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デッドマン・ワンダーランド |
漫画 |
作者 |
片岡人生・近藤一馬 |
出版社 |
角川書店 |
掲載誌 |
月刊少年エース |
巻数 |
既刊3巻 |
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『デッドマン・ワンダーランド』は、「月刊少年エース」(角川書店)で2007年6月号から連載されている片岡人生・近藤一馬の漫画作品。漫画版交響詩篇エウレカセブンの二人による新作。
[編集] ストーリー
東京大震災から10年、疎開先の中学に通う五十嵐丸太もクラスメイト達と平凡な生活を送っていた。だがある日学校に「赤い男」が現われ、丸太の運命は一転することになる。無実の罪で死刑宣告された丸太は、完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」に送致されることに…。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
[編集] メインキャラ
- 五十嵐 丸太(いがらし がんた)
- 主人公。「赤い男」にクラスメイトを全員殺害され、また無実の罪を着せられる。送致された「デッドマン・ワンダーランド」でシロと再会することで彼の運命は一変する。
- シロ
- ヒロイン。白い髪に赤い目の謎の少女。丸太の幼馴染らしい。運動神経が良い。
[編集] デッドマン・ワンダーランド
- 玉木 常長(たまき つねなが)
- 国際弁護人。「デッドマン・ワンダーランド」のプロモーター。「デッドマン・ワンダーランド」で大きな力を持っている。「赤い男」の事を色々知っているらしく、丸太に異常な興味を示す。
- マキナ
- 「デッドマン・ワンダーランド」の看守長。非常に不条理な女性。玉木の動きから丸太に興味を示すようになる。
- 鷹見 羊(たかみ よう)
- 「デッドマン・ワンダーランド」の模範的な囚人。男性。玉木の依頼で丸太を監視するようになる。
- 鷹見 水名月(たかみ みなつき)
- 「デッドマン・ワンダーランド」の囚人。女性。鷹見羊の妹。普段は引っ込みじあんな美少女だが、二重人格で人格が変わると言動も乱暴になり、放送禁止用語を連発する。
- 御堂 アザミ(みどうあざみ)
- 「デッドマン・ワンダーランド」の囚人。囚人でありながら、非常に良心的で正義感の強い少女。
- 高頭寺 一政(こうずじ かずまさ)
- 「デッドマン・ワンダーランド」の囚人。非常に傲慢で暴力的な男性。不正をしながら丸太に敗北し、不正を行ったことで、マキナに一年間の特別懲罰房行きにされる。
[編集] 用語
- デッドマン・ワンダーランド
- 完全民営化された刑務所。東京にある。囚人に非人道的なゲームをさせ、観客をもりあげる、テーマパーク的な事も行っているがこれは、東京大震災後の東京復興のための観光事業である。が、別にこのゲームに問わず、囚人達は非人道的なことは割とされている。「赤い男」について裏がある模様。
- 東京大震災(とうきょうだいしんさい)
- 10年前に東京で起こった地震。この地震により東京の70%は水没した。その影響で丸太ら多くの疎開組が出来た。
- キャンディ
- 「デッドマン・ワンダーランド」で死刑囚に注入されてる毒を解毒する飴。死刑囚達はこの飴を3日に1度食べないと死んでしまう。
- 原罪(レチッドエッグ)
- 通称「赤い男」。長野県立第四中学校で集団殺戮を行った謎の存在。「デッドマン・ワンダーランド」とも大きな関わりがあるらしく、玉木はその責任者の一人と思われる。普段はDWで封印されている。
- 罪の枝(つみのえだ)
- 丸太や「赤い男」などの通称「デッドマン」達が持つ謎の能力。出血した血液を利用しないと能力は使えない。
- ウッドペッカー
- 丸太に「赤い男」が言い残した言葉。丸太のことを指していると思われる。日本語訳は「きつつき」。
[編集] 単行本
[編集] 外部リンク