ダウガフピルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ダウガフピルス（ラトビア語：Daugavpils）はラトビア東端の都市。 ダウガヴァ川（ドヴィナ川）に跨る。
目次 |
[編集] 名称
| ロシア語：ドヴィンスク Двинcк Dvinsk |
| ドイツ語：デューナブルク Dünaburg |
| イディッシュ語：デネンブルグ דענענבורג Denenburg |
| ポーランド語：ディネブルク、ヅヴィノフ、ジヴィノフ Dyneburg, Dzwinow, Dźwińsk |
| ベラルーシ語：ジヴィンスク Дзьвінск Dźvinsk |
| リトアニア語：ダウクピリス Daugpilis |
[編集] 地理
ダウガフピルスはラトビアの首都リガから南東に230kmほどの場所に位置し、ダウガヴァ川沿いにある。
この都市はベラルーシとリトアニアに面しており、また120kmほどの国境がロシアと接している。この都市は美しい湖に囲まれている。
[編集] 人口
人口は11万5265人（2000年センサス）。ラトビア第二の都市である。
[編集] 歴史
1275年、リヴォニア帯剣騎士団たちによって建設された城がこの都市の起源となっている。この都市は歴史を通じて様々な帝国の支配下に置かれ、名前も変わってきている。1918年のラトビアの独立に際し、"ダウガフピルス"となった。
[編集] 文化
ダウガフピルスはラトビア東部において重要な都市である。22の小学校・中学校があり、4つの職業訓練学校、1つの芸術学校、またダウガフピルス大学とリガ工科大学の一部がある。
また、多くの歴史的建築物やモニュメントがある。特に18世紀よりある要塞は重要な史跡となっている。
[編集] ユダヤ教徒のデネンブルグ
ロシア帝国時代はユダヤ教徒居住区のヴィテプスク県に属した。 二つの鉄道の交わる地点にあった。 1897年のセンサスによれば人口は7万2231で、3万2369人がユダヤ人であった。
[編集] 参考文献
- Moskovskiya Vyedomosti, 1886, No. 234;
- Voskhod, 1900, No. 53; 1901, Nos. 18 and 28; 1902, No. 40
[編集] 有名な出身者
- ドヴィンスクのメイール・シムハ Meir Simcha of Dvinsk - タルムーディスト、共同体指導者で、アハローニーム（ハラハーのラビ）の一人
- ウリャーナ・セミョーノヴァ Uljana Semjonova - バスケットボール選手
- グジェゴシュ・フィテルベルク Grzegorz Fitelberg - ヴァイオリニスト・作曲家・指揮者
- ソロモン・ミホエリス Solomon Mikhoels - イディッシュ俳優
- ヴワディスワフ・ラギニス Władysław Raginis - ポーランド軍指導者
- マーク・ロスコ（ロトコヴィチ） - 20世紀を代表する画家
- ヨセフ・ローゼン（ロガチョフのガオン） Yosef Rozen - ラビ
- モーゼス・アリエ・レープ・フリートラント Moses Arye Löb Friedland [1]
[編集] 関連項目
- ディナブルクFC Dinaburg FC - ダウガフピルスのサッカークラブ
- シュテットル
[編集] 外部リンク
 |
この「ダウガフピルス」は世界の地理に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています（P:地理/PJ世界の旅）。 |
