トミー・ロブレド
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トミー・ロブレド |
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基本情報 |
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ラテン文字名 | Tommy Robredo |
フルネーム | Tommy Robredo Garces |
国籍 | スペイン |
出身地 | 同・オスタルリック |
生年月日 | 1982年5月1日 |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 片手打ち |
ツアー経歴 |
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デビュー年 | 1998年 |
ツアー通算 | 8勝 |
シングルス | 6勝 |
ダブルス | 2勝 |
4大大会最高成績 |
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全豪 | ベスト8(2007) |
全仏 | ベスト8(2003・05・07) |
全英 | 3回戦(2003) |
全米 | 4回戦(2001・04-06) |
キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 5位 |
ダブルス | 30位 |
Template |
トミー・ロブレド(Tommy Robredo, 1982年5月1日 - )は、スペイン・オスタルリック出身の男子プロテニス選手。フルネームは Tommy Robredo Garces (トミー・ロブレド・ガルセス)という。スペインを代表する男子テニス選手のひとりとして活動している。シングルス自己最高ランキングは5位(2006年8月)。これまでにATPツアーでシングルス6勝、ダブルス1勝を挙げている。身長180cm、体重75kg、右利き。彼の父親はロックバンド「ザ・フー」の大ファンで、お気に入りのロック・オペラ『トミー』にちなんで息子にこの名前をつけた。
5歳からテニスを始める。ジュニア時代には、1998年の「オレンジボウル選手権」(ジュニアテニス選手の登龍門と言われる大会)の16歳以下の部門で優勝し、2000年には全仏オープンの男子ジュニア部門で準優勝がある。2001年の全豪オープンで4大大会にデビューし、同年の全仏オープンでいきなりエフゲニー・カフェルニコフとの4回戦まで進出した。この年は全米オープンでもアンディ・ロディックとの4回戦に進出し、年間最終ランキングで30位以内に入った。
ロブレドが世界的な知名度を獲得したのは、2003年の全仏オープン3回戦で第1シードのレイトン・ヒューイットを 4-6, 1-6, 6-3, 6-2, 6-3 の逆転で破った試合だった。ヒューイットは先に2セットを取りながらも(2セット・アップ)続く3セットをロブレドに逆転されて敗退する。勢いに乗ったロブレドは、4回戦で過去3度優勝のグスタボ・クエルテンを破り、大会前年優勝者アルベルト・コスタとの準々決勝まで進出した。2004年はアテネ五輪のスペイン代表選手に選ばれ、男子シングルス3回戦まで進出している。2005年は全仏オープンで2年ぶり2度目の準々決勝に進出したが、ロシアのニコライ・ダビデンコに 6-3, 1-6, 2-6, 6-4, 4-6 のフルセットで敗れた。
2006年5月第3週に行われたATPマスターズシリーズの「ハンブルク・マスターズ」で、ロブレドは決勝でラデク・ステパネク(チェコ)を 6-1, 6-3, 6-3 で破って初優勝した。この大規模な大会での優勝により、ロブレドは初めての世界ランキングトップ10入りが確定した。ウィンブルドン選手権終了後、7月第2週にスウェーデン・バスタッド大会の決勝でニコライ・ダビデンコを破り、ツアー通算4勝目を挙げた。
2007年度の4大大会では、ロブレドは全豪オープンと全仏オープンの2大会連続でベスト8に進んだが、どちらも準々決勝でロジャー・フェデラーに連敗した。
ロブレドはプロ転向後、アンディ・ロディックとの対戦機会が多く、4大大会でも3度対戦しているが、過去7度の対戦でまだ1度も勝ったことがない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- トミー・ロブレド (英語) - ATPツアーのプロフィール
- デビスカップ成績表
- トミー・ロブレド公式サイト (英語・スペイン語・カタール語)