ビロードの闇

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ビロードの闇
KinKi Kids の シングル
リリース	2005年6月15日
ジャンル	J-POP
時間	18分46秒 (初回盤) 12分19秒 (通常盤)
レーベル	ジャニーズ・エンタテイメント
プロデュース	KinKi Kids
チャート最高順位
1位 (オリコン) 1位 (CDTV)
ゴールド等認定
プラチナ (日本)
KinKi Kids 年表
Anniversary (2004年)	ビロードの闇 (2005年)	SNOW! SNOW! SNOW! (2005年)

『ビロードの闇』(ビロードのやみ)は、KinKi Kidsの21枚目のシングル。2005年6月15日発売。発売元はジャニーズ・エンタテイメント。

目次 1 解説 2 収録曲 2.1 初回盤収録曲 2.2 通常盤収録曲

[編集] 解説

売上としては久々と言えるヒットとなった前作から約半年ぶりリリースされたシングル。本作では売上が再び現状維持に戻った形である。初動売上こそ以前より5万枚近く高かったが、それに対して累計売上が少なく、5万枚しか伸ばせていない。話題性に比べロングヒットに至らなかったのは大きい。同年のほかの作品と比較しても、極端に売上の伸び率が悪い。

初回盤と通常盤はジャケット違い、収録曲違いがある。初回盤にはA面のインスト版と新曲を追加収録、通常盤には前作「Anniversary」のライブトラックが収録されている。

作品として特筆すべきことはないが、久々のダンスナンバー、初のライブ音源収録などという新たな展開を見出すことが出来る。

実はこの曲以外に、『H album -H・A・N・D-』に収録されている「99%LIBERTY」もシングル曲の候補として上がっていたが、シングルとして発売する曲がこの2曲に絞られた際に、『「99%LIBERTY」はいつ発売してもいい曲だと思うけど、「ビロードの闇」は今じゃないと発売できないのではないか?』という結論になり、「ビロードの闇」がシングルとして発売された。

[編集] 収録曲

[編集] 初回盤収録曲

1. ビロードの闇 (作詞:Satomi 作曲:林田健司 編曲:CHOKKAKU)
   久々にダンスを取り入れた楽曲。曲調もタンゴやラテンの風味が混じった大人の作風である。テレビ朝日系音楽番組『MUSIC STATION』出演時には、光一が歌詞を間違え、それに剛も釣られて間違えるというハプニングがあった。これには本人たちも弁解の余地が無いようで、総集編などで何度も流されているため印象深い。後に当人がネタにするほどである。この件に関しては、ミュージックステーションで起こった主な出来事を参照。
2. 春雷 (作詞:上田ケンジ 作曲:小田原友洋 編曲:十川知司)
   「しゅんらい」と読む。こちらは一転し、アコースティックな雰囲気を持った楽曲。
3. 10 years(作詞:mavie 作曲・編曲:石塚知生)
4. ビロードの闇 (Backing Track) (作曲:林田健司 編曲:CHOKKAKU)

[編集] 通常盤収録曲

1. ビロードの闇 (作詞:Satomi 作曲:林田健司 編曲:CHOKKAKU)
2. 春雷 (作詞:上田ケンジ 作曲:小田原友洋 編曲:十川知司)
3. Anniversary (Live at Tokyo Dome)(作詞:Satomi 作曲:織田哲郎 編曲:家原正樹 / 吉田健)
   前作「Anniversary」のライブテイク。前年から掛けて行われたコンサート『KinKi Kids DOME TOUR ～font de Anniversary～』の東京ドーム公演での音源（後日発売された同ライブのDVDと同じ音源）を収録している。現時点では唯一のライブ音源であり、既発曲が何らかの形で収録されるのも初めての試みである。ライブ自体も初めて生のバンドやストリングス演奏が用いられているため、バックまで豪華な音源になっている。

オリコン週間シングルチャート第1位 2005年6月27日付
前作: ORANGE RANGE 『お願い!セニョリータ』	KinKi Kids 『ビロードの闇』	次作: V6 『UTAO-UTAO』