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フェンダー・ストラトキャスター - Wikipedia

フェンダー・ストラトキャスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フェンダー・ストラトキャスター
Fender Stratocaster
メーカー/ブランド フェンダースクワイア
製造時期 1954年
構造
ボディタイプ ソリッド
スケール長 25 1/2インチ
フレット 21フレット/22フレット
ネックジョイント ボルト・オン
材質
ボディ アルダーまたはアッシュ
ネック メイプル
フィンガーボード ローズウッドまたはメイプル
ハードウェア
テールピース シンクロナイズド・トレモロ
電気系統
ピックアップ シングルコイル×3
コントロール ボリューム×1、トーン×2、3/5ウェイセレクタースイッチ
カラーバリエーション
スタンダード・シリーズ: ブラック、クローム・レッド、ブラウン・サンバースト、エレクトロン・ブルー、ミッドナイト・ワイン、アーティック・ホワイト
アメリカンシリーズ: ブラック、3色サンバースト、オリンピック・ホワイト、クローム・レッド、ショア・ゴールド, バタースコッチ・ブロンド, チャコール・メタリック
テンプレート | カテゴリ

ストラトキャスターStratocaster)は、フェンダー社の社長レオ・フェンダーや技師フレディ・タバレスによって開発され、1954年に発表・発売されたエレクトリックギターである。テレキャスターで培ったアイデアをさらに発展させたものであり、ギブソン社のレスポールモデル等と並び、エレクトリックギターの代表的な存在である。現在はフェンダー社の4つのブランド(USA、メキシコ、ジャパン、スクワイア)から販売されている。

目次

[編集] 設計

[編集] 製造方法

フェンダー社のギターは大量生産品として設計されており、大量生産を可能にするために、生産工程についてさまざまな簡略化がなされている。角度のないネックヘッド、ボルトオンネック、電装系をすべてマウントしたピックガードなどがそれにあたるが、これらのアイディアは、伝統的なギター製作からはかけ離れたものであった。しかし、これらは結果的に成功し、後年のコンポーネント・ギター登場への道を開くことになった。ボディとネックは、従来のギター製作の常識では(ニカワ)などで接着するべきものであったが、ストラトキャスターではこれをボルトで固定することとした。この点はテレキャスターにすでに見られたアイディアであったが、音質的な欠点が見られなかったことから、後発のギターに大きな影響をあたえることになった。さらにボディ表面を覆う大きなピックガードが特徴としてあげられる。このピックガード裏面にピックアップ、ボリューム、トーン・コントロールなどの配線を施している。この仕様はボディ、ネック、配線を別工程とすることを可能にした。

[編集] ボディ形状

ボディ
ボディ

形状もより工夫されており、高音部が弾きやすいようにボディを大きく削る高音弦側のカッタウェイに加え、ストラップを使用した時のバランスを改善するための低音弦側カッタウェイを採用したダブルカッタウェイシェイプ、ギターを持ったときに腰や肘のあたる部分を削るなどの工夫も見られる。(コンタード・ボディと呼ばれる)

[編集] ヘッド

スクワイア・ストラトキャスターのラージヘッド
スクワイア・ストラトキャスターのラージヘッド

ネックのヘッド部形状は大きく分けてスモールヘッド(PRE CBS)、ラージヘッド(POST CBS)の2種類が製造時期によって存在する。装着される糸巻きはクルーソン・タイプ、ロトマチック・タイプ、ロック式など数種類存在する。1弦と2弦にガルウイング型のストリングガイドがあるもの、3弦と4弦にもストリングガイドがあるもの、ストリングガイドを持たないものなど、細部で仕様は異なる。

[編集] ピックアップ

ピックアップは通常、シングルコイルを三つ(フロント=ネック側、ミドル=中央、リア=ブリッジ側)搭載していて、スイッチで切り替えることが出来る。工場出荷時の配線状態では、ツマミは三つ、ピックアップに近い方からマスター・ヴォリューム、フロント・トーン、ミドル・トーンとなっていて、従来はリア・ピックアップにはトーン・コントロールがなかったが、近年のモデルではミドル・トーンが、リア・ピックアップのトーンコントロールを兼ねている製品(アメリカンシリーズ等)もある。

[編集] ブリッジ

シンクロナイズド・トレモロユニット(ヴィンテージ・タイプ)
シンクロナイズド・トレモロユニット(ヴィンテージ・タイプ)
ボディ下面に設けられたスプリング・キャビティ内部。左からスプリングハンガー、ばね、サスティンブロック。
ボディ下面に設けられたスプリング・キャビティ内部。左からスプリングハンガー、ばね、サスティンブロック。

