ギャレット・アンダーソン

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基本情報
ギャレット・アンダーソン Garret Anderson ロサンゼルス・エンゼルス No.16
国籍	アメリカ合衆国
出身地	アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日	1972年 6月30日（35歳）
身長体重	6' 3" ＝約190.5cm 225 lb ＝約102.1kg
選手情報
投球・打席	左投左打
守備位置	外野手
プロ入り	1990年 4巡目
初出場	1994年7月27日
年俸	$12,600,000[1]（2008年）
経歴
アナハイム・エンゼルスロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム（1994年 - ）
■Template ■ウィキプロジェクト野球選手

ギャレット・アンダーソン(Garret Joseph Anderson , 1972年 6月30日 - ) はロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム所属の外野手。左投げ左打ち。カリフォルニア州ロサンゼルス出身。

[編集] 経歴

1990年ドラフト4巡目でカリフォルニア・エンゼルスへ入団。メジャーデビューは1994年7月27日。この年5試合にメジャーに出場しただけでシーズンを終えた。翌1995年、打率.321、16本塁打、69打点を記録し、新人王の投票でマーティ・コルドバに次ぐ2位に入った。1996年、開幕戦からロースター入りし、打率.285、12本塁打、72打点を記録し、9月27日には球団史上初めて1試合6安打を達成した（延長15回）^[1]。

1997年、打率.303、8本塁打、92打点を記録し、90打点以上で本塁打が10本に満たなかったのは1990年代以降4人しかいない^[2]。左打者としてロッド・カルー、ルイス・ポロニアが持つ球団シーズン最多安打179安打を更新する189安打を放った^[2]。

2000年、打率.286、オールスター開催までに球団記録となる26本塁打を放ち、最終的に35本塁打記録した^[3]。4月14日、2004年まで4年契約を結んだ^[3]。8月28日通算1000本安打を達成し、9月15日自身初シーズン100打点に到達し、最終的に117打点を記録した。翌2001年は自己最多の161試合に出場し、打率.289、28本塁打、123打点を記録した。

2002年、リーグ最多タイ、球団シーズン最多二塁打記録を更新する56二塁打、3三塁打、29二塁打を記録し、2000年にトロイ・グロースが記録した球団シーズン最多長打記録85を更新する88長打を記録した^[4]。7月9日に行われたオールスターに初めて出場した。8月9日のブルージェイズ戦で球団新記録となるシーズン43二塁打を記録し、8月31日のオリオールズ戦で100打点に到達し、球団史上初めて3年連続で100打点を記録した^[4]。この年、初めてワールドチャンピオンとなり、シルバースラッガー賞を初受賞し、MVPの投票で4位に入った。

2003年、自己最高、リーグ6位の打率.315とリーグ4位の201安打を放ち、アレックス・ジョンソン、ダリン・アースタッドに次いで球団史上3人目の200本安打となった^[5]。また、リーグ1位タイの49二塁打を記録した。

2004年 4月13日、球団は2005年から4年総額4,800万ドル（5年目の2009年球団オプション）で契約延長した^[6]^[7]。4月28日、初めて故障者リスト入りを経験し、6月10日に復帰を果たした^[7]。8月12日のオリオールズ戦では1998年8月25日に伊良部秀輝に死球を受けて以来、890試合ぶりに死球を記録した^[7]。.

2005年 6月4日、4打点を記録し、球団記録の通算991打点に並び、6月26日には史上4人目となる300四球に満たないで通算1000打点を達成した^[8]。6月28日のレンジャーズ戦の延長11回に球団タイ記録となる7本目の満塁本塁打を放ち、チームは勝った^[9]^[8]。

2006年、左足裏の故障のため、左翼手兼指名打者として141試合に出場。152安打を放ち、5月27日、ブライアン・ダウニングの持つ出場試合数の球団記録1661を更新し^[10]^[11]、7月1日に通算2000安打を達成し、球団史上初めて2000安打、1000打点を達成した^[10]。

2007年、2回故障者リスト入りしため出場数が108に留まったが、7月10日のオールスターゲーム以後試合でこの年のメジャー全体で5位の65打点を記録し^[12]、8月21日、ブラディミール・ゲレーロの1試合最多打点の球団記録の9を更新する10打点を記録した^[12]。また、8月26日から9月7日にかけて12試合連続打点を記録し、トリス・スピーカーが1928年に記録したアリーグ記録の14試合連続打点の更新はならなかったが、1984年のフレッド・リンと1986年のウォーリー・ジョイナーが持つ球団記録の10試合連続打点を更新した^[12]。

