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ファイアーエムブレム 覇者の剣 - Wikipedia

ファイアーエムブレム 覇者の剣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ファイアーエムブレム 覇者の剣』(ふぁいあーえむぶれむ はしゃのつるぎ)は『ファイアーエムブレム 封印の剣』のアナザーストーリーとして『月刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されていた漫画。全11巻。原作:井沢ひろし 漫画:山田孝太郎

なお本記事で使われている、用語は一部地名以外全て『ファイアーエムブレム 封印の剣』に依存している。

目次

[編集] ストーリー

ベルン王国の各地への侵略により戦乱の時を迎えたエレブ大陸。リキア地方の山間部にある民家に父と一緒に住む少年アルは15歳の誕生日に、独立して世界を見たいと言って山を降りる決意をする。そんなアルに対して父は餞別としてひとふりの剣を彼に与えた。山を降りたアルは旅の途中、父から譲り受けたが千年前の人竜戦役で使われた覇王軍の剣と知り、「炎の紋章」を探す決意をする。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] 登場キャラクター

[編集] 覇者の剣オリジナル

アル
物語の主人公。15歳の誕生日に父マグゥから譲り受けた剣を手に世界を見るために旅に出る。正義感の強い性格で、「やってみなくちゃわからない」が口癖。山育ちゆえに瞬発力は常人を遥かに超える。
マグゥに最初に持たされた剣は、千年前の人竜戦役でハルトムート軍が使っていた覇王軍の剣と後に知ることになる。だが、なぜマグゥが持っていたのかは不明。
各地でのベルンの非道な行いを見て、打倒を心に誓う。物語の当初は、突飛な行動が目立ったが、ガントやティーナたちと行動を共にしていくうちに心身ともに成長していく。
物語の後半、自分はかつて人竜戦役において竜族の長を倒した英雄・ハルトムートの実子にして、数多の竜の原点にして究極の力を秘めた竜・「始祖竜」の血を引いていることを知った。だがその能力はかつて、実の父親ハルトムートによって炎の紋章・ファイアーエムブレム封印の剣によって封印され、ナバタの古城でベルン国王ゼフィールと対峙した際に紋章に触れて髪が伸び、数倍の力を発揮する覚醒(クラスチェンジ)状態となったが、その時は力に肉体が耐え切れず、命を焼き尽くされてしまった。だが、ティーナの努力でナバタの隠れ里にて、精神体となった大賢者アトスと問答を交わして、信じていなかった自分の正体を受け入れた。「人と竜とが共に手を取り合って生きていける世界を作る」という理想を持つようになり、竜の力をアトスの計らいで竜石に封印してもらい、竜の力を自在に操る術を身に付ける。人間の血が流れている事もあってか、超長寿などの特性はない。
その力故に、人竜戦役において始祖竜の力を研究していた闇の一族、「骸黒の民」に付け狙われることになる。
エトルリア戦の後、一度帰郷して自分の過去を知り、マグゥより新たに託された『覇者の剣』を手に、ロイと共に遂にゼフィールを打ち倒す。さらに動乱終結直後、攫われたティーナを助ける為にガント、キルマーと共に「骸黒の民」の首領アウダモーゼの元へ向かいこれを撃破。世界の脅威を未然に防いだ。その際、消滅するアウダモーゼの後を追うような形で姿を消したが、二年後に何事もなかったかのように帰還し、ティーナと電撃的に結ばれた。尚、発見された際にベルン戦役での活躍を認められ、「エルドリード子爵」という爵位を与えられている。
ガント