ストラトキャスターの革新的な特徴のひとつがシンクロナイズド・トレモロ・ユニットと名づけられたブリッジ部分である。ブリッジにはスプリングがついており、弦の張力と拮抗してブリッジの位置を維持するように設計されていた。ブリッジにはトレモロ・アームと呼ばれる棒がセットでき、これを操作することで、当時流行していた音程を上下させるビブラート効果を得ることができた。同じようなビブラート・ユニットはすでにビグスビー社などによって開発されていたが、ストラトキャスターに搭載されたシンクロナイズド・トレモロは、構造の単純さ、音程の可変幅の大きさ、チューニングの狂いの少なさなどで群を抜いていた。

[編集] 材料

ボディ材は、1954年の発売当初アッシュを用いていたが、後にアルダーや少量だがアメリカン・バスウッドも用いられるようになった。アッシュは音の立ち上がりがよくプレゼンスに優れ、アルダーは音に粘りがあり、アメリカン・バスウッドは音質にくせがないといったように、それぞれの木材には音質に特徴があり、用途や好みによってユーザーに選好されている。

ネックは発売当初はメイプル1ピースが主であったが、指板面の塗装が剥がれると汚れが目立つというユーザーからの要望もあり後にハカランダ、ローズウッド指板を求めるマーケットに応えて、メイプルのネックにハカランダ、ローズウッドを指板として貼り付けたものが採用されるようになった。メイプルの指板を求めるユーザーのためにメイプルを貼り付けたものも生産したが、この仕様は「貼りメイプル」と呼ばれ、ギタリストのジミ・ヘンドリックスが使っていた影響から、特に珍重されている。

[編集] サウンド

同一の材で製作した場合、テレキャスターに比べるとやや軽めの音といった印象である。ボディ上部にピックアップや配線を収納するために大きくボディが削られ、さらにボディ裏に張られたスプリングの影響か、ギブソン社のES-335に代表されるセミアコースティックギターに似たキャラクターであると評されることもある。

三つあるピックアップは、ブリッジ(リア)側は高音強調、ネック(フロント)側は逆に低音の効いた甘い音、ミドル(センター)側はその中間といったようにどれも特徴のある音であり、豊富なバリエーションを誇る。ピックアップ・セレクター・スイッチをブリッジ・ミドルあるいはミドル・ネックの中間で止めて音をミックスさせる、いわゆるハーフトーンも特徴的。ピックアップの抵抗値の変化により、ガラスの弾けるような繊細なトーンになる。

当初ストラトキャスターは3ポジションスイッチだったため、ハーフトーンを使用するためにはスイッチノブをセンター位置に注意深く合わせる必要があり、一部のアーティスト達が裏技的に使用していただけだった。後にハーフトーンが有名になると、ノブ位置を簡単に合わせられるよう、正式に5ポジションスイッチ(センター位置にもクリックがある)に変更された。

ギブソン社のレスポールモデルに搭載されているハムバッキングピックアップと比べるとシングルコイルピックアップは出力が弱くよりクリーンなサウンドが特色だが、マーシャルに代表される大音量のアンプや、歪みエフェクターとの組み合わせにより、ディストーションサウンドを得ることもでき、このサウンドが不可欠なハードロックに用いるプレイヤーも多い。

[編集] ストラトキャスターの進化と現状

[編集] ロックギターのスタンダードへ

ストラトキャスターを持つヘンドリックスの銅像(シアトル市内)。
ストラトキャスターを持つヘンドリックスの銅像(シアトル市内)。

ストラトキャスターがエレキギターのスタンダードとなる上で最も重大な役割を演じたのは、おそらくジミ・ヘンドリックスである。

1950年代にはハンク・マーヴィンやバディ・ホリーなどもストラトキャスターを使用していたが、1960年代半ばのロックミュージック勃興期には忘れ去られた存在で、生産中止の予定もあったという。しかし1966年にジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスがデビューして、この状況は大きく変化する。ジミは音量を最大にしたマーシャル社のギターアンプにストラトキャスターを接続し、ギブソン社のレスポール・モデルにも劣らない大音量ディストーション・サウンドを引き出した。またシンクロナイズド・トレモロを生かした変幻自在の演奏もあいまって、ストラトキャスターが持つロック用エレキギターとしての潜在能力の高さを見せつけたのである。

ジェフ・ベック
ジェフ・ベック

彼の影響を受けてストラトキャスターを手にしたのがエリック・クラプトンジェフ・ベックである。ただしクラプトンもベックもヘンドリックスの生前には表だってストラトキャスターを使用することはほとんどなく、多用するようになったのはヘンドリックスの没(1970年9月18日)後である。

