パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー

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IMDb
パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー Turbo: A Power Rangers Movie
監督	デヴィッド・ウィニングシュキ・レヴィ
製作総指揮	ハイム・サバンシュキ・レヴィ
製作	ジョナサン・ヅァクワー
脚本	シュキ・レヴィシェル・ダニエルソン
出演者	ジェイソン・デビッド・フランクジョニー・ヨング・ボッシュキャサリン・サザーランドナキア・ブリースブレーク・フォスター
音楽	シュキ・レヴィ
撮影	イアン・ローゼンバーグ
編集	ヘンリー・リチャードソン BJ・シアーズ
配給	20世紀フォックス
公開	1997年 3月28日
上映時間	99分
製作国	アメリカ合衆国
言語	英語
興行収入	8,109,349$
前作	パワーレンジャー・映画版
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パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー(Turbo: A Power Rangers Movie)は、1997年のアメリカ映画で、スーパー戦隊シリーズを海外向けにした特撮テレビドラマシリーズ・パワーレンジャーシリーズの劇場版第2作目である。米国では1997年 3月28日に公開された。日本では2000年 2月11日にビデオがリリースされた。

注意：以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。

[編集] ストーリー

遥か彼方、ライエリア星に金色に輝く鍵を持を操り、異次元に続く扉を開くことが出来る。ラルゴと呼ばれる魔法使いが住んでいた。宇宙の女海賊ディバトックスは異次元の怪物マリゴルを復活させ結婚し、その力を自分の物にする為にラルゴを狙っていたのである。その頃、経営難に陥った天使の家の運営資金を集める為、格闘大会に出場する事になったトミー達であったが、トレーニング中にロッキーが背中を強打し入院。ディバトックスから逃れる為、ラルゴが地球に来た事を察知したゾードンはロッキーを除くレンジャー達にラルゴを探すように命じる。トミー達は苦労の末にラルゴを発見するが、ラルゴを追ってディバトックス達も地球にやって来ていた。マリゴルに捧げる生贄としてバルクとスカル、キンバリーとジェイソンとラルゴの家族を捕らえてしまう。そして、ラルゴと引き換えにジェイソン達を解放すると取引を持ち出し、ラルゴはそれに応じ、ディバトックスの元に言ってしまう。しかし、ジェイソン達は解放されず捕らわれたままであった。この事態に対し、ゾードンはトミー達に最強のゾード。ターボゾードと新たな力、ターボパワーをトミー達に与える。捕らわれた者達を救い、マリゴルの復活を阻止する為に、新たなブルーレンジャーとなった少年ジャスティンを加えたレンジャー達は幻の島へ向かう。島にたどり着いたレンジャー達であったが、キンバリーとジェイソンはマリゴルに捧げられ、悪の戦士となってしまう。しかし、トミー達の努力により、2人は悪の力から解放される。それと時を同じくしてマリゴルが復活。巨大化したマリゴルに対し、ターボメガゾードを呼び出し、マリゴルを粉砕する。ディバトックス達は姿を消し、トミー達も島から脱出する事に成功した。その後、格闘大会にもトミー達は勝利し、天使の家の危機も救ったのであった。

[編集] 概要

パワーレンジャー・ジオとパワーレンジャー・ターボの間を繋ぐ作品である。現在、日本国内においては一部のシーンをカットしたビデオがリリースされている。また、ターボメガードの合体シーンは新たに特撮研究所によって製作されている。

[編集] 登場人物

[編集] パワーレンジャー

トーマス"トミー"オリバー/レッドレンジャー: 天使の家の運営資金を稼ぐ為に格闘大会に出場する。
アダム・パーク/グリーンレンジャー: トミーと共に天使の家の運営資金を稼ぐ為に格闘大会に出場する。
キャサリン・ヒラード/ピンクレンジャー
ターニャ・スローン/イエローレンジャー
ジャスティン・スティワート/ブルーレンジャー: ロッキーの病室に忍び込んだ際にレンジャー達の正体を知り、ロッキーの後継者となる。本人は一時の代役のつもりであった。