元リキア同盟タニア城護衛隊隊長のアーマーナイト。亡き父のゴルドーもタニアの護衛隊長であった。
主家の姫で、幼馴染でもあるティーナに忠誠を誓っており、「世界一の騎士」として絶大な信頼を寄せられている。
タニア城陥落後、ベルンに囚われたティーナのことを思って敵軍に身を置いて、仕えていたアルタ城の領主リヒテンに騙されていた事を知り、反逆。アルにその身を救われ、以後は彼とともにベルン軍と戦い続けていく。
エトルリア王国アクレイア宮殿を制圧後、上級職であるジェネラルの称号を得る。
「ベルン動乱」(以下、動乱)後、タニアに戻り復興者の一人となる。その後、ラグナのセルディア姫と結婚。8人の子供を授かった。
ティーナ
元リキア同盟タニア城の姫。回復の杖(ライブ)を使うことが出来る。
ベルンの侵攻により城を焼かれ、両親を喪い、グライゼル処刑場に囚われていたところをアルたちに助けられる。出会った頃はアルとは喧嘩してばかりであったが、旅を続けていくうちに徐々に心を通わせるようになり、ナバタでアルが倒れたときは、アルを助けるために背負って歩くなど、貴族とは思えない行動力を発揮する。
旅の中で修行を積み、神将器「至高の光・アーリアル」を使いこなす程の力量を身につけ、その魔力でアルやロイたちを大いに助けた。
動乱後、タニアに戻り領地の復興に専念。タニアはリキアでも有数の豊かな領土となる。その後、エルドリード子爵(=アル)と結婚し、平和に向けて二人は各地で精力的な活動をしていく。
ちなみに、『烈火の剣』にもタニアの地名は出てくる。
キルマー
アルが西方三島の奴隷制の採掘所で出会った寡黙な凄腕剣士。
ベルンの戦闘竜アインによって恋人のアイリーンを喪った哀しみから一時は剣を捨てていたが、マンセルの娘リリィの危機を助けたことをきっかけに再び剣を握ることになる。
その後はアルやガントらと行動を共にし、ベルン軍、そして「骸黒の民」との戦いを勝ち抜いた。
西方三島の総督府でのアルの影響により、作中でも珍しい二刀流で戦う剣士であった。
戦争の虚しさを知っている人物で、エトルリアにおいて、兄であるジードを喪って(実際は死んでいなかったが)悲嘆にくれるジェミーに、「生きる」ことを強く説く場面もあった。
動乱の二年後、不治の病により短い人生を終え、アイリーンのもとへと旅立った。
ウォーレン
リキア同盟タニア城の騎士。
タニア城落城後追手の目を欺くため、自分の部下達と共にグライゼル処刑場近くで山賊に偽装、潜伏していた。ガントとアルの熱意により、グライゼル処刑場に捕らわれたティーナを助けるのに一役買い、その後、ティーナの命令で仲間を集めるために一度別れる。
ベルンでの決戦の際には、タニア軍を率いて、エトルリア軍への援軍として駆けつける。
動乱後、騎士を続けながら「タニア馬」と呼ばれる名馬を育て、「駿馬の父」と呼ばれるようになった。
ダナン
元リキア同盟ウォード城の兵士。根は悪くないのだが、ここぞという時に勇気を出せない性格。
自分が仕えていた、ティーナの叔父であるランウォード公を裏切った大臣・ヨーゼンによって起こった城内戦の時に、自分以外の公爵派の兵士を倒され、ヨーゼンから「公爵を渡せば命は助けてやる」と言われ、逆らって殺されることを恐れて公爵を明け渡し、反乱の首謀者である大臣側に引き取られる。その後、ウォード城の残党を誘き出してベルン本国へ連れて行く役目を課せられ、城へやって来たアルたちをオルスト城へ連れ込んだ。
アルたちの、圧倒的な兵力差に関らず、一歩も引かない態度に心を突き動かされ、ヨーゼンに反逆して何とか城から脱走するが、そのすぐ後に公爵を、ヨーゼンが城に連れて来た、ウォード城を焼き払ったベルンの魔道士によって殺されてしまった。裏切った自分を許してくれた公爵との最後の約束のため、ウォード城再建を心に誓う。しかしたった一人では再建は難しかったようで、その後は彼らを追って、別れ際にガントから貰った槍を路銀の足しにベルンへ向かうも、圧倒的な力の前に腰が引けて飛び出せずにいた。しかし、同じような境遇にあったマンセルと共に吹っ切れて戦いに身を投じる。