エリック・クラプトンによるストラトキャスターの演奏はジミ・ヘンドリックスとはかなり対照的である。あまり音を歪ませず、シングルコイル・ピックアップ本来の音色を生かした彼の演奏は、ストラトキャスターの新たな魅力を引き出した。ハーフトーン(センター・ピックアップとのミックスポジション)を一般化させたのも彼の功績であろう(ハーフトーン自体はヘンドリックスなども使用していた)。トレモロは使用しないので、アームは外している。

ジミ・ヘンドリックスに多大な影響を受け、そのアクロバティックな側面を受け継いだギタリストの一人に、ディープ・パープルレインボーで活躍したリッチー・ブラックモアがいる。彼はストラトキャスターの唯一の弱点とも言える出力不足を、ピックアップを高出力のシェクター製クオーター・パウンドに交換することで補い、ハードロックにも十分通用することを証明して見せた。

フュージョン系やブルース系、ソウル系のギタリストの中にもストラトキャスターを愛用する者が増えた。ブルース系ギタリストではバディ・ガイやロバート・クレイ、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなどが有名なストラト愛用者である。こうしてストラトキャスターはソリッド・ボディ・エレキギターの定番中の定番として、その地位を不動のものとする。

[編集] ストラトキャスターの派生モデル及び改造モデルの広がり

TOTOのスティーヴ・ルカサー。1982年のツアーより。
TOTOのスティーヴ・ルカサー。1982年のツアーより。
エドワード・ヴァン・ヘイレンの改造ストラトキャスター。
エドワード・ヴァン・ヘイレンの改造ストラトキャスター。

1970年代にはシェクター社などの、ストラトキャスター用の改造部品を製造・販売するメーカーが登場し始めた。これは既に見たようにストラトキャスターが大量生産される工業製品として設計されていた為、部品の交換が容易であったことによる。また、グレコアイバニーズなど、ストラトキャスターのコピーモデルを製造販売する会社も現れる。

ここにおいて「ストラトキャスター」とは、フェンダー社の製品名ではなく、エレキギターの一つのジャンル名として確立されるのである。

この流れは1980年代には明確化し、大量生産される廉価版のコピー・モデル、あるいは本家であるフェンダー社のストラトキャスターよりも高価な材料を用い、高精度な工作によって製造された高級品が一般化する。また1970年代末に登場したギタリスト、エドワード・ヴァン・ヘイレンが自作のストラトキャスター派生モデル(ストラトキャスター型ボディにハムバッキング・ピックアップをダイレクトマウントし、クレイマー社製のネックを装着)を使用していた影響もあり、ハムバッキング・ピックアップをリアにマウントしたストラトキャスター派生モデルが大流行する。

このストラトキャスター派生モデルは1980年代にはブラッド・ギルススティーヴ・ルカサーが使用していたSSHレイアウト+フロイド・ローズ・トレモロユニットというデザインが定番であり、シャーベル社やジャクソン社の製品が有名であった。この時期、ボディのデザインもさらに多様化し、ジャクソン社が考案したディンキー・モデル(一回り小さいサイズ)や、ピックガードレス・デザインなどが広く普及する。

1990年頃からは、スティーヴ・ヴァイがアイバニーズ社に作らせたシグネイチャー・モデル(ディンキー・ボディ+HSHレイアウト)の影響もあり、フロイド・ローズ装着型のストラトキャスター派生モデルの定番はHSHレイアウトへと変化する。

[編集] シグネイチャー・モデルの登場とオーソドックスなデザインへの回帰

スティーヴィー・レイ・ヴォーン・モデル
スティーヴィー・レイ・ヴォーン・モデル
イングヴェイ・マルムスティーン・モデル
イングヴェイ・マルムスティーン・モデル

1980年代はストラトキャスター派生モデルの全盛期であった。しかしハードロック・ブームの終息とともにストラトキャスター派生モデルの人気も沈静化する。

新たにストラトキャスター分野の人気商品となったのは、フェンダー社が展開した有名ギタリストのシグネイチャー・モデルである。フェンダー社や日本における代理店である山野楽器は、オーソドックスなストラトキャスターを愛用している有名ギタリストのシグネイチャー・モデルを次々に企画し、発売していった。特に有名なものはエリック・クラプトン・モデルとイングヴェイ・マルムスティーンフィンガーボードをえぐる加工(スキャロップド・フィンガーボード)が施されている)・モデルであるが、他にもジェフ・ベックやスティーヴィー・レイ・ヴォーン、ロリー・ギャラガー、エリック・ジョンソン春畑道哉TUBE)など様々なシグネイチャー・モデルが発売された。これらのシグネイチャー・モデルは、製造品質において些かという以上に評判を落としていたレギュラー・ラインのストラトキャスターとは異なり、カスタムショップと名付けられた別ラインで組み上げられることが多かった為、ストラトキャスターの上位モデルとしての役割も担うようになった。中でもミッド・ブースト回路が装備されたエリック・クラプトン・モデルは、既にストラトキャスター分野の定番モデルと捉えられるようになっている。

