ハイキングウォーキング
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ハイキングウォーキングは、吉本興業東京本社(東京吉本)所属のお笑いコンビ。2001年6月に結成。主にコントをするが、漫才や瞬発芸も持っている。ラ・ゴリスターズのメンバーの一組。
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[編集] メンバー
- 松田 洋昌(まつだ ひろあき、1976年10月21日 - ) - ツッコミ、ネタつくり担当
- 富山県富山市出身 / AB型 / 173cm / 60kg / B92cm / W77cm / H95cm
- 趣味:料理、高校野球観戦、買物、公園を散歩、読書(雑誌)、服集め / 特技:スポーツ全般
- 芸人になる前はパティシエとして洋菓子店で働いていた。
- 前に組んでいたコンビのコンビ名は「ハックルベリー」。
- 「マンスリーよしもと」が実施している吉本男前ランキングで、2006年度17位、2007年度16位、2008年度7位となった。
- 実家の犬は、少し肥満気味で、毛がカールしている。
- 実家は美容院。
- 初めてもらったラブレターを、母親に夕食時家族の前で読み上げられた。
- ほとんどのネタを書いている。
- 愛称は「松兄」。(平成ノブシコブシ吉村が呼び始めた)
- コンバースはオールスターのハイカット黒を愛用。
- 鈴木と比較してしっかり者だと思われているが、意外と天然なところがある。
- 真面目な性格は自他共に認めている。
- 本人いわく、超ドSである。
- ワンピースをこよなく愛している。
- 鈴木 Q太郎(すずききゅーたろう 本名:鈴木 正志まさし、1974年8月14日 - ) - ボケ担当
- 新潟県南魚沼市出身 / A型 / 173cm / 64kg / B95cm / W81cm / H98cm / F27cm
- 趣味:読書、ビデオ鑑賞/特技:肉の味見、肉を切る(牛、豚、鶏)
- 学生の頃、下校途中に屁をずっと鳴らしながら帰ったという伝説がある。今は全身のどこででもオナラの音を出すことができる。
- 保育所の頃に馬の顎で頭を割られ、出血した過去を持つ。
- 長髪で、自分自身のことをキモイと言っている(ただ、仲間由紀恵とそっくりな点もある)。長い髪を耳の所で上に折り返した髪型(角髪)は邪馬台国の人にそっくりらしい。
- ディズニーのファン。
- 「マンスリーよしもと」が実施している吉本ブサイクランキングで、2007年度13位、2008年度5位となった。
- 前に組んでいたコンビのコンビ名は「サーロイン」。
- 33歳の誕生日に彼女にフラれた。
- 声が(非ダビ声時の)中尾隆聖に似ている。
- 愛称は「Qちゃん」。
- 彼女がいる。(お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル内で発覚)
- 水泳が得意である。
[編集] ネタ
- 主にコント。鈴木のキモキャラを売りにしている。元々、何となく髪を伸ばしていたらキモいと言われ始めたことからキャラが定着した。ネタ中によく着ているディズニーキャラクターのマリーの服はプライベートでも着ている。
- ネタ中では鈴木が主体だが、スーパーイリュージョンをはじめとするほとんどのネタを松田が作っている。
[編集] ブス田キモ子
- 『エンタの神様』で披露していたネタ。鈴木が扮するブサイクでキモいがナルシストの女・ブス田キモ子の自意識過剰な発言に対し、松田扮するバーの店員がメニューでキモ子を殴りツッコミを入れるというもの。最初の出演時は金属のトレーで殴っていた。
- キモ子が自意識過剰な発言をする前に、「エマニエル夫人」の主題歌の一部が流れる。
- 苦情が多かったらしく徐々に放送されなくなり、約1年ぶりの出演となった2008年1月19日の出演では普段と同じコントを行った。
[編集] Mr.スズキックスのスーパーイリュージョンショー
- 短時間でできるネタとして主にTVで披露しているネタ。鈴木扮するキャラクターMr.スズキックスが「Mr.スズキックスのスーパーイリュージョンショー!」と宣言してから、様々なスーパーイリュージョン(実際には飲み会の出し物レベル)を行うが、ほぼ失敗し松田にツッコまれる。
- また、ネタが終わった後は「ありがとうございました」ではなく、「すいませんでした」と言う。
- コーラ(番組のスポンサーによってはサイダー・ジンジャーエールの場合もあり)を一気飲みし(だが一気飲みできずに途中で止めて松田に突っ込まれる)「徳川15代将軍の名前」や「山手線・新幹線の駅名」、「ラジオ体操第一」をゲップをせずに言い切る(やり切る)。コーラは年間1000本のペースで飲んでいる。
- ヘリウムガスを吸い声を変えずに歌う
- 風船を息継ぎなしで膨らませる
- 飴の味を変える
- ハンドクリームを塗りたくった手でビンの蓋を開ける
- 接着されていないダンボールを潰さずに10秒乗る
- 目隠しをしてドラえもんの絵を描く
- 飛ばした風船を瞬時に片手で掴み取る
- ブーブークッションの音を鳴らさずに座る
- 手を全く使わずにズボンを履く(唯一、成功するが「くだらない」とツッコまれる)
- ビンに入った柿の種を10秒で食べきる
[編集] ミラクルカンフーアクション
- 主に爆笑レッドカーペットで披露しているショートネタ。鈴木が前髪をアップにした髪型、額に「中」の文字とラーメンマンのようなヒゲ、上半身に筋肉の筋を書き入れた姿で登場し(松田は桃白白のような格好)、「私は修行を積んでいるため、○○しても全くリアクションを取らずにいることができます!」と宣言して様々な事に挑戦するが、見事にオーバーリアクションを取ってしまい、松田に突っ込まれる。
