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スティーヴ・ヴァイ - Wikipedia

スティーヴ・ヴァイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スティーヴ・ヴァイ(2001年)
スティーヴ・ヴァイ(2001年)

スティーヴ・ヴァイSteve Vai、本名 Steven Siro Vai、1960年6月6日 -)は、アメリカミュージシャンギタリスト作曲家。故フランク・ザッパ門下生の1人で、その中では最も成功したと言える人物。グラミー賞受賞。

目次

[編集] 来歴

生年月日は6並びで、キリスト教において666獣の数字といわれている。6歳よりオルガンを習い始め、後にオーケストラ用の譜面を作成するまでに至るが、レッド・ツェッペリンと出会いロックに目覚める。13歳の時にギターを友人から購入、帰り道に立ち寄った楽器店で1セットの弦を購入、その足で“当時地元で有名だったギター講師”こと、ジョー・サトリアーニの元へ弟子入り。ただし弟子入りとは言ってもサトリアーニもティーンエイジャーであり、実際にはテクニック的な事よりもレコードを貸すなどという事が主だったとサトリアーニ本人が後日語っている。このサトリアーニとの関係がヴァイのその後の音楽性に大きく影響を与え、後にヴァイが師事する事となるフランク・ザッパとの出会いも、この時に借りたレコードが最初である。その後演奏テクニックを次々に習得していくと同時に、ギターを演奏することの喜びを見出し、その才能を目醒しく開花させていく。

ハイスクールで楽典や音楽理論を習得し、バークリー音楽大学に入学。在学中に養った採譜力の正確さをかわれ、フランク・ザッパのお抱え採譜係に就任。ギターやドラムスだけでなく、人の会話やら物音やらをも採譜させるというザッパの元で、読譜力と採譜力を磨くと共に、さまざまな楽器に対する独自のアプローチを見出していく。

1980年代には正式にザッパのバンドにギタリストとして加入。トリッキーかつエキセントリックなギターテクニックを武器に、複雑怪奇なフレーズをいとも簡単に弾いてのけるヴァイに与えられたセクションネームは「Impossible Guitar Part」。ライブのソロコーナーで、聴衆やメンバーにミュージカルのスコアを持ってこさせ、場面を一度も見ないで演奏する技術、Sight-readをしばしば披露した。ザッパとの活動を続ける傍ら、セッションミュージシャンとして数多のアーティストと競演する。

1982年、ザッパの演奏をヴァイが採譜したものを集めて、The Frank Zappa Guitar Book が出版される。この年カリフォルニアに移住する。

1984年に初のソロアルバム『フレックス・エーブル』(後に『フレクサブル』に改題)を発表。プログラミングサンプリングを多用した実験的で斬新な音楽性と、ザッパ一門出身という肩書きも手伝って、ロックマニアの間にその名を徐々に浸透させていく。

1985年グラハム・ボネットのバンドアルカトラスから超絶技巧のギタープレイを誇るイングヴェイ・マルムスティーンが脱退。ヴァイはマルムスティーンの後釜として、ギタリストに抜擢される。突然脱退したギタリストの穴を埋めるという急務を授かったヴァイは、ツアーのため短期間で彼のパートをすべて覚えなければならず、想像を絶するプレッシャーを感じたという。

翌年の1986年、元ヴァン・ヘイレンデイヴィッド・リー・ロスから誘いを受けてバック・バンドに加入。超絶技巧ベーシストとして名を馳せるビリー・シーンと繰り広げる激しい演奏バトルやステージパフォーマンスが評判を呼び、スティーヴ・ヴァイの名はロックファンの間に広く知れ渡ることとなる。多くの批評家が、好んで彼をエディ・ヴァン・ヘイレンと比較しはじめる。しかしロスとの音楽性の相違から、アルバム2枚を発表したのみでバンドを脱退(一説には当初からアルバム二枚程度発表とそれに伴うツアーをこなしたら脱退する予定であったとも)。ザッパとの仕事も断ち切って独立。そのまま、兼ねてより構想を練っていたソロアルバムの作成にとりかかる。