動乱後、ウォード城の復興資金を得るため、意気投合したマンセルと共に店を開き、城の再興を果たした。
セルディア
元リキア同盟ラグナ領主ドバノンの娘。自ら兵を率いて出陣するなど、性格はかなりのお転婆。亡き母親がイリア出身の天馬騎士だったため、彼女も天馬騎士となる。
戦場で自分の危機を救ってくれたガントに一目惚れし、彼に強引なアタックを仕掛けるも、彼のティーナへの忠誠心の深さとその理由を知り、いずれ振り向かせることができるくらいに成長する、という野望を抱いて一旦は引き下がる。ベルンでの決戦の際には、タニア軍と共にエトルリア軍への応援に駆けつけた。
動乱後はガントと結ばれ、子宝に恵まれた。イリアとも親交を結び、ラグナの空にはいつも天馬が飛び交っていたという。わがままな昔の姿は影をひそめ、良き領主となったようだ。
クルザード
リキア地方で活動する傭兵。特定の領主には仕えず、リキアの大地そのものを守るため剣を振るう。
オスティアにおいて再結成されたリキア同盟相手に対し反乱軍を立ち上げて、リキアに反乱を起こす。だがそれは、自分の領の利益しか考えていない領主同士を再び結束させ、同時にリキアに害をなす、親ベルン派になりうる可能性を持った領主に行動を起こさせ、それをリキアのために自らの命と共に全滅させようとしていたためだった。しかし、アルが一計を案じたことで自身は一命を取り留め、目論見どおり親ベルン派の勢力は駆逐された。
彼への罰はリキア追放のみに留められたが、ベルンにおける決戦の際には、どこで情報を得たのか、ウォーレンの軍に参加してエトルリア軍への応援に駆けつけた。
動乱後も傭兵を続け、妻との間に双子の姉妹を授かる。
尚、ランスとは親友の間柄であった。
マンセル
西方三島のレジスタンスの一人。顔のモデルは本作の担当編集者。
キルマーを知らなかったことから、彼がレジスタンスに参加したのはそう昔ではないことがわかる。
船から転落し西方三島へ流れ着いたアルと共に鉱山に入れられるが、彼の勇気に突き動かされた多くの奴隷達と共に鉱山を制圧する。その後はエキドナやキルマーらと共にリキア同盟軍に加わった。
リリィという名の一人娘がおり、当然妻帯者だが、妻とは生き別れになっていたという。
動乱後は意気投合したダナンと共に店を開き、しばらくの後、妻と再会する。
作中では、ガントが転ぶ度によく下敷きになっていた。
ジード
元は孤児で、幼い時から追いはぎの様に他人から食料などを奪って、妹のジェミーと二人暮らしだった。ベルンに拾われて人を殺す術を叩き込まれ、竜騎士団の部隊長となった。
ラグナ城における戦闘でアル達と初対決し、この時にティーナとも初めて出会う。続くオスティアにおけるクルザードの反乱にも関与していた。好戦的かつ残忍な性格ではあったが、さっぱりとした面倒見の良い人物でもあり、部下からは慕われていた。
失敗続きの上司であるナーシェンから無理な命令ばかり押し付けられたため、ジュトーの戦いの後、ナバタの砂漠において自分の部隊を解散して軍を離脱。その際、アルを救うためにナバタの里へ向かっていたティーナのひたむきな姿に感心し、彼女たちを助ける。しかし、解散した部隊が「骸黒の民」の攻撃を受けて全滅した事を知り、その側にペガサスの羽根が落ちていたのを見て、リキア同盟の仕業と誤解し逆上。復讐のため、再び戦場に舞い戻る(この時点ではベルン軍では戦死扱いとなっており、それが悲劇の連鎖を生んでしまった)。体勢建て直しのために一度ベルン本国へ帰還し、ジェミーがエトルリアに派遣されたと聞いて急行するが、敗北して這い蹲っていたナーシェンからジェミーの死の報を聞き、今までの恨み憎しみを込めてナーシェンに止めを刺す。
