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タイガー&ドラゴン - Wikipedia

タイガー&ドラゴン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

タイガー&ドラゴン(タイガーアンドドラゴン)は、

  1. クレイジーケンバンドの楽曲。2002年12月4日日本でシングルCDとして発売。2005年4月27日に後述のテレビドラマのオープニングテーマとして再発。「♪俺の話を聞け~」の歌詞で有名。
    元々この楽曲はボーカルである横山剣が「和田アキ子さんに歌って欲しい」という思いで作曲し、シングルとして発売した際にはあたかも和田が歌っているかようにレコーディングされた。その後、本当に和田もこの歌を歌うことになった。
  2. 日本のテレビドラマ。本項で詳述。

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テレビドラマ
  

タイガー&ドラゴンは、TBS系列で放映されたテレビドラマ落語をモチーフにしたコメディ作品である。脚本宮藤官九郎主演長瀬智也TOKIO)・岡田准一V6)。

まず2005年1月9日に2時間の単発スペシャルドラマとして放映。その後続編という形で連続ドラマ化され、同年4月15日から6月24日まで金曜ドラマ枠(金曜日22:00 - 22:54)で制作・放映された。

タイトルはオープニングテーマとして用いられているクレイジーケンバンドの楽曲「タイガー&ドラゴン」に由来する。また当ドラマに登場する2人の主人公、「虎児」(小虎)と「竜二」(小竜)にも掛かっている。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 内容

子供の頃に両親が借金を苦に自殺し「笑い」を忘れてしまったヤクザの山崎虎児は、ひょんなことから浅草で落語家の林屋亭どん兵衛の高座を聞いて感動し、三顧の礼を行い必死の思いで弟子入りを志願する。

どん兵衛は虎児が属する新宿流星会の組長から400万円の借金をしていた。そこで虎児は、噺をひとつ習得するごとに10万円の「授業料」(ドラマの途中から20万円に値上げ)をどん兵衛に支払い、それをそのまま「返済金」として虎児に支払うという奇妙な契約をどん兵衛と交わすことになる。

こうして林屋亭門下「林屋亭小虎」として落語の修業を積んでゆくこととなった虎児。ヤクザと落語家という二足のわらじを履く生活を始めたが根っからのヤクザである虎児に笑いの才能が無く困っているところに、かつて「落語の天才」だったが裏原宿でダサくて売れない洋服店「ドラゴンソーダ」を立ち上げて店主となっているどん兵衛の次男・谷中竜二と出会うことに…。

古典落語の演目を下敷きにした一話完結の形式で進行する。まずドラマの前半部分で、本編ストーリーの題材となる演目をどん兵衛が寄席の高座で演じ、更に落語の噺の中で時代劇で再現し落語の内容を分かりやすくし、後半部分で小虎が同じ演目をストーリーとリンクした形にアレンジして演じる。

