スーパーロボット大戦A
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ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
開発元 | エーアイ |
発売元 | バンプレスト |
人数 | 1人 |
メディア | ROMカセット |
発売日 | 2001年9月21日 |
価格 | 5,800円 |
売上本数 | 35万本[1] |
『スーパーロボット大戦A』(すーぱーろぼっとたいせんえー)は、バンプレストのシミュレーションRPG。2001年9月21日発売。
タイトルの『A』は『Advance』の頭文字である。また、スーパーロボット大戦シリーズのゲームボーイアドバンスでの1作目という意味もこめられている。[2]全39話/全58ステージ。
2006年には、FOMA90xi用のiアプリ『スーパーロボット大戦i』(すーぱーろぼっとたいせんあい)として携帯電話向けに移植されている。また、PSP用ソフトとして、『スーパーロボット大戦A PORTABLE』が2008年6月19日に発売。
目次 |
[編集] 参戦作品
[編集] 一覧
- 機動戦士ガンダム
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動武闘伝Gガンダム
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- UFOロボ グレンダイザー
- ゲッターロボ
- ゲッターロボG
- 真ゲッターロボ(原作漫画版)
- 機甲戦記ドラグナー
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 超電磁マシーンボルテスV
- 闘将ダイモス
- 機動戦艦ナデシコ
- 無敵鋼人ダイターン3
- 無敵超人ザンボット3
- バンプレストオリジナル
[編集] 解説
初参戦作品は『機動戦艦ナデシコ』と『機甲戦記ドラグナー』。
おなじみの参戦作品キャラクターの顔グラフィックの多くは『F/F完結編』と同じである。
[編集] ストーリー
各ロボットアニメの様々な勢力が衝突するなか、パラレルワールドの住人である「シャドウミラー」の様々な干渉によって物語は大きく展開していく。
[編集] 解説
主人公機の機体デザインには、『64』の主人公機とのつながりが感じられるのも特徴である。またシナリオ面では主人公の語るパラレルワールドが“ゲシュペンストMk-IIIを隊長機とする部隊”(『COMPACT2』)、“地球が宇宙人に支配されていた時代”(『64』)、“ネオ・ジオンと地球連邦軍が共闘”(『D』)など、他シリーズとの世界観のつながりを匂わせている。なお、キャッチフレーズは「極めて近く、限りなく遠い世界」となっている。
シナリオの攻略内容は男女共同じだが、最終話を除き全シナリオで男女主人公別のサブタイトルが用意されている。男は和文中心のサブタイトルとなっており、女は英文中心となっている。一部タイトルでは、和文タイトルが英文タイトルの和訳だったり(男:『静寂の声』・女:『サイレント・ヴォイス』等)、タイトルの文章が繋がる(男:『我が心、明鏡止水』・女:『されどこの掌は烈火のごとく』)ことがある。
[編集] オリジナルキャラクター
詳細はシャドウミラーを参照
[編集] 主人公
主人公キャラはアクセル・アルマーとラミア・ラヴレスの2名のどちらかで、選ばなかった方はライバルキャラとして敵対関係になる。機体はスーパー系、リアル系合わせ全5機(スーパー系にはそれぞれ男女どちらかしか乗ることが出来ない機体があるため、実質4機)から1機を選択する。
- アクセル・アルマー(男主人公)
- ラミア・ラヴレス(女主人公)
[編集] 主人公用機体
- スーパー系
- リアル系
[編集] シャドウミラー
- ヴィンデル・マウザー
- レモン・ブロウニング
- シャドウミラー兵
[編集] シャドウミラー隊使用機体
- ツヴァイザーゲイン(ヴィンデル機)
- ゲシュペンストMk-II(シャドウミラー兵)
[編集] システム
本作では「戦闘スキップ」や「どこでもセーブ」といった携帯機向けのシステムは未搭載(iアプリ版には搭載されている)。
- シールド耐久値
- 今作では新しく「シールド耐久値」という値が設定され、シールドの使用に際し制限が付いた。被弾時に自動で発動し、シールド分のHPを肩代わりする、というものである。修理では回復できず、補給もしくは戦艦に搭載すると最大まで回復する。そのため、「シールド防御」技能は無くなった。耐久力は改造で上げることが可能である。シールドのHPは、ENゲージの下に「SH」ゲージとして表示される。その関係上、本作ではメッセージウィンドウが他の作品に比べて小さくなっている。