ベルン決戦ではマードックのもとで決死隊を率いてエトルリア軍を圧倒。ティーナを狙う成行きで初めて戦った時から因縁のあったガントと一対一の決闘を展開し、激闘の末にガントに敗北して壮絶な死を遂げる。死の瞬間、彼の目には、自分の元に戻ってきたジェミーの姿がはっきりと見え、二人で逝くべきところへ旅立った。
ジェミー
ベルン軍所属の魔道士。
純粋で明朗快活、天真爛漫な性格をしているが、命の重みを深く考えないため残虐な一面も併せ持つ。兄であるジードに依存しており、プレゼントのサークレットを壊された時は激しく怒り狂い、兄の死の報せを受けた際は悲しみの余り正気を失ってしまった。
実践経験こそ少ないが、魔力では一個師団に相当する程で、遠距離攻撃魔法サンダーストームをも使いこなす。西方三島においてアインと共にリキア同盟軍と戦うが敗北する。その後、ナバタの砂漠で兄が死んだとの誤報を受け、ジードの代わりにエトルリアに派遣された。エトルリア城の決戦でキルマーとの一対一の戦闘を繰り広げ完敗し、自ら死を望むが、彼に諭される。その言葉に心を打たれる様子を見せたが、既に悲しみで精神は崩壊しきっており、キルマーを道連れにしようと自らを魔法の炎に包んで特攻するが失敗し、一人だけ塔から落ちて炎上した。
ちなみにジードとジェミーは、作者と編集者の間で最後まで生かすか死なすかで揉めていたらしい。
マグゥ
アルの育ての父親で、リキアの山中で鍛冶屋を営む屈強な男。
実は、かつて竜を受け入れようとしたため地上を追放された「骸黒の民」の末裔の一人。
封印より解かれたアルとその母ミリィザの世話係だった彼は、牢屋の中での二人の無垢な姿に哀れみを感じ、彼らを連れて脱走する。途中、ミリィザを喪うが、何とかアルを連れ出し、正体を隠してアルに剣や様々な事を教えた。特に『覇王軍の剣』と『覇者の剣』への愛着は強かった。
リキア同盟軍がナバタ砂漠を行軍していた頃には既にアウダモーゼに洗脳されており、強奪した『烈火の剣・デュランダル』を使用している。
神息の颶風(ウルディア・ア・ラグラード)」という強力な剣技を持ち、大気を武器に集中して放つその威力は、木刀を以って木を真っ正面から唐竹割りにし、背後の大岩を粉砕するほど。
最終決戦の際にアルにその身体を貫かれて正気を取り戻し、アルに母であるミリィザと「始祖竜」の秘密を伝えた。
戦後、かろうじて一命をとりとめ、余生は再び鍛冶屋稼業に戻ったという。
闇の賢者ニイメとも親交があった。
アウダモーゼ
骸黒の民」の親玉。自らの一族を追放した他の人間に取って代わり地上を支配するため、神将器と「始祖竜」の力を欲する。だが、結局の所、突き詰めれば人間への憎しみで動いているに過ぎない存在であった。
最終決戦の際に、アルから「始祖竜」の力を奪い取り、竜化に成功し、アルと激闘を演じる。最期は「覇者の剣」とアルの心の強さによって消滅させられた。
ミリィザ
八神将の長にしてベルン建国王であるハルトムートの妻にして、アルの母。その正体は「始祖竜」の末裔で、それを知ったハルトムートにアルとともに封印された。
だが千年後、「骸黒の民」によって封印が解かれ、彼らの手中に収められた。その中にあっても、幼いアルと仲睦まじい日々を送っており、それが当時の見張り役であったマグゥの心を突き動かし、彼によって脱走。その道中、マグゥを庇って矢に貫かれ、彼に息子アルと自らの身体を『覇者の剣』に昇華させて消滅。その際に、アルの記憶は全て失われたという。
最終決戦でアルの心の強さによって剣から呼び出され、始祖竜の因縁を伝える。

