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キングコング - Wikipedia

キングコング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キングコング』(King Kong)は、1933年アメリカで作られ始めた特撮映画、もしくは作品内に登場する巨大なゴリラ怪獣の事。映画は空前の大ヒットとなり、以後キングコングというキャラクターで現在に至るまで様々な作品が製作された。

日本のゴジラシリーズにも登場している。

目次

[編集] 映画作品

[編集] 『キング・コング』(1933)

1933年版のポスター
1933年版のポスター

アメリカ映画RKO製作。上映時間100分。劇場公開は1933年4月7日、日本公開は同年9月14日。文明社会に紛れ込んだ怪物キングコングが大暴れする。美女アンを片手に持ってエンパイア・ステート・ビルに上る姿が特に有名。

この映画におけるキングコングは、恐竜などが生息する南洋のドクロ島(Skull Island)から見世物にされるためにニューヨークに連れて来られた、身長24フィート(7.2メートル)の巨猿。 ※各種事情により、ドクロ島におけるコングの身長は18フィート(5.4メートル=成人男性の3倍程度)、NYにおいては24フィート(成人男性の4倍程度)とされていたようだ。

当時はターザン映画を始めとするジャングルを舞台とした秘境冒険映画、実写の猛獣映画が盛んに作られており、本作でもその趣向が大いに取り入れられた。日本では同年に公開され大ヒット。鎌倉の海岸に高さ14メートルのキングコングの張りぼてが建造され、また松竹蒲田撮影所では喜劇の神様の異名をとった斎藤寅次郎監督による『和製キング・コング』という便乗映画が撮影され、10月に公開されている。5年後の1938年にはずばり『キング・コング』(監督熊谷草弥)が江戸を舞台にした時代劇として奈良全勝キネマあやめ池撮影所で撮影、公開された。

ウィリス・オブライエンによるストップモーション・アニメが非常に有名であり、レイ・ハリーハウゼン等、数多くの著名モンスターメーカーを生み出している。また、本作は世界初のトーキーによる怪獣映画としても知られる。

円谷英二が特撮監督になることを志すきっかけとなった作品でもある。

『コング=ゴリラの英名』と思い違いをされるケースが多いが、ゴリラは学名も英名も「ゴリラ(Gorilla)」である。この映画のタイトルにおける「コング」という言葉については、『中国語で猿を意味する「猴(コン kong)」という言葉から取られた』という説がある。

スタッフ

  • 製作・監督:メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シェードザック
  • 製作総