[編集] 仲間たち

ロッキー・デサントス: 天使の家の運営資金を稼ぐ為に格闘大会に出場する事になるが、トレーニング中に背中を強打し入院、ジャスティンにパワーを託した。ラストの格闘大会ではトミー達を観客として応援していた。その後、TVシリーズにも登場。まだ怪我は完治しておらず、子供達に武道を教える事に専念すると決心し、ジャスティンを正式な後継者とした。
ジェイソン・リー・スコット: かつてのレッドレンジャーでありゴールドレンジャー。キンバリーと共にダイビング中にディバトックスにより拉致され、マリゴル復活の生贄とされる。ラストでは、ロッキーの代わりに格闘大会に出場していた。
キンバリー・アン・ハート: かつてのピンクレンジャー。ジェイソンと共にダイビング中にディバトックスにより拉致され、マリゴル復活の生贄とされる。ジェイソンの努力により、脱出に成功するが、また捕まってしまう。
バルク&スカル: ストーン警部の尽力により警察に復帰する。エルガーにより拉致され、マリゴル復活の生贄にされそうになる。ジェイソンの努力により、脱出に成功。ユーランシアス島で隠れていた。マリゴルが倒された後、トミー達によってターボゾードに乗せられ、帰っていった。
ストーン警部: バルク達を警察に復帰させるがやはり彼等のドジに振り回されている。
アーニー: 格闘大会の観客として登場し、トミー達の応援をしていた。
ゾードン: ディバトックスに対抗する為、トミー達にターボゾードとターボパワーを与えた。
アルファ5: デザインが変更され、後に登場するアルファ6と同じ姿になる。
ラルゴ: かつてマリゴルを封印した者達の子孫。アルファ5の親友でもある。太陽の光に弱い。マリゴルを復活させる為にディバトックスに狙われる。後にテレビシリーズにも登場し、ゾードンとアルファをエルター星に送る為のワームホールを開いた。

[編集] 敵

ディバトックス: 宇宙の女海賊。マリゴルを復活させ結婚し、その力を自らの物にしようと企む。
エルガー: ディバトックスの甥。ジェイソン達が悪の力から解放された後、ディバトックスにより溶岩に落とされ、マリゴル復活の生贄にされてしまった。
ライゴグ: ディバトックスの手下。
マリゴル: 幻のユーランシアス島に封印されている怪物。ディバトックスの婚約者。絶大な魔力を持ち、触れただけで相手を麻痺させることが出来る。生贄を捧げる事で復活し、巨大化して暴れるが、ターボローリングスラッシュを受けて倒された。
プトラポッド: ユーランシアス島に向かうレンジャー達を妨害する為に送り込まれたモンスター。卵の状態で送り込まれて3体が孵化。変身前のレンジャー達と戦いすべて海に沈められた。
ピラナトロン・ウォーリアー: 他のピラナトロンとは姿が異なり、言語能力を持つ。
ピラナトロン: ディバトックス配下の戦闘員。
リタ・レパルサ
ロード・ゼッド: 現在、日本においてリリースされているビデオではリタとゼッドの登場シーンはカットされている。

