チェリャビンスク
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チェリャビンスク(チェリャービンスク;ロシア語:Челябинскチリャービンスク;ラテン文字転写の例:Chelyabinsk)は、ウラル山脈東麓のロシア連邦の都市。チェリャビンスク州の中心都市。シベリア鉄道の正式な起点。人口は1,093,000人(2006年)。重工業が盛んである。
1736年にここに要塞が建設された。19世紀末までは小さな町に過ぎなかったが、シベリア鉄道の開通や第二次世界大戦の際に、西部にあったいくつもの大工場がここに移されたことで大きく発展した。戦車やロケット砲を製造する大きな工場があり、「戦車町」(Танкоград)と呼ばれていた。
1957年にチェリャビンスクの核兵器工場で事故が起こり、3万人を越える住民が被曝した。現在もその後遺症が残っている。
2007年8月 上海協力機構の合同軍事演習コード名「ピースミッション2007」が行われた。