- 一応「アッチョー!」などカンフーらしいセリフ、飛び蹴りなどの動きを見せるが、挑戦の内容はカンフーとは関係のないものが多い。
- ネタを始める前とネタ終了後に「ハイキングウォーキングのミラクルカンフーアクション!」と言う。
- ネタが終わった後は、スーパーイリュージョンと同様に松田が「すいませんでした」と言って締める。
- 風船を膨らませ、割れてもリアクションを取らない
[編集] 髪芸百選
- 鈴木の髪を使ったモノマネシリーズ。
- テンションの上がった海女さん
- 邪馬台国が滅び行く時
- オイルショックの女
- 女学生
- ブーケを奪い合う女
- パチンコで食う女
- ラーメン
- 昭和20年代の女
- アンジェラアキ
- 髪の毛をテーブルクロス状に広げ、上に乗せたワイングラスからワインをこぼさずに引き抜く。
(成功率が高く、場を盛り上げるネタとして使用される)
[編集] 逸話
- 松田は富山県立富山商業高等学校在学時、野球部に所属しており甲子園出場を果たすも、レギュラーではなくスタンドでの応援だった。
- 鈴木の方が年上だが松田の方が芸歴が1年長いため(松田は東京NSC2期と同期、鈴木は東京NSC3期と同期)、普段はお互い敬語で話しているらしい。しかし、鈴木は小道具を面倒くさいと持ってこなかったり居酒屋に自分から後輩を誘って閉店時間まで寝ていたり、遅刻も多い、とだらしないため、松田が主導権を握っている。
- コンビ仲がよく、楽屋で一緒にゲームをしたり、プライベートではバイクの二人乗りなどもしているが、鈴木が長髪のため後姿でたまにカップルに間違えられる。
- 2005年(収録は2004年12月)、松田の地元で行われた『爆笑オンエアバトル』の富山大会で初挑戦にして509KBを獲得しトップでオンエア。2005年度には平均KB6位通過でチャンピオン大会セミファイナルに進出するが惜しくも6位敗退であった。また、2006年度は5戦3勝とチャンピオン大会の出場条件である年間4勝が達成できず出場していない。
- 2006年ごろから、松田の出身地である富山県の富山テレビ放送の番組にも出演しており、富山県のローカルお笑いタレントとは一線を画す仕事ぶりを見せている。
- ラ・ゴリスターズに所属であり、1番先輩のコンビである。その事からかメンバーから慕われている(特に松田)。
- 『爆笑レッドカーペット』には1~6回まで連続出演、2007年9月11日に放送された第4弾では、くまだまさしとともに「ビックリイリュージョンショー」と評したコラボネタを披露し(いつも成功するくまだのネタ時と異なり失敗している)、レッドカーペット賞にも選ばれている。同年12月17日放送でもくまだと組み、2人の格好から「ブルマパーティー」というユニット名で参加した。7回は営業で欠席した。また、「(自称)ミスターレッドカーペット」と名乗っている。
- 鈴木の髪は、乳首から指3本と決まっており、毎回松田が切っている。
- 鈴木は、イベントに出演した際のギャラとして、芸で使ったホルモンを現物支給された経験がある。そのホルモンを入れて作った味噌煮込みうどんの味は絶品だったらしい。
- マツダ、スズキと二人とも自動車メーカー名と同じ苗字のため、「くるま」というコンビ名も候補になったことがある。結成2ヶ月ほどその名で活動していた。(松田ブログより)
- コーラを一気飲みするネタでは、鈴木が必ず失敗することが「お約束」だが、松田が同じネタで「山手線の駅名」に挑戦し、成功したこともある。このとき鈴木がいつも着ている衣装を着けていたが、「松田さんが着るとかっこいい」と後輩芸人に言われた。
[編集] 出演している番組
[編集] テレビ
[編集] レギュラー
[編集] レギュラー以外の出演
- 爆笑オンエアバトル(NHK)- OA率:12/14、最高KB:509KB
- エンタの神様(日本テレビ系)- キャッチフレーズは「幻想の野外活動」
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ系)-コラボカーペットではくまだまさしと共演 。キャッチフレーズは「くだらなさは天下一品」→「華麗なるくだらなさ」→「自称ミスターカーペット」
- 爆笑ピンクカーペット(フジテレビ系)- キャッチフレーズは「華麗なるくだらなさ」
- お笑いDynamite!(TBS系)- キャッチフレーズは「今宵もスーパーイリュージョン」
- 「ぷっ」すま(テレビ朝日系)
- リンカーン(TBS系)
- ウチくる!?(フジテレビ系)- 2007年8月19日
- BBTスペシャル(富山テレビ放送)
- 登龍門F(フジテレビ系)
- 天才てれびくんMAX(NHK教育)- 敦也、涼氏役
- すくいず!(テレビ朝日系)
- インパクト!(フジテレビ系)
- ゼベック・オンライン(MXTV、2004年11月1日)
- 爽快情報バラエティー スッキリ!!「ネタ見せスッタメ略してネッタメスペシャル」(日本テレビ系)
- お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル(フジテレビ系、2008年3月4日)
- 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。「国民の怒りベスト5」(日本テレビ系、2008年3月7日)
- 夢の扉 〜NEXT DOOR〜(TBS系、2008年5月11日)- 松田のみ
[編集] テレビアニメ
[編集] ラジオ番組
- 三井住友VISAカード presents Amitle'du weekend(TOKYO FM、パーソナリティ、毎週土曜11:00 - 11:30)
- おしゃべりやってまーす火曜日(K'z Station)
[編集] 映画
[編集] 外部リンク
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