[編集] キャスト

トミー・オリバー - ジェイソン・デビッド・フランク（荻原秀樹）
アダム・パーク - ジョニー・ヨング・ボッシュ（川中子雅人）
キャサリン・ヒラード - キャサリン・サザーランド（金月真美）
ターニャ・スローン - ナキア・ブリース（大塚瑞恵））
ジャスティン・スティワート - ブレーク・フォスター（久保田恵）
ロッキー・デサントス - スティーブ・カーデナス（中嶋一星）
ジェイソン・リー・スコット - オースチン・セント・ジョン（村井厚之）
キンバリー・アン・ハート - エイミー・ジョー・ジョンソン（荒井静香）
ゾードン - ウィストン・リチャード、声 - ボブ・マナハン（齋藤龍吾）
アルファ5（声） - リチャード・ウッド（松井紀子）
バルク - ポール・シュリアー（大山昇）
スカル - ジェイソン・ナーヴィー（川中子雅人）
ジェローム・ストーン - グレッグ・ブロック（長嶝高士）
アーニー - リチャード・ギネル
ディバトックス - ヒラリー・シェパード・ターナー（寺内よりえ）
エルガー（声） - デヴィッド・ウマンスキー（遊佐浩二）
ライゴグ（声） - アレクシス・ラング（河相智哉）
ピラナトロン・ウォーリアー - （長嶝高士、遊佐浩二）
リタ・レパルサ - カーラ・ペレス、声 - バーバラ・グッドソン
ダニエルコーチ - スコット・フィッシャー（河相智哉）
レフリー - エド・ニール
リングアナ - カリール・G・サバー、声 - ブラッド・オーチャード
ラルゴ（声）- アレクシス・ラング
ビタル（声） - J.B.レバイン
ナレーション - ボブ・マナハン（長嶝高士）
予告編ナレーション - （藤原啓治）

[編集] スーツアクター

レッドレンジャー、ターボメガゾード - 前田浩
グリーンレンジャー - 横山誠
イエローレンジャー - 横山和博
アルファ5 - ドネニ・キストラー
ラルゴ - ジョン・シマントン
ヤアラ - ダニー・パーティー
マリゴル - マイケル・ディーク
エルガー - ダニー・ウェイン・ストールカップ
ライゴグ、ロード・ゼッド - エド・ニール
ピラナトロン・ウォーリアー - カイ・ドイ、グレッグ・コリンズ

[編集] スタッフ

製作総指揮 - ハイム・サバンシュキ・レヴィ
製作 - ジョナサン・ヅァクワー
監督 - デヴィッド・ウィニング、シュキ・レヴィ
脚本 - シュキ・レヴィ、シェル・ダニエルソン
音楽 - シュキ・レヴィ、ユーヴァル・ロン、イノン・ジュール、ジェレミー・スウィート、ケネス・バーゴマスター、デディ・ツール
2ndユニット監督 - ジョナサン・ヅァクワー、坂本浩一、横山誠、アル・ギディングス、チップ・リン（ハワイユニット）
撮影 - イアン・ローゼンバーグ、ショーン・マクリーン、ジェームズ・マザーズ、ウェイン・バーカー、R・スコット・ランソン、モッシュ・レビン
スタント・コーディネーター - 坂本浩一※ノンクレジット
アートディレクター - スティーヴン・R・ミラー、デイヴィッド・ラザン
キャスティング - ジュリー・アシュトン、ジャコヴ・ブレスラー
パペット操演：ポール・ピストーリ
制作 - サバン・エンターテイメント、東映
配給 - 20世紀フォックス

[編集] 日本語版制作スタッフ

演出 - 鍛冶谷功
翻訳 - 中村紀美子
調整 - 長井利親
制作担当 - 三木恵子
製作 - （東映）遠藤雅義、古玉國彦
監修 - （東映）鈴木武幸、高寺成紀
配給 - 東映
制作 - ムービーテレビジョン、東映

[編集] 映像ソフト化

パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー（VHS、レンタルのみ。二ヶ国語収録）: リリースは東映ビデオ。パッケージでは日本語吹き替え、ステレオ収録とされているが、実際は二ヶ国語収録である。後に誤記を直し、二ヶ国語収録と表記されたビデオが生産された。日本国内におけるDVD化の予定はない（海外ではDVD化されている）

表・話・編・歴パワーレンジャーシリーズ
【作品1】	MMPR（映画） - ジオ - ターボ（映画） - スペース - ギャラクシー - レスキュー - タイム - ワイルド
【作品2】	ニンジャ - ダイノ - SPD - ミスティック - オーバードライブ - ジャングル
【関連作品1】	VR Troopers - マスクド・ライダー - ビートルボーグ
【関連作品2】	スーパー・ヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド
【関連項目】	サバン・エンターテイメント - ウォルト・ディズニー・カンパニー - スーパー戦隊
【関連人物】	ハイム・サバン - シュキ・レヴィ - 坂本浩一

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