ボクの背中には羽根がある

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ボクの背中には羽根がある
KinKi Kids の シングル
リリース	2001年2月7日
録音	-
ジャンル	J-POP
時間	18分38秒
レーベル	ジャニーズ・エンタテイメント
プロデュース	KinKi Kids
チャート最高順位
1位 (オリコン) 1位 (CDTV) 2001年年間ランキング8位
ゴールド等認定
トリプル・プラチナ (日本)
KinKi Kids 年表
夏の王様／もう君以外愛せない (2000年)	ボクの背中には羽根がある (2001年)	情熱 (2001年)

『ボクの背中には羽根がある』(-せなか-はね)は、KinKi Kidsの11thシングル。2001年2月7日発売。発売元はジャニーズ・エンタテイメント。

[編集] 解説

前作「夏の王様／もう君以外愛せない」のヒットから続く11枚目のシングル。途中アルバムのリリースなども挟み、初めてシングルのリリース期間が半年以上空いた。更に、4作ぶりに両A面でない純粋なシングルとなっている。

初動セールスは前作を10万枚程度上回り、累計92万枚を売り上げるヒットとなった。しかし、2作連続で日本レコード協会からは惜しくもミリオンセラー認定を受けていない。

本作は堂本剛が主演するテレビドラマの主題歌であるが、次作は堂本光一が主演するドラマの主題歌になっている。タイトルについては、『ボク』が『僕』であったり、『羽根』が『羽』であったりという誤記も見られることが少なくない。ちなみにオリコンチャートでは、前作から2作連続で前週が浜崎あゆみ、次週は宇多田ヒカルが1位になっている。宇多田に関しては共に次週から2週連続1位になっている。

更に言えば、浜崎は次作でもKinKi Kidsの前週に1位になっており、2002年の「カナシミ ブルー」もこの2組に挟まれて1位を獲得している。

自身達は「2人の方向性を変えた1曲」と評している。本作以降はアイドル路線のポップナンバーよりも、ロック色の強い楽曲や情緒漂うスローテンポな楽曲が多くなっている。2人の歌唱力が上がってきたのも、路線変更の理由とも考えられる。

このシングルは初回版の発売は無く、通常版のみ発売された。

一部のファンからは『キンキの名曲の１つ』と高い評価を得ている

[編集] 収録曲

1. ボクの背中には羽根がある (作詞:松本隆 作曲:織田哲郎 編曲:家原正樹)
   堂本剛主演の日本テレビ系ドラマ『向井荒太の動物日記～愛犬ロシナンテの災難～』主題歌。作詞を松本隆、作曲は織田哲郎が担当し、豪華な顔合わせになっている。楽曲も民族楽器を用いた異国情緒漂う哀愁のメロディに仕上がり、自身の言う通り2人の方向性を変えた曲である。歌詞の内容が同ドラマの最終回でセリフに登場するなどしている。当人たちやファンの間では、“ボク羽根”と略される。後に、織田がアルバム「MELODIES」にて、セルフカバー。
2. いつも僕は恋するんだろう (作詞・作曲:堂島孝平 編曲:CHOKKAKU)
3. ボクの背中には羽根がある (Instrumental) (作曲:織田哲郎 編曲:家原正樹)
4. いつも僕は恋するんだろう (Instrumental) (作曲:堂島孝平 編曲:CHOKKAKU)

オリコン週間シングルチャート第1位 2001年2月19日付
前作: 浜崎あゆみ 『evolution』	KinKi Kids 『ボクの背中には羽根がある』	次作: 宇多田ヒカル 『Can You Keep A Secret?』

日本テレビ土曜ドラマ主題歌
先代 新宿暴走救急隊 ロンドンブーツ1号2号『岬』 hiro『Treasure』	向井荒太の動物日記～愛犬ロシナンテの災難～ KinKi Kids 『ボクの背中には羽根がある』	次代 明日があるさ Re:Japan 『明日があるさ』