ヘナロ・エルナンデス
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へナロ・エルナンデス（Genaro Hernandez、1966年5月10日 - ）は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州出身の元プロボクサー、現プロボクシング解説者。帝拳ジムとプロモート契約（LAボクシングクラブで普段の練習を行っていた）。身長180cm、リーチ185cm。現在はUSA帝拳代表。
幼いころからボクシングに親しみ、アマチュアボクシング通算4戦4敗～1984年18歳でプロデビュー～1991年WBA世界スーパーフェザー級チャンピオンとなり8度防衛（2度目の防衛戦福岡国際センターで竹田益朗に判定勝ち、3度目の防衛戦東京体育館で渡辺雄二に6RTKO）。1995年8月オスカー・デ・ラ・ホーヤの保持するWBO世界ライト級王座挑戦したが6RTKOで惨敗し鼻骨骨折、同時にWBAから王座剥奪。カムバックして1997年WBCアズマー・ネルソンから世界スーパーフェザー級のベルトを奪い、これを3度防衛。1998年10月フロイド・メイウェザー・ジュニアに敗北し王座奪われ引退。通算戦績41戦38勝17KO2敗1分
紳士的でフェアプレイを重んじる人物。アズマー・ネルソンとの世界スーパーフェザー級タイトルマッチでエルナンデスは試合途中にネルソンのゴング後のファウルパンチを受けて深刻なダメージを負う。試合続行不可能をアピールすれば勝利は確実だったが、エルナンデスは自ら続行を志願した（結局この試合は苦戦の末の判定勝ち）。試合後にそのことについて尋ねられた彼は「ネルソンのことは尊敬しているし、なにより私はこの競技に誇りをもっている」と答えたという。
まだ世界ランカーだったころから帝拳ジムの招きで来日している。日本での戦績は無敗。ハードパンチャー渡辺雄二に圧勝した試合でその実力を知らしめ、テクニカルなボクシングと謙虚な態度で日本でも人気があった。また本人も大の親日家である。