連続ドラマになってからは、各ストーリーを貫く軸として、林屋亭の過去のエピソードや虎児・竜二らやゲストらが各自のアイデンティティーを探し求める姿が描かれていった。

[編集] 登場人物

[編集] 主人公と仲間

山崎虎児(やまざき とらじ) - 長瀬智也TOKIO
高座名は林屋亭小虎(はやしやてい ことら)。27歳。歌舞伎町一冗談が通じないヤクザだったが、どん兵衛に弟子入りしてからは笑いの道を突き進む。どん兵衛の借金が完済されるまでヤクザを辞めることが出来ないため、「昼は噺家、夜はヤクザ」という二重生活を送る。師匠から教わった落語と実際に会った出来事をミックスした落語を演じ話題を呼ぶことに。口唇を舌で嘗め回す癖があり、驚いた時の「ブフォッ!」が口癖。スペシャル版でどん太に教えてもらった「タイガータイガーじれっタイガー」(他にも違うパターンがある)を持ちネタにし、高座でつかみとして観客に披露する。とことん不器用だが根は真っ直ぐなところがある。日を追うごとに、どん兵衛とは親子にも通じる絆を持つようになる。噺を覚えられないと言っていたが、刑務所内で一生懸命練習したら完全に覚えられた(しかも人に聞かせるに足るレベルであった)ので、熱意と時間があれば覚えられる模様。高座に上がる際の出囃子は「仁義なき戦い」。
谷中竜二(やなか りゅうじ) - 岡田准一V6
どん兵衛の次男。24歳。幼少の頃から落語の天才といわれ、中学卒業後にどん兵衛に弟子入りし落語一筋で将来を嘱望されていたが、とある事情により噺家(噺家時代の高座名は林屋亭小竜(はやしやてい こたつ))を廃業し、もう一つの夢であった洋服屋「ドラゴンソーダ」を原宿で営む。しかし彼好みの服(カラーファスナーやメッシュや竜二オリジナルデザインの「ウラハラドラゴン」・「タイガー&ドラゴン」を入れたブランド)がダサすぎて全く売れず、1日の売り上げが数百円程度と苦しい経営を強いられている。廃業した後も噺家の頃の癖が抜けず、普段の会話の中にも「笑い」を追及してしまう。竜二のファッションセンスを一部否定すると怒るが、逆に全否定すると弱気になる。キャラは濃いものの、なぜか存在感が薄く感じられてしまうらしくメグミなどに名前を覚えてもらえない。出囃子は「摩訶不思議アドベンチャー」(アニメ・ドラゴンボールの主題歌)。
メグミ - 伊東美咲
皆が惚れてしまうほどの美女で、本人が無意識のうちにもたくさんの男を振り回す魔性の女。言い寄ってくる男に自分と同じ入れ墨(矢が刺さったリンゴにアルファベットのM)を彫らせるのが趣味。「三枚起請」の回ではキャバクラ嬢だったが、連続ドラマでははとバスのガイドに転職した。性格は天然キャラで思ったことをズバズバ言うタイプ。姓は「沢田」(バスガイドの業務中につけている名札より)。長く、美しい脚を持っており、作中では脚の長さを例える言葉に「タラバガニ」が用いられた。どん太曰く、谷中家の「つぶつぶマスコット」的存在。タイトルコールに出た際の出囃子は「魔女っ娘メグちゃん」。
林屋亭どん兵衛(はやしやてい どんべえ) - 西田敏行
前座の頃から古典落語一筋の昔気質な噺家で大御所ではあるが新宿流星会にドラゴンソーダの開店資金である400万円の借金をしており、その縁で虎児と出会う。以降、虎児とは「師匠と弟子」でありながら「債務者と債権者」という奇妙な関係となる。日を追うごとに虎児とは親子にも似た絆を持つようになり、彼を家族の一員のように思うまでになる。高座に上がった時の堂々とした風格とは裏腹に、普段はとても気が小さい。本名は谷中正吉(やなか しょうきち)で6代目林屋亭どん兵衛。先代は文化勲章を受章したことがある。明應大学落語研究会出身。出囃子は「吉原雀」。

[編集] 新宿流星会

組長- 笑福亭鶴瓶
本名、中谷謙(なかたに けん)。54歳。昔気質のヤクザ(極道)家業で人情に厚く泣き上戸で、部下にヨイショされると騙されてしまう性格の持ち主。怒るとかなり迫力があるが、息子の銀次郎、娘の静にはとても甘い。3年前に妻と死別し、独り身である。麻薬や拳銃売買を嫌っている。どん兵衛とは大学時代からの長い付き合いでゴルフ仲間だが、犬猿の仲。出囃子は「新ラッパ」(笑福亭鶴瓶が使用している出囃子でもある)。
中谷銀次郎(なかたに ぎんじろう) - 塚本高史
通称、銀次郎。虎児の舎弟で組長の息子。大学4年生(商学部)。谷中竜二とは幼馴染みだが、どん兵衛と組長と同様に犬猿の仲。虎児に憧れており、いつもスカジャンにリーゼントという服装をしている。笑いについては虎児よりもレベルが上。新宿流星会の跡取りとして将来が決まっている為に苦悩し、やや引きこもり気味。好物はカレー。出囃子は「男の勲章」。携帯の着メロは「マツケンサンバ」。
日向純一(ひゅうが じゅんいち) - 宅間孝行
新宿流星会若頭にして虎児の兄貴分。天涯孤独の身であった虎児をヤクザにスカウトした。普段はクスリとも笑わない堅物だが、ギャル文字を好んだり、たまに「~だもん」など可愛い言葉遣いをしたりする。「饅頭怖い」の回において、高校を卒業したばかりの寿子(松本まりか)と結婚。
中谷静(なかたに しずか) - 伊藤修子
新宿流星会組長の娘で、銀次郎の姉にあたる。弟の銀次郎曰く、顔・性格共に「微妙」。若頭の日向とは以前に交際したことがあり、日向の結婚を聞き泣き出す。「饅頭怖い」の回のみ出演。尚鶴瓶は『きらきらアフロ』内で伊藤修子の台詞の「うん、すっきりする」が「うん、とぅっきりとぅる」に聞こえたとしてネタにしていた。