[編集] 封印の剣からの出演

封印の剣に出演していて、特にアル達に深く関わったキャラを記載する。

ロイ
リキア同盟のフェレ公子にして、連合軍の将。西方三島、ベルン本城でアルと協力し戦う。
マードック戦ではリリーナ、セシリア、ルゥ、レイら4人分の魔法をかつて仲間たちとベルン打倒を誓ったレイピアに纏わせて鎧を貫くという離れ技を見せ、ゼフィール戦では封印されたアルの遺志を継いで封印の剣でゼフィールを破った。
チャド
孤児院出身の盗賊。ベルン軍に殺された、自分を育ててくれた孤児院の院長先生の仇討ちのためにアルから剣を盗んだ。アルたちと一度別れるも西方三島で再会。
ランス
フェレ侯爵家に仕える騎士。リキア同盟軍と反乱軍の戦いの最中アルたちと出会う。
クルザードとは以前仕えていた領主の下で知り合った親友であり、彼が反乱を起こした事に苦悩するが、最終的にはアルによって和解する。
戦いの後にロイに合流し、西方三島でアルたちと再会。
エリウッド
ロイの父。
リキア同盟の現盟主代行として登場。
セシリア
エトルリア王国の魔導軍将。
西方三島に遠征中のロイからの手紙で、エトルリア貴族から攻撃されているとの報せを受け、対策を考えようとオスティアに出向いたときにアルたちと出会う。
初登場時、アルにおばさん呼ばわりされた。
エトルリア城奪回の後、ベルン進軍へ従軍。
エキドナ
西方三島のレジスタンスの長で、斧を得物とする女戦士。
西方三島でティーナたちと出会い、その後リキア同盟軍と共に、総督府、エトルリア本城、ベルン決戦と行動を共にする。
エルフィン
西方三島のレジスタンスの参謀を努める吟遊詩人。
その正体はエトルリアの王子で、本名はミルディン。西方三島総督府でアルたちと出会う。
エトルリア城奪回の際は父であるエトルリア王モルトレッドに会うことなく、アルの提案で、王子であった頃によく弾いていた曲を奏でた。
アイン
西方三島のエトルリア総督府にてリキア同盟軍、レジスタンスを迎え撃った、竜の血を引くマムクート。
ジェミーと共に連れられ、圧倒的な力を発揮するが、ロイのドラゴンキラーの一撃、飲み込んだアルの内部からの攻撃、そしてキルマーのアルの『覇王軍の剣』を持っての二刀流によって首を斬り落され、沈黙した。
ソフィーヤ
ナバタの巫女。
ナバタの古城にて、竜の力による過負担で死の淵にあったアルを救うための道を示す。
シャニー
リキア同盟軍に所属するペガサスナイト。
ティーナがナバタの里に向かう時と、アルが実家へ向かう際に彼らを乗せ行動を共にした。
ティト
シャニーの姉で、同じくペガサスナイト。
シャニーと同じく、ティーナがナバタの里へ向かう時に力を貸した。
ファ
ナバタの里に住んでいた神竜の末裔。
外の世界を見たいが為に、アルにくっついてともに従軍することとなる。エトルリア城ではアルとの見事なコンビネーションを披露。
イグレーヌ
ナバタの里の弓使いで、隠れ里の護衛を務める。
里に侵略してきた骸の民と戦闘。
パーシバル
エトルリア王国の騎士軍将。
エトルリア城に向かう際のアルたちと合流。
リキア同盟軍やセシリアと共にエトルリア城奪回に貢献し、後にベルン本城進撃にも加わる。
ニイメ
古の知識を研究する闇魔道士。
マグゥとは知り合いで、特殊な水晶を用いてアルの過去を映し出す。直接戦闘にかかわった描写はない。第1話にて登場したリンゴ売りの老婆が、後に彼女であった事が明かされる。
また作中でのクラスは賢者となっているが、原作ではドルイドである。
ギネヴィア
ベルン国王ゼフィールの妹。戦争の早期終結を願って炎の紋章・ファイアーエムブレムを持ち出し、ロイたちリキア同盟軍に合流。
その後はセシリアによってナバタの古城に匿われていたが、ゼフィールによってベルンへと連れ戻される。
ダグラス
エトルリア王国の大軍将。
エトルリア城にてパーシバルと一騎打ちを繰り広げ、敗北。後にセシリアの回復の杖で一命を取り留める。
ベルン進軍時には描写は無かった。
アルカルド
西方三島の総督。ベルン本国からは既に半ば見捨てられている。
エトルリア城で開戦前に、感情の高まったジェミーに焼き殺された。
ロアーツ
エトルリアの宰相。クーデターを起こした張本人。
アルカルドと共にベルンに逃亡を図っていたところを共にジェミーに焼き殺される。
ナーシェン
ベルン三竜将の一人。
原作より更にその卑小さ、狡猾さが強調され、味方からも敵からも忌み嫌われる救いようのない悪人として描写されている。
度重なる失敗と、リキア同盟軍の侵略によって次第に追い詰められていき、エトルリアの決戦では遂に自らが前線に立たされる。エトルリア城にてアルと一騎打ちになり、様々な策を弄して足掻くも、覚醒(クラスチェンジ)したアルによって敗北。逃亡を図ろうとするも、その際にジードの怒りを買って惨殺された。
全登場キャラ中表情の歪みが最も激しく、作者も書くのが楽しかったと後に語っている。
マードック
ベルン三竜将の一人。
ベルン本国にてエトルリア軍を迎え討ち、圧倒的な力を見せつける。しかし最期は魔導士たちとロイの連携攻撃の前に敗れ去った。
ゼフィール
ベルン王国の王にして、ハルトムートの直系の子孫。今回の動乱を引き起こした張本人。
ナバタの古城でアルと戦い、ベルン本城の玉座の間にてロイ、アルと対決。
本城では封印の剣神将器・エッケザックスを二刀流で使用し、二人を圧倒。激戦の中でアルに封印の剣で傷を付け、封印する。しかし、封印されかかっていたアルの捨て身の攻撃で右腕を砕かれ、封印の剣を失い、最期はロイが振るった封印の剣によって止めを刺された。
武器を構え、体全体を竜巻のように回転させてエネルギーを増築し、相手を巻き込んで吹き飛ばす「王者の劫渦(バシリオス・ディーネー)」という必殺奥義を使用。
原作には同じモーションの攻撃が通常攻撃として存在する。
アトス
八神将の一人であり、大賢者の異名を持つ。故人。
ナバタの里にてその精神体が登場。アルと問答を交わし、竜石を授けた。
ハルトムート
八神将の長で、英雄の異名を持つ。ベルン王国の建国王。故人。
竜であったとは知らぬままミリィザと結ばれ、アルを息子に授かる。竜を滅ぼした自分が竜と共に暮らす事は出来ないとし、二人を封印した。

