |
次王者 |