チェリッシュ (歌手グループ)

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チェリッシュは、愛知県出身の夫婦デュオで知られる歌手グループ。 老若男女誰にでも親しめる清純なメロディーと歌唱力で人気を博し、1970年代を中心にヒット曲を飛ばし、現在も活躍している夫婦デュオである。名の由来は、アメリカのバンドアソシエイションの曲名による。

名古屋を中心にアマチュアバンドとして活躍し、当初メンバーも5人であった。1971年に第一回全国フォーク音楽祭全国大会に出場していたところをビクターレコード（現:ビクターエンタテインメント）にスカウトされる。1971年に「なのにあなたは京都へゆくの」でデビュー。男女のデュオとして、構成も変わった。1972年に代表作「てんとう虫のサンバ」をリリース、現在も結婚式などで歌われているほど定着した。

その後、1977年に二人は結婚。家庭生活のために、歌手活動に制限がかかるも、アメリカでの活躍・全国ツアー・テレビ出演などを順調にこなし、現在にいたる。

目次 1 メンバー 2 ディスコグラフィー 2.1 シングル 2.2 アルバム 3 出演テレビ番組 4 CM 5 関連サイト

[編集] メンバー

• 松崎 好孝（まつざき よしたか、1949年11月1日 -　血液型A型）愛知県名古屋市出身。男声担当。
• 松崎 悦子（まつざき えつこ、 旧姓:松井、1951年3月11日 -　血液型B型）愛知県春日井市出身。女声担当。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] シングル

1. なのにあなたは京都へゆくの　(1971.09.05) 作詞 脇田なおみ／作曲 藤田哲郎
2. だからわたしは北国へ　(1972.01.25) 作詞 林春生／作曲 筒美京平
3. ひまわりの小径　(1972.05.25) 作詞 林春生／作曲　筒美京平　チェリッシュ初のBEST10入りシングル
4. 古いお寺にただひとり　(1972.09.25) 作詞 山上路夫／作曲 鈴木邦彦
5. 若草の髪かざり　(1973.01.15) 作詞 阿久悠／作曲 馬飼野俊一
6. 避暑地の恋　(1973.04.25) 作詞 林春生／作曲 馬飼野俊一
7. てんとう虫のサンバ　(1973.07.05) 作詞 さいとう大三／作曲 馬飼野俊一 チェリッシュ最大のヒット曲、結婚式で歌われる歌の定番
8. 白いギター　(1973.09.25) 作詞 林春生／作曲 馬飼野俊一
9. 恋の風車　(1974.01.15) 作詞 林春生／作曲 筒美京平
10. ふたりの急行列車　(1974.04.25) 作詞 林春生／作曲 筒美京平 チェリッシュ最後のBEST10入りシングル
11. 渚のささやき　(1974.07.25) 作詞 林春生／作曲　筒美京平
12. 愛の終末　(1974.10.10) 作詞 林春生／作曲　筒美京平
13. 哀愁のレイン･レイン　(1975.01.10) 作詞 林春生／作曲 馬飼野俊一
14. ペパーミント・キャンディー　(1975.04.25) 作詞 さいとう大三／作曲 馬飼野俊一
15. 絵日記　(1975.08.05) 作詞 林春生／作曲 平尾昌晃
16. 千羽鶴　(1975.10.25) 作詞 林春生／作曲 馬飼野俊一
17. 決心　(1976.02.05) 作詞 石原伸一／作曲 中村泰士
18. 夕映えの恋人達　(1976.06.10年) 作詞 林春生／作曲 馬飼野俊一
19. はつかり号は北国へ　(1976.10.10) 作詞 荒木とよひさ／作曲 穂口雄右
20. 月は東に　(1977.03.05) 作詞 阿久悠／作曲 穂口雄右
21. 男と女のメルヘン　(1977年) 作詞 阿久悠／作曲 惣領泰則
22. 行ったり来たり　(1977年) 作詞 阿久悠／作曲 穂口雄右
23. 海の見える部屋　(1978年) 作詞 林春生／作曲 吉田正
24. 色のない雨　(1978年) 作詞 林春生／作曲 吉田正
25. マイルド・ウォッカ　(1978.11.25) 作詞 仲畑貴志／作曲 宇崎竜童
26. 流されて流されて　(1979年) 作詞 荒木とよひさ／作曲 惣領泰則
27. ２倍うれしい日曜日　(1979年) 作詞 来生えつこ／作曲 来生たかお
28. 風光る　(1979年) 作詞 山上路夫／作曲 平尾昌晃
29. 四季・奈津子　(1980年) 作詞 五木寛之／作曲 笠井幹男
30. 結婚指輪　(1980年) 作詞 康珍化／作曲 和泉常寛
31. ビューティフル・スマイル　(1981年) 作詞 康珍化／作曲 和泉常寛
32. 風になれ～私と私たち　(1981年) 作詞 藤公之介／作曲 川口真
33. カモン・サンシャワー　(1982年) 作詞 及川恒平／作曲 鈴木キサブロー
34. 虹色の心　(1983年) 作詞 荒木とよひさ／作曲 Oliver Toussaint
35. セピア色・納屋橋　(1984年) 作詞 太田征樹／作曲 和田 直
36. 想い出を香水の様に(　1986年) 作詞 荒木とよひさ／作曲 三木たかし
37. みんな名古屋で　(1986年) 作詞 伊丹直子／作曲 伊丹直子
38. ＣＯＯＫ・クッキング(エッちゃん＆ジュンちゃん)　(1987年) 作詞 PEE&NAO／作曲 PEE&NAO　…1987年から1995年まで朝日放送(テレビ朝日系列)で放送されていた『金子信雄の楽しい夕食』のテーマ曲である。
39. 神様のゴミ箱　(1988年) 作詞 荒木とよひさ／作曲 浜口庫之助
40. 宇宙は楽しいフェスティバル　(1988年) 作詞 南はじめ／作曲 神山純一　みんなのうた採用曲
41. 夏のドン　(1989年) 作詞 伊藤アキラ／作曲 加藤達雄
42. チェリッシュのたのしいサンタクロース　(1989年)
43. 白いスニーカー　(1992年) 作詞 荒木とよひさ／作曲 三木たかし
44. 明日に向かって　(1994.12.16) 作詞 いではく／作曲 遠藤実
45. 愛とは勇気だから　(1996年) 作詞 山上路夫／作曲 岩沢二弓
46. 愛と誓いの中で～We belong together～　(1998.06.24) 作詞 松村かずみ／作曲 中田雅敏
47. ぎふのやさいで１・２・３　(2002年) 作詞 田中美稀歩／作曲 原淳