近年はトリビュートシリーズの中で、実際に本人が所有したギターを詳細に分析したレプリカが発売されている。スティーヴィー・レイ・ヴォーンのNO.1およびレニー、エリック・クラプトンのブラッキーなどが代表的である。

また1990年代初頭には、フェンダー社は新たにレース・センサーと名付けられたフル・カヴァード・タイプのピックアップを開発し、幅広いモデルに搭載して販売していた。レギュラー・ラインである「アメリカン・スタンダード」は一時期全てレース・センサーが搭載されていたほどである。またトレモロ・ユニットは新たに2点ナイフエッジ支持の「アメリカン・スタンダード・トレモロ」が開発され、「アメリカン・スタンダード」や「アメリカン・デラックス」に搭載されるようになった。

[編集] ストラトキャスターの現状

既に見たように「ストラトキャスター」はフェンダー社によって商標登録された商品である一方、エレキギターの一つのジャンル名でもある。よって、ジャンルとしてのストラトキャスター・タイプとなると、その全てを網羅的に解説することは不可能である。

ここではフェンダー社の商品に限って、その現状を解説する。

フェンダー社のストラトキャスターは様々な部品の組み合わせによって無限に仕様を増やすことが出来るのが特徴である。別の言い方をすれば、組み合わされる部品の種類の方が、組み合わされた製品の種類よりも少ないのである。

以下に大まかな部品構成を示す。これらの部品を様々な形で組み合わせたものが、現在「フェンダー・ストラトキャスター」として販売されている。

ボディ
使用される材はアルダー、アッシュ、セン、バスウッド、ポプラが中心である。ボディデザインは共通である。センを用いるのはフェンダー・ジャパン社製のみである。
ピックアップ
「アメリカン・スタンダード」以上のモデルに限ると、搭載されるのはノイズレス、ノイズレス・ホット、テキサス・スペシャル、ヴィンテージ、アメリカン50's、レース・センサー系の6つである。フェンダー・ジャパンやメキシコの廉価モデルに搭載されるピックアップは仕様が一定しておらず、固有名詞も与えられていない。
ネック
メイプル1ピース、ローズウッドonメイプルの2種類が基本であるが、「貼りメイプル」のモデルがカスタムショップで製作されることもある。ネックの形状はスモールとラージの2種類である。ラージはハイウェイワンシリーズ、デラックスシリーズのSSHモデル、クラシックシリーズの1970年モデル、アメリカンビンテージシリーズの1970年モデル、カスタムショップの1969年モデルに使用されている。
トレモロ・ユニット
シンクロナイズド・タイプとアメリカン・スタンダード・トレモロ、アメリカン・デラックス・トレモロの3種類である。
塗装
基本的にポリウレタン塗装、一部のモデルにはラッカー塗装がなされる。

[編集] 「ヴィンテージ」市場の存在

ストラトキャスターの中でも古い個体は「ヴィンテージ」と呼ばれ、高い値段で取引されている。

ヴィンテージ市場は1980年代末から一貫して高騰基調にあり、現在ではフェンダー社がCBS社に買収される以前、1954年から1965年前期までのモデル(Pre-CBSと呼ばれる)が状態によっては数百万円、又はそれ以上の価格で取引されることもある。またフェンダー・ジャパン社製の最初期モデルは(日本国内が主であるが)評価が高く、「ジャパン・ヴィンテージ」と言う名の独自のマーケットが形成されている。

ちなみに、初年である1954年製のシリアルナンバー#0001のストラトキャスターは、ピンク・フロイドデヴィッド・ギルモアが1970年代から現在まで所有している。2004年にイギリスで行われたストラトキャスターの50周年記念のライヴの際も使用された。但し、このギターはあくまでも「ネック・ジョイントプレートにシリアルナンバーが記載されている」物としての1号機であり、これ以前に、「ボディ裏面にあるスプリングカバー(バックプレート)にシリアルナンバーが記載されている」物を含め250台程度存在するので、正真正銘の第1号機ではない。なお、この「ネックシリアル1号機」は、ブロンドカラー、ゴールドパーツの特注品である。因みに、正真正銘の第1号(バックプレートシリアル0001)機については、一時北米のコレクターが所有していると言う噂が飛び交ったがデマと判明し、現在に至るまで発見されていない(バックプレートは紛失し易く、弦交換の手順を簡素化させる為取り外して弾くプレイヤーが多く、更には容易に取り替えが効く為、事実確認が困難でもある)。

[編集] 関連項目


[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

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