1986年、元セックス・ピストルズのジョン・ライドンと「ALBUM」(CD版タイトルは「COMPACT DISC」)を製作、ファンを驚かせる。

1986年、映画「クロスロード」でラストのギター対決で、テレキャスターを持ったギター少年と壮絶なギターバトルを繰り返す。音楽監督はライ・クーダー

1989年、元ディープ・パープルデイヴィッド・カヴァーデイルが結成したホワイトスネイクの助っ人ギタリストに抜擢。アルバム『スリップ・オブ・ザ・タング』を制作、ワールドツアーに参加し、同時にソロアルバム『パッション・アンド・ウォーフェア』のプロモーションも兼ねて行う。既に世界的な人気を得ていたホワイトスネイクのツアーで自分のアルバムをプロモーションするということは、ヴァイに大きな意義をもたらした。この案は業界での策士として名高いカヴァーデイルが持ち出したもので、目論みは見事的中。ホワイトスネイクのバンドアルバムこそ前作ほどのセールス的成果を得なかったものの(ヴァイの音楽性がホワイトスネイクに合わず、往年のファンから反感を買ったためといわれている)、翌1990年に発表されたソロアルバム『パッション・アンド・ウォーフェア』はインストゥルメンタルアルバムとして異例の大ヒットをおさめ、今日まで金字塔的役割を果たす作品となった。そこには、バンドミュージシャンであるが故に思う存分発揮できなかった彼の個性と、彼の奏でたかった本当の音楽が自由に解き放たれており、カラフルに彩られたキャッチーなメロディと、どこかふしぎなニュアンスを随所に含んだ楽曲からは、芸術家スティーヴ・ヴァイが、誰にも邪魔されずに自分の世界を思う存分謳歌している様が見て取れる。

ツアー終了と同時にホワイトスネイクを脱退。世界的な認知と人気を得、音楽業界への土台を踏み固めたヴァイは、満を持して自由なミュージシャン活動を始める。当時無名の新人ヴォーカリスト、デヴィン・タウンゼントを発掘し、バンド名義“ヴァイ”(Vai)として作成したアルバム『セックス・アンド・レリジョン』、マニアに向けたギターアルバム『エイリアン・ラブ・シークレッツ』、ヴァイ自身によるヴォーカルナンバーとインストナンバーを壮大な組曲で挟んだ『ファイヤー・ガーデン』、自身の音楽的集大成作にしてギターミュージックの新しい領域への到達を遂げたアルバム『ウルトラ・ゾーン』と、ひとつのスタイルに留まることを良しとせず、常に斬新なアルバムを世に送り出し続ける。 アルバム『ウルトラ・ゾーン』の「エイジアン・スカイ」ではB'z松本孝弘稲葉浩志とコラボレートした。また、松本孝弘のソロアルバム、『』収録の『#1090 [千夢一夜]』と『Romeo & Juliet』ではミックスを担当した。

1994年、オジー・オズボーンとの競作、競演のセッションに参加。このときのセッションからアルバム、オズモシスにマイリトルマンが収録される。作曲したのはヴァイであるが、録音は差し替えられた。 この年のグラミーでパフォーミングに対して賞を受賞する。

2000年、自身レーベル"Favored Nations"を立ち上げる(2004年にはジャズ部門が新設される)。

2002年、東京のサントリーホールで、東京メトロポリタンオーケストラと競演。それは作曲家、野平一郎のFire Stringsのワールドプレミアであった。この曲はエレクトリックギターと百人編成のオーケストラのための曲である。

2004年、マイクロソフトのテレビゲームhalo 2のメインテーマをギタリストとして担当。彼がオーケストラのために作曲した曲をオランダでメトロポールオーケストラと共に演奏し、一連の演奏シリーズは、The Aching Hungerと名付けられた。

2005年にはスタジオアルバムとしては約5年ぶりとなる『リアル・イリュージョンズ:リフレクションズ』を発表。「困難の連続である人生、その中で真理を探究する男」にまつわるおとぎ話「Real Illusions」と、そのストーリーに付随する音楽をアルバムにまとめることをコンセプトとした連作の第一弾。物語の全容はまだ明かされてはいないが、自分の全人生を掛けた素晴らしい作品になる、とヴァイは語っている。オープニングを飾る『ビルディング・ザ・チャーチ』は、テレビドラマ医龍-Team Medical Dragon-」の挿入曲として、オペシーンを中心に使われた。 同年、パリでデュアルギター(エレクトリックとクラシック)曲、The Blossom Suiteをクラシックギタリスト、シャロン・イスビンとともにプレミアとして行う。

2006年、ザッパミュージックに回帰。ツアーでドゥイージル・ザッパと特別ゲストとして競演する。

スティーヴ・ヴァイ
スティーヴ・ヴァイ

[編集] ヴァイの音楽

作曲即興演奏の際、スタンダードなロックギターのスタイルがペンタトニック・スケールの多用であることに対し、リディアン・スケールやミクソリディアン・スケール等、複雑な旋法を作品に用いる。これにより、ヴァイの曲はある種独特な雰囲気を醸し出しており、一聴してそれとわかる程の個性を強く放っている。