[編集] アルバム

1. なのにあなたは京都へゆくの(1971年)

   収録曲の半数は洋楽カヴァー。

2. Ⅱ（セカンド）アルバム(1972年)

   5人時代のメンバーの作品と渡辺貞夫、北山修、加藤和彦等による提供曲が混在。

3. ひまわりの小径(1972年)

   当時ヒットしていた和製フォークのカヴァーが中心。

4. ベスト･コレクション(1972年)

   名目上ベストアルバムだが、収録曲の約半数が新録音のカヴァー曲。

5. 春のロマンス(1973年)

   「てんとう虫のサンバ」はここからのリカットシングル

6. スーパー･デラックス(1973年)

   ベスト盤。40万枚を超えるセールスでNo.1獲得

7. 小さな恋の物語(1973年)
8. ベスト･コレクション'74(1973年)

   新曲1曲収録のベスト盤。2作目のNo.1獲得

9. チェリッシュ･ライヴ(1974年)
10. メルヘンの旅(1974年)
11. グランド･デラックス(1974年)

    当時の歌謡曲のカヴァーを中心に収録した異色作。

12. ベスト・コレクション'75(1974年)

    2枚組4面のうち1面を新録音によるカーペンターズのカヴァーに割いたコンピ盤。

13. つれづれ草(1975年)
14. ナッシュビル(1975年)

    タイトル通りナッシュビル録音盤。

15. チェリッシュ・ライブ～愛のメッセンジャ－(1975年)
16. チェリッシュ・ベスト・コレクション'76(1975年)

    フルオーケストラをバックに収録した新録音のベスト盤。

17. 愛の日々に捧げる(1976年)
18. 夕映えの恋人達(1976年)
19. リメンバー／チェリッシュ・ベスト・コレクション(1976年)

    実質上は新録のカヴァー・アルバム

20. チェリッシュ・フォーク・コレクション(1977年)

    ニューミュージックの時代に差し掛ってきたシーンを象徴する曲のカヴァー・アルバム

21. FROM THE FIRST(1977年)
22. 昭和わらべ唄(1977年)

    寺山修司作品を歌った異色作

23. 愛／チェリッシュの新しい世界(1978年)

    吉田正の書き下ろし作品を取り上げた企画もの。

24. サンセット'78(1978年)

    吉田正の過去の名曲をロサンジェルスにて録音したカヴァー・アルバム

25. 夢想花(1979年)

    ニューミュージックがメインストリームになったことを感じさせるカヴァー・アルバム。

26. BLUE MAGIC(1979年)
27. 奈津子(1980年)

    五木寛之の小説「四季・奈津子」の世界を表現したトータル・アルバム。

28. 二人歩き／CHERISH LIVE(1981年)
29. DAY DREAM(1986年)
30. ワンダフルデイズ(1996年)
31. L.O.V.E.(2008年)

    2007年録音の、セルフカヴァーも含む70年代のフォークの時代を飾った名曲をカヴァーした4枚組ボックス。

[編集] 出演テレビ番組

• 全日本選抜ちびっこものまね歌合戦（司会、テレビ朝日）
• シャボン玉サタデー（1973年4月～9月。司会、日本テレビ）
• なるほど!ザ・ワールド（フジテレビ）
• 森田一義アワー 笑っていいとも!（1987年10月29日、テレフォンショッキングゲスト。フジテレビ）
• 新3か月トピック英会話「ハワイでハッピーステイ」（2007年4月～6月･2008年1～3月、 NHK教育）
• 徹子の部屋（2008年5月19日、テレビ朝日）

[編集] CM

• ミツカン 土佐酢（1979年）
• マツダファミリア 3代目後期（1979年）
• タイヘイファミリーセット（1980年代前半）
• エンドーチェーン（1980年代前半。CMソングのみ）
• 丸美屋食品工業（1984年頃）
• 全国豆類振興会（1986年頃）
• P&G 薬用石鹸ミューズ（1989年）
• ハイポネックス（1992年）
• フィールコーポレーション
• サカイ創建株式会社（2007年6月～8月 Aパート（二人の絆編）　9月～11月 Bパート（ハーモニー編）

[編集] 関連サイト

• 公式サイト