- 被弾時に強制発動し、ダメージを軽減する効果もないシールド耐久力は、実質HPが増えていることと何ら変わりが無く、後の『IMPACT』『MX』では、HP制ではなく回数制(規定回数だけダメージを軽減、改造で回数増加可能)へと変更されている。
- 信頼度
- 援護(サポート)の順位は隠しパラメータである「信頼度」で決定され、ダメージの増減・援護回数もこの信頼度によって決定されるようになっている。そのため、本作には「援護」という特殊技能自体が無く、援護レベルはクイック表示でのみ確認できる。
- 信頼度により隣接した際に命中・回避率にも補正がかかるため、ゲームを進める上でこのパラメータは重要になってくる。
- 援護攻撃の際にかかる補正は100%~となっており、信頼度が高いと通常攻撃よりも援護攻撃のほうが強くなる。援護防御も同様に補正が50%~25%となっており、普通に防御を選択したときより援護防御したときのほうがダメージが低くなる。なお、敵の援護防御の補正は100%で、ダメージは普通に攻撃したときと変わらない。
- 援護ユニットと援護攻撃に使用する武器の自動決定は以降のシリーズでは廃止となり、プレイヤーが援護に関する設定を自分で行えるようになった。
- なお、合体攻撃を使用すると、援護攻撃・援護防御共に発生しない。
- ゲッターロボ系ユニットの運用
- 他のシリーズでは「ゲッターロボ→ゲッターロボG→真・ゲッターロボ」のように上位機種が登場すると下位機種は破棄されるが、本作では下位機種が一人乗りに改造され、ミチルなどの他キャラクターの乗り換えが可能になる。
- 尚、改造値は上位機種でなく一人乗りへと引き継がれ、変形・オープンゲットは不可能になる。
[編集] スタッフ
[編集] 移植版
[編集] スーパーロボット大戦i
i-mode向けの移植作。『D』と『J』にあった「ツメスパロボ」と最近のスパロボシリーズの「BGMの選択設定」、途中セーブの機能が追加されている。それ以外は基本的にGBA版と変わらない。
戦闘用アニメーションを見るためには、戦闘アニメ用アプリを起動しなければならない。そのため起動し続けていると「バッテリーがすぐに切れる」事態が発生する。
[編集] スーパーロボット大戦A PORTABLE
ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
発売元 | バンダイナムコゲームス (バンプレストレーベル) |
人数 | 1人 |
メディア | UMD |
発売日 | 2008年6月19日 |
価格 | 6,090円 |
PSP用ソフトとして、『スーパーロボット大戦A PORTABLE』が2008年6月19日に発売。システム面において最新のものが採用されている。また、PSPの大容量を活かしフルボイス仕様になる。
[編集] オリジナル版との違い
[編集] CM
今作のCMのナレーションは、今作で初参戦した『機動戦艦ナデシコ』のホシノ・ルリ役の南央美が務めた。
また、『A PORTABLE』のCMナレーションはルリと同じく『機動戦艦ナデシコ』よりスバル・リョーコ役の横山智佐が担当している。
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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旧シリーズ | 第2次/G - 第3次 - EX - 第4次/S - LOE(ゲーム) - F/完結編 - CB - 電視大百科 |
αシリーズ | α/DC版 - α外伝 - 第2次α - 第3次α |
COMPACTシリーズ | COMPACT/WSC版 - COMPACT2 / IMPACT - COMPACT3 |
携帯機種シリーズ | A/i-mode/ポータブル - R/i-mode - D - J - W |
単発 | 初代 - 新 - 64/LB - MX/ポータブル - GC/XO- Z |
Scramble Commander | Scramble Commander - SC2nd |
ORIGINAL GENERATION | OG1 - OG2 - OGS - OG外伝 - 無限のフロンティア/コミック版 |
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