スタジオアルバムの7曲目はバラードナンバーの指定席となっており、それだけを集めたコンピレーションアルバム『セヴンス・ソング』も発売されている。

[編集] 性格

エキセントリックな作風とは裏腹に、冷静で物静かな人物である。議論や口論をする際にも、声を荒げることはない。彼の音楽を理解しようとしないインタビュアーや評論家に対しては、意見の相違を逆手にとり、巧みに言葉を使い分けて相手を混乱に陥れ、弄ぶこともある。争いを好まず、諍いがおこると自ら身を引いてしまう。バンド内で音楽性の衝突を感じた場合は、メンバーと戦うのではなく、脱退という道をとる。その後も言い訳じみた発言はせず、沈黙してしまうため、我がままな芸術家という印象を与えがちである。

誰もが認める一流のアーティストであるが、同時に頭も切れる人物である。ザッパのバンドにいた時代のエピソードとして、以下のようなものがある。当時ザッパのレコーディングスタジオには多くの機材があり、中には使われていないものもあった。ヴァイはザッパに許可を得てそれらを借り出し、自身で使用するとともに、友人などに有料で又貸しをしていた。その料金を貯めて自身でも機材を購入し、それも貸し出した。こうして徐々に得た金で、最終的には自宅にレコーディングスタジオ並みの機材をそろえ、1stアルバムの『FLEXABLE』を録音した。こうして、すでに出来上がったマスターテープを持ってレコード会社と契約したために、通常ならレコーディング費用の返済に充てられるべき収入のほとんどを、懐に入れることができた。又貸しなど道義的に問題を含んだ手法ではあるが、発想や着眼点は興味深い(ヴァイを可愛がっていたザッパが、遠回しにそうするようにし向けたとの説もある)。

現在はそうでもないが、子供の頃は在り来たりに感じた事からブルースが嫌いだった。今ではカントリーが好みではないらしく、「耐えられない!僕の指は、あれだけはプレイしないだろうね」と語っている。

ファンをとても大切にし、コンサート終了後に裏口で彼を待っているファンを必ず訪れ挨拶をする。サインや写真を頼めば快く承諾してくれる。また、プラチナチケットを買ったファンでなくとも公演後に時間があればひとりひとり話をする機会を設け、質問も受け付ける。

私生活では、時間にルーズであるらしい。妻はデビュー前のヴィクセンベーシストだったピア・マイオッコ。

ベジタリアンであり、動物性たんぱく質を一切摂取しない。自宅には専用のピラミッドがあり、『Passion and Warfare』製作時には、その中に入って瞑想したりもしていた。また同時期、自分にしかわからない言葉で日記をつけていた。

ライヴでは必ずと言ってよいほど巨大な送風機が設置され、風を受けつつ、長髪を棚引かせながら、活き活きとギターを弾く様が一流ギタリストとしての余裕と風格を醸し出している。

[編集] ディスコグラフィ

[編集] ソロ・アルバム

  • フレクサブル - Flex-Able(1984年)
  • フレクサブル・レフトオーバーズ - Flex-Able Leftovers(1984年・再発1998年)…再発盤は5曲追加。
  • パッション・アンド・ウォーフェア - Passion and Warfare(1990年)
  • セックス・アンド・レリジョン - Sex and Religion(1993年)…VAI名義でのリリース。
  • エイリアン・ラブ・シークレッツ - Alien Love Secrets(1995年)
  • ファイヤー・ガーデン - Fire Garden(1996年)
  • ウルトラ・ゾーン - The Ultra Zone(1999年)
  • ザ・セヴンス・ソング - The Seventh Song(2000年)…アルバムの7曲目を集めたバラード集。
  • アライヴ・イン・ウルトラワールド - Alive in an Ultra World(2001年)…ライヴ盤。
  • イルーシヴ・ライト・アンド・サウンド Vol.1 - The Elusive Light and Sound, volume 1(2002年)…映画等の提供音楽集。
  • アンソロジー - The Infinite Steve Vai: An Anthology(2003年)…ファン投票によって選曲されたベスト盤
  • リアル・イリュージョンズ - Real Illusions: Reflections(2005年)
  • サウンド・セオリーズ Vol.1&2 - Sound Theories, Vols. 1-2(2007年)…既存の曲をオーケストラ用にアレンジして自演したVol.1と、自作のオーケストラ曲を収録したVol.2の、2枚組みCDとなっている。

また、将来的に発売されるCDと合わせて10枚組となる“The Secret Jewel Box”が存在する。内容はレアトラックやフランク・ザッパアルカトラス時代の作品、ヴァイがプレイしたサウンドトラックを集めたものである。

[編集] 外部リンク


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