[編集] 林屋亭一門とその家族

谷中小百合(やなか さゆり) - 銀粉蝶
どん兵衛の愛妻。どん兵衛からは「サユリちゃん」と呼ばれている。揉め事が嫌いで、親子喧嘩や兄弟喧嘩を見ると泣いてしまう。どん兵衛は「サユリちゃんを泣かす人間は誰だろうと許さない」。著名な講談家の娘で、自身は小唄の師匠でもある。
林屋亭どん太(はやしやてい どんた) - 阿部サダヲ
本名、谷中竜平(やなか りゅうへい)。どん兵衛の長男で竜二とは10歳も年が離れている兄である。小噺しか出来ない為、テレビのバラエティ番組で上島竜兵出川哲朗のような「リアクション芸人」として活動し、仕事は選ばない。とある雑誌の「抱かれたくないタレントランキング」において、出川哲朗を抜きナンバーワンとなったことに悩む。アフロが特徴だが、実はカツラでカツラの下はサラサラヘアー。林屋亭一門の若手中心に結成された「OH!喜利喜利ボーイズ」(おう ぎりぎりボーイズ)のリーダー。2児の父で、長女は「沙耶」、長男は「太郎」(太郎は「饅頭怖い」の回で誕生)。一番つまらないギャグは、「つぶつぶマスコット」。出囃子は「どんぐりころころ」。
谷中鶴子(やなか つるこ) - 猫背椿
どん太の妻。かつては「泣いて国際通りII」という曲で大ヒットを飛ばした売れっ子演歌歌手・浅草寺鶴子(せんそうじ つるこ)として活動していた。どん太のつまらないギャグを盛り上げる笑い役。
谷中沙耶(やなか さや) - 江本花琳
どん太と鶴子の長女でどん兵衛の愛孫。
林屋亭どん吉(はやしやてい どんきち) - 春風亭昇太
30歳の時に山手線職員から脱サラして林屋亭一門に入門。先輩のどん太に馬鹿にされるとムッとする。入門から10年でどん太より先に真打昇進。師匠どん兵衛同様、古典落語一筋。生真面目でマザコンであり、近所に住む3人の姉の影響で下ネタ嫌いで極度の女性恐怖症に陥り、それを苦慮したどん兵衛夫婦が何度も縁談を持ってくるが全て断っているほど。出囃子は「デイビークロケット」(実際に春風亭昇太が使用している出囃子でもある)。
林屋亭どんつく(はやしやてい どんつく) - 星野源
どん兵衛の弟子。あまり目立たない。どん太に馬鹿にされムッとしたどん吉を常に諫める。ドラマの途中で二つ目昇進。
林屋亭どんぶり(はやしやてい どんぶり) - 深水元基
どん兵衛の弟子。どんつく同様あまり目立たない。
林屋亭うどん(はやしやてい うどん) - 浅利陽介
林屋亭一番の若手でまだ未成年。高座名の名付け親がどん兵衛の筈なのに、いつまでたっても彼に名前を覚えてもらえないという事をネタにしている。(あくまでもネタで実際には当然覚えている。)本名は「村田すすむ」。

