テンモン

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テンモン
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現役期間：	{{{時}}}
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原語表記：	{{{原語}}}
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品種：	サラブレッド
性別：	牝
毛色：	鹿毛
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生誕：	1978年 2月23日
死没：	2001年 5月18日
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登録日：	{{{登}}}
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父：	リマンド
母：	レデースポート
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生国：	日本（北海道静内）
生産：	松田文雄
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馬主：	原八兵衛
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調教師：	稲葉幸夫（美浦南）
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厩務員：	{{{厩}}}
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競走成績
生涯成績：	9戦5勝
獲得賞金：	1億3828万5700円
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テンモンは日本の競走馬。主な勝ち鞍は1981年の優駿牝馬（オークス）、朝日杯3歳ステークスなど。同期の牝馬にはブロケード等がおり、この世代を牝馬最強世代の一つに挙げる人も多い。主戦騎手は、稲葉幸夫厩舎所属騎手で、「牝馬の嶋田」の異名を取った嶋田功。

1980年に優駿賞最優秀3歳牝馬、1981年に優駿賞最優秀4歳牝馬を受賞している。

※馬齢は、旧表記(数え年)で統一。

[編集] 戦績

1980年7月20日の新潟で新馬勝ちしたテンモンは、その後2走は惜敗するものの、4戦目の白菊賞で後に牡馬クラシック路線で活躍するサンエイソロンを破り2勝目を挙げ、その勢いを駆って朝日杯3歳ステークスでも牡馬相手に圧勝し、最優秀3歳牝馬に選ばれた。なお、2008年現在、テンモンは牝馬で朝日杯を勝った最後の馬である。

明けて4歳、京成杯でも再び牡馬に混じって勝利する。ところが、初めての牝馬限定戦だったクイーンカップで、デビュー2戦めのカバリエリエースによもやの3着敗退。さらに、牝馬クラシック緒戦の桜花賞でも、体調を崩しトライアル競走を走れなかった悪影響と、苦手の不良馬場に足元を取られ、重馬場巧者の逃げ馬・ブロケードの2着に終わった。だが、体勢を完全に立て直したオークスでは圧勝し、この世代最強牝馬である事を見せ付けた。この年の東京優駿（日本ダービー）のタイムに劣ったとは言え、その内容は「ダービーに出ていたら勝っていた」と言われたほどであった。

ところが、秋のエリザベス女王杯制覇とトウメイ以来の有馬記念制覇の英気を養うべく、九十九里浜で休養に入ったテンモンに不幸が訪れる。休養先が台風の直撃を受け壊れた柵の下敷きとなり、腰に重傷を負負ってしまった。競走馬としては致命的な怪我であり、予後不良にはならなかったものの、テンモンはオークス以降は一度も走ることなく引退を余儀なくされた。

[編集] 引退後

引退後は繁殖牝馬となったが、腰の怪我の後遺症により出産に負担が掛かるため、思うように種付けは行われなかった。目立った産駒もなく、僅かにテンザンテースト（父ノーザンテースト）とアオイノモン（父パーソロン）が血統を買われて種牡馬となっただけである。それでも、テンザンテーストからは地方競馬での活躍馬も出ている。2001年5月18日、老衰のため23歳で死亡した。

[編集] 血統表

テンモンの血統ブランドフォード系
父 *リマンド Remand 1965 栗毛	Alcide 1955 鹿毛	Alycidon	Donatello
			Aurora
		Chenille	King Salmon
			Sweet Aloe
	Admonish 1958 芦毛	Palestine	Fair Trial
			Una
		Warning	Chanteur
			Vertencia
母レデースポート 1970　鹿毛	*ムーティエ Moutiers 1958　栗毛	Sicambre	Prince Bio
			Sif
		Ballynash	Nasrullah
			Ballywellbroke
	ヤマトサクヤ 1962　黒鹿毛	*ヒンドスタン Hindostan	*ボワルセル
			Sonibai
		ヤマトノハナ	*ライジングフレーム
			クサナギ