[編集] 年度別打撃成績

年度	チ丨ム	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	盗塁死	四球	三振	打率	出塁率	長打率	塁打	犠打	犠飛	敬遠	死球	併殺打	O P S
1994	CAL	5	13	0	5	0	0	0	1	0	0	0	2	.385	.385	.385	5	0	0	0	0	0	0.770
1995	CAL	106	374	50	120	19	1	16	69	6	2	19	65	.321	.352	.505	189	2	4	4	1	8	0.857
1996	CAL	150	607	79	173	33	2	12	72	7	9	27	84	.285	.314	.405	246	5	3	5	0	22	0.719
1997	ANA	154	624	76	189	36	3	8	92	10	4	30	70	.303	.334	.409	255	1	5	6	2	20	0.743
1998	ANA	156	622	62	183	41	7	15	79	8	3	29	80	.294	.325	.455	283	3	3	8	1	13	0.780
1999	ANA	157	620	88	188	36	2	21	80	3	4	34	81	.303	.336	.469	291	0	6	8	0	15	0.805
2000	ANA	159	647	92	185	40	3	35	117	7	6	24	87	.286	.307	.519	336	1	9	5	0	21	0.826
2001	ANA	161	672	83	194	39	2	28	123	13	6	27	100	.289	.314	.478	321	0	5	4	0	12	0.792
2002	ANA	158	638	93	195	56	3	29	123	6	4	30	80	.306	.332	.539	344	0	10	11	0	11	0.871
2003	ANA	159	638	80	201	49	4	29	116	6	3	31	83	.315	.345	.541	345	0	4	10	0	15	0.886
2004	ANA	112	442	57	133	20	1	14	75	2	1	29	75	.301	.343	.446	197	0	3	6	1	3	0.809
2005	LAA	142	575	68	163	34	1	17	96	1	1	23	84	.283	.308	.435	250	0	5	8	0	13	0.743
2006	LAA	141	543	63	152	28	2	17	85	1	0	38	95	.280	.323	.433	235	0	7	11	0	8	0.756
2007	LAA	108	417	67	124	31	1	16	80	1	0	27	54	.297	.336	.492	205	0	6	9	0	8	0.828
通算	14年	1868	7432	958	2205	462	32	257	1208	71	43	368	1040	.297	.327	.471	3502	12	70	95	5	169	0.798

数字は2007年までのもの。太字はリーグ1位。

[編集] 獲得タイトル・記録

オールスター出場3回(2002年、2003年、2005年)
オールスターMVP 2003年
オールスターのホームランダービー優勝 2003年
シルバースラッガー賞受賞2回(2002年、2003年)
1試合最多打点：10(2007年8月21日：エンゼルス球団記録)

[編集] 出典

^ "1997 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月6日閲覧.
^ ^a ^b "1998 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月6日閲覧.
^ ^a ^b "2000 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月6日閲覧.
^ ^a ^b "2002 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月6日閲覧.
^ "2003 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月5日閲覧.
^ "Anderson signs contract extensionTeam MVP, Angels agree on four-year deal (英語)" 2008年2月5日閲覧.
^ ^a ^b ^c "2004 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月5日閲覧.
^ ^a ^b "2005 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月5日閲覧.
^ "June 28, 2005 Los Angeles Angels of Anaheim at Texas Rangers Box Score and Play by Play - Baseball-Reference.com (英語)" 2008年2月5日閲覧.
^ ^a ^b "2006 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月5日閲覧.
^ "Garret Anderson 2006 Batting Gamelogs - Baseball-Reference PI (英語)" 2008年2月5日閲覧.
^ ^a ^b ^c "2007 Career Highlights:MLB.com (英語)" 2008年2月5日閲覧.

[編集] 外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube

表・話・編・歴ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムロースター
投手	34 ニック・エイデンハート / 66 ホセ・アレドンド / 49 クリス・ブートチェック / 52 ジェイソン・バルジャー / 45 ケルビム・エスコバー / 20 ジョン・ガーランド / 79 ニック・グリーン / 68 ジェフ・ケナード / 41 ジョン・ラッキー / 58 ダスティン・モズリー / 53 ダレン・オデイ / 38 ダレン・オリバー / 57 フランシスコ・ロドリゲス / 54 アービン・サンタナ / 68 アレックス・セラーノ / 51 ジョー・ソーンダース / 62 スコット・シールズ / 33 ジャスティン・スパイアー / 63 リッチ・トンプソン / 36 ジェレッド・ウィーバー
捕手	28 ライアン・バディ / 5 ジェフ・マシス / 44 マイク・ナポリ / 46 ボビー・ウィルソン
内野手	2 エリック・アイバー / 43 マシュー・ブラウン / 9 ショーン・フィギンズ / 6 マイサー・イズトゥリス / 47 ハウィー・ケンドリック / 35 ケイシー・コッチマン / 19 ケンドリー・モラレス / 39 ロブ・クインラン / 18 ショーン・ロドリゲス / 3 ブランドン・ウッド
外野手	16 ギャレット・アンダーソン / 64 テリー・エバンス / 27 ブラディミール・ゲレーロ / 48 トリー・ハンター / 24 ゲイリー・マシューズ・ジュニア / 21 フアン・リベラ / 77 レジー・ウィリッツ
監督・コーチ	14 マイク・ソーシア（監督） / 10 ロン・レナキー（ベンチコーチ） / 4 アルフレド・グリフィン（一塁コーチ） / 21 ディノ・イーベル（三塁コーチ） / 7 ミッキー・ハッチャー（打撃コーチ） / 23 マイク・ブッチャー（投手コーチ） / 88 オーランド・メルカド（ブルペンコーチ） / 61 スティーブ・ソリツ（ブルペン捕手）
公式サイト(英語)より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2008年 5月2日更新