[編集] その他の人々

リサ - 蒼井優
竜二の店「ドラゴンソーダ」で働くアルバイトの女の子。いつも店長のファッションセンスのなさに呆れ、店長の竜二と口論が絶えない(少しでも店の売り上げを伸ばそうと、店の洋服のドラゴンの描いてある面を伏せて並べている)。性格はマメでそそっかしい。竜二への蹴りの切れ味は鋭い。竜二によくバイト代を滞納される割には貧乏っぽくない。男にのめり込みやすいが、男運は無く酒癖が悪い。銀次郎に一目惚れをする。
チビT - 桐谷健太
本名、タケシ(苗字不明)。竜二の友人。「ドラゴンソーダ」の近所にある中古レコード屋の店主で、夜はクラブでDJをしている。竜二・劉さんに青山にある彼の下宿のアパートの部屋の押し入れを貸し、家賃を取っている。メグミに惑わされたことがある。
淡島ゆきお(あわしま -) - 荒川良々
高座名はジャンプ亭ジャンプ(ジャンプてい ジャンプ)。アマチュア落語のチャンピオンという経歴の落語マニア(落語おたくと呼ばれると怒る)で、自分の芸に絶対的な自信を持つ。古典落語を得意とする。一時期どん兵衛に弟子入りするが、すぐにどん兵衛の元を離れ、高田亭馬場彦の弟子となる。のちに「CLUB YO-SE」というクラブイベントを主催。上方漫才と林屋亭どん太のお笑いを毛嫌いしている。童貞。「饅頭怖い」の回から出演。
辰夫(たつお) - 尾美としのり
そば屋「そば辰」の主人。江戸っ子口調だが、実は岐阜県出身。どん兵衛のファンで、寄席がある時には店を必ず休むほどの熱の入れよう。メグミに惚れたことがある。40歳、バツイチ。出囃子は「箱根八里の半次郎」。
半蔵(はんぞう) - 半海一晃
おでん屋台「半蔵」の主人。浅草寺宝蔵門の前で店を出している。辰夫と同じくどん兵衛のファン。
よしこ - 松本じゅん
純喫茶「よしこ」のママ。辰夫・半蔵と同じくどん兵衛のファン。ちなみに純喫茶「よしこ」で虎児はどん兵衛に授業料を払い借金を取り立てている。
学(まなぶ) - 洞口信也(クレイジーケンバンド
浅草演芸ホールの掃除夫。竜二とは顔なじみ。
刈谷(かりや) - 廣石恵一(クレイジーケンバンド)
会社をリストラされ新宿流星会から借金をし虎児と銀次郎から借金を追い立てられるが、虎児の厚意により浅草演芸ホールで掃除夫として就職先を見つけて貰いそこで借金を返すことに。連続ドラマ化になってから出てきた人物。
劉さん(りゅうさん) - 河本準一次長課長
チビTの部屋(正確には竜二が住んでいる押入れの下の段)に下宿する中国人留学生。カタコトの日本語を話す。「厩火事」の回から出演(当初はゲストとしてキャスティングされたが、河本の演技を宮藤官九郎が気に入ったことにより出番が増え準レギュラー化した)。

[編集] ゲスト

「/」以降は登場した回

デス・キヨシ - ヒロシ/「三枚起請」の回、「猫の皿」の回
人気ハードロックバンド「デス・ロマンティック」のボーカルだったが、脱退して五十六電気という会社で電気工になった。「DEATH」と書かれたブーツが命。自己紹介の際、「キヨシです。」と言っている。
トシ - GANXSTA D.X/「三枚起請」の回
裏原宿で一番有名な彫り氏。チビT、辰夫、田辺、輝比弧にメグミと同じタトゥーを彫った。実は自分もメグミに惚れ、同じタトゥーを入れていた。
輝比弧 - HAYATO/「三枚起請」の回
時々K-1にも出ているキックボクサー。メグミに惚れ、タトゥーを入れてしまった一人。
田辺ヤスオ(たなべ やすお)- 北村一輝/「三枚起請」の回、「粗忽長屋」の回、「子は鎹」の回
新宿流星会に追われて東京を追放されたヤクザ。メグミに惚れたことがある。のちに目黒ウルフ商会へ転がり込む。手癖と女癖は最悪だが、女の転がし方は上手い。
保(たもつ) - 菅原大吉/「三枚起請」の回、「品川心中」の回
メグミの元夫。青森でリンゴ園を営んでいる。
DJ ジュン (ディージェイ ジュン)- YOU THE ROCK☆/「芝浜」の回
リサの元彼氏。竜二曰く、DVの自称クラブのDJ。電話で自殺をほのめかし、リサにドラゴンソーダのレジの金をまた盗んできて欲しいとねだる。
BOSS片岡 (ボス かたおか)- 大森南朋/「茶の湯」の回
「原宿ストリートファッションの神様」といわれるトータルプロデューサー。多くのファッションブランドやイベントのプロデュースを手がけ、「コラボレーション」という言葉の生みの親ではないかとまで原宿では言われている。「ヤバい」「キテる」が口癖。
高田亭馬場彦(たかだてい ばばひこ) - 高田文夫/「茶の湯」の回、「猫の皿」の回、「品川心中」の回、「子は鎹」の回
ヨイショ(お世辞)が得意な噺家。己の弟子ですら褒めちぎってしまうため、「褒め殺しの馬場彦」の異名を持つ。飄々とした性格。のちにジャンプ亭ジャンプが門下に入る。
水越小春(みずこし こはる) - 森下愛子/「権助提灯」の回、「子は鎹」の回
どん兵衛と組長が30年前の大学時代に在籍していた落語研究会のマドンナ。ドラマ内での大学時代の再現パートでは小春を伊東美咲、どん兵衛は岡田准一、組長を長瀬智也が演じている。
上方まるお・まりも(かみがた - ) - 古田新太(まるお)・清水ミチコ(まりも)/「厩火事」の回
上方の夫婦漫才師。いわゆる「ドツキ漫才」で人気を博していた。寄席で彼らの漫才を見た虎児がその芸に惚れ込み、自発的に2人の売り込みをした。まるおは元ボクサーで三度も酒に酔い暴力事件を起こし3度も服役していた。まりもは小百合の小唄の弟子であり、その縁もあってどん兵衛夫妻が2人の仲人をした。竜二とは顔なじみ。出囃子はドリカムの「Eyes to me」。
白石克子(しらいし かつこ) - 薬師丸ひろ子/「明烏」の回
35歳独身の「負け組」女。浪費癖のため多額の借金をし、新宿流星会から追い込みをかけられている。インターネットが趣味で、ブログに自分の情報を公開している。デパ地下の甘納豆屋の店員で、実家は名古屋の味噌カツ屋。竜二とどん太の策略が元で、どん吉と夫婦に
ちなみに、克子が登場する「明烏」の回のオープニングで薬師丸が高座に立っているが、こちらは克子とは別人の噺家という設定。(しかし、DVDの字幕では白石克子となっている。)その時の出囃子は薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」。
柳亭小しん(やなぎてい こしん) - 小日向文世/「猫の皿」の回
落語芸能協会(架空の団体)の会長。古典落語の伝統を重んじる保守派で堅物。人情噺を得意とするが、高座で自分の噺に自分で涙することも多い。新しいモノについて絶対に認めない為に、改革派の高田亭馬場彦と方針が対立している。「猫の皿」の回のオープニングで高座に上がった時の出囃子は「野崎」。
金子準(かねこ じゅん) - 高岡蒼佑/「出来心」の回
警察官。銀次郎の幼馴染み。退屈な毎日に嫌気がさしており、Vシネマのような刺激的な出来事に憧れている。非番の時は「ドラゴンソーダ」の洋服をこよなく愛する。

