フリードリヒ4世

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フリードリヒ4世（独: Friedrich IV.）は、ドイツ語圏の君主・諸侯の名。

フリードリヒ1世 (ザクセン選帝侯) “好戦伯”（1370年 - 1428年）

ヴェッティン家のマイセン辺境伯（在位: 1407年 - 1428年）。アルブレヒト4世の死去によってアスカン家が断絶するとザクセン選帝侯（ザクセン選帝侯としてはフリードリヒ1世、在位: 1423年 - 1428年）となった。
フリードリヒ4世 (チロル公) “文無し公”（1382年 - 1439年）

ハプスブルク家のチロル公（在位: 1402年 - 1439年）。オーストリア公レオポルト3世の息子。アッペンツェル地方（現スイス領）の独立運動に悩まされたほか、コンスタンツ公会議で対立教皇ヨハネス23世を支持し、皇帝ジギスムントと対立した。
フリードリヒ3世 (神聖ローマ皇帝)（1415年 - 1493年）

ハプスブルク家のドイツ王（在位: 1440年 – 1493年）。はじめオーストリア大公（オーストリア大公としてはフリードリヒ5世、在位: 1424年 - 1493年）、のち神聖ローマ皇帝（神聖ローマ皇帝としてはフリードリヒ3世、在位: 1452年 - 1493年）。極めて凡庸な君主であったが、自身の長寿と政敵の急死によって何もせずにハプスブルク家の基礎を固めた。
フリードリヒ4世 (プファルツ選帝侯) “正義伯”（1574年 - 1610年）

プファルツ選帝侯（在位: 1583年 - 1610年）。熱心なカルヴァン派で、1608年に成立したプロテスタント連合の盟主となった。
フレデリク4世 (シュレースヴィヒ＝ホルシュタイン公)（1649年 - 1702年）

シュレースヴィヒ＝ホルシュタイン公（在位: 1695年 - 1702年）。デンマーク語読みではフレゼリク4世。大北方戦争で戦死した。甥にホルシュタイン＝ゴットルプ朝初代のスウェーデン王アドルフ・フレドリクがいる。