セルゲイ・ショイグ
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セルゲイ・クジュゲトヴィッチ・ショイグ(Серге́й Кужуге́тович Шо́йгу,Sergei Kuzhugetovich Shoigu ,1955年5月21日 - )は、ロシアの政治家。トゥヴァ人。1994年からロシア非常事態相を務める。経済科学準博士。上級大将。ロシア連邦英雄の称号を持つ。ロシアで最も人気のある政治家の一人。
1955年5月21日、当時のロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のトゥヴァ自治ソビエト社会主義共和国チャダン市に生まれる。1972年にクラスノヤルスク工業大学に入学し、建築学を専攻する。
1977年にクラスノヤルスク工業大学を卒業後、シベリアの各都市の企業合同体に務め、建築技師や職長、管理人などを歴任する。1988年ソ連共産党アバカン市委員会第二書記、1989年ソ連共産党クラスノヤルスク地方委員会監察官、1990年ロシア連邦共和国国家建築・建設委員会副議長を歴任する。
1991年ロシア救助団総裁、ロシア連邦共和国国家非常事態委員会議長に就任したのを皮切りに、ソ連崩壊後は、非常事態、災害復旧のプロフェッショナルとして新生ロシアの危機管理に力を振るうこととなる。1994年ロシア連邦非常事態相に就任する。1996年ロシア連邦安全保障会議議員、核兵器委員会委員。1997年非常事態予防・除去省庁間委員会議長なども兼務する。
1999年の下院国家会議選挙前に、エリツィン大統領の指令を受けて、結成された政権与党「統一」の党首に選出され、勝利を収めた。プーチン大統領就任後も引き続き非常事態相を務めている。