[編集] 単行本

集英社より「ジャンプ・コミックス」として全11巻発売されている。また、2007年8月より集英社ジャンプ・リミックスで再編集版(コンビニ版)が発行されている。

  1. 勇気の少年(2002年4月4日発売)ISBN 4-0887-3244-8
  2. 世界一の騎士(2002年9月4日発売)ISBN 4-0887-3324-X
  3. リキアのために!(2003年1月6日発売)ISBN 4-0887-3376-2
  4. 海を越えて(2003年5月1日発売)ISBN 4-0887-3430-0
  5. 覇道(2003年9月12日発売)ISBN 4-0887-3513-7
  6. 炎の紋章(2004年1月5日発売)ISBN 4-0887-3558-7
  7. 再誕(2004年5月1日発売)ISBN 4-0887-3602-8
  8. 天の死闘、地の苦闘(2004年9月3日発売)ISBN 4-0887-3657-5
  9. 永遠の兄妹(2005年1月5日発売)ISBN 4-0887-3763-6
  10. 竜の咆哮(2005年5月2日発売)ISBN 4-0887-3813-6
  11. それぞれの道へ(2005年10月4日発売)ISBN 4-0887-3868-3

[編集] 集英社ジャンプ・リミックス版

  1. 第一章 大いなる旅立ち(2007年8月20日発売)ISBN 978-4-08-109454-7 -- 1 - 2巻分を収録
  2. 第二章 偽りの同盟(2007年9月3日発売)ISBN 978-4-08-109460-8 -- 3 - 4巻分を収録
  3. 第三章 紋章対神将器(2007年9月15日発売)ISBN 978-4-08-109468-4 -- 5 - 6巻分を収録
  4. 第四章 王都奪還(2007年10月1日発売)ISBN 978-4-08-109478-3 -- 7 - 9巻分を収録
  5. 最終章 未来への誓い(2007年10月15日発売)ISBN 978-4-08-109486-8 -- 10 - 11巻分を収録


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