[編集] 目黒ウルフ商会

梶力夫(かじ りきお) - 橋本じゅん/「粗忽長屋」の回、「品川心中」の回、「子は鎹」の回
目黒ウルフ商会会長。かつて新宿流星会組長の舎弟で関西に進出したが結局は東京に戻って勢力を伸ばしている。関西弁を喋り、いつも葉巻を吸っている。
哲也(てつや) - 猪野学/「粗忽長屋」の回
ウルフ商会構成員。口癖は首と上体を左45°に傾けて「かしこまりっ!」。舎弟の泰次に対し強く当たっていて、名前まで間違えて呼んでいる。
泰次(やすじ) - 少路勇介/「粗忽長屋」の回
ウルフ商会構成員。生真面目な性格。哲也の舎弟。力夫からは「幽霊」と呼ばれている。

[編集] スタッフ

[編集] 放送日・視聴率・題材になった演目

各回 演目 放送日 視聴率
スペシャル 三枚起請(さんまいきしょう) 2005年1月9日 15.5%
第1話 芝浜(しばはま) 2005年4月15日 16.2%
第2話 饅頭怖い(まんじゅうこわい) 2005年4月22日 14.1%
第3話 茶の湯(ちゃのゆ) 2005年4月29日 13.2%
第4話 権助提灯(ごんすけちょうちん) 2005年5月6日 12.8%
第5話 厩火事(うまやかじ) 2005年5月13日 12.4%
第6話 明烏(あけがらす) 2005年5月20日 12.5%
第7話 猫の皿(ねこのさら) 2005年5月27日 11.9%
第8話 出来心(できごころ) 2005年6月3日 11.3%
第9話 粗忽長屋(そこつながや) 2005年6月10日 12.6%
第10話 品川心中(しながわしんじゅう) 2005年6月17日 12.0%
第11話 子は鎹(こはかすがい) 2005年6月24日放映 11.6%

レギュラー放送の平均視聴率12.8%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ調べ)

[編集] 関連事項

[編集] 外部リンク

TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
3年B組金八先生(第7シリーズ)
(2004.10.15 - 2005.3.25)
タイガー&ドラゴン
(2005.4.15 - 2005.6.24)
ドラゴン桜
(2005.7.8 - 2005.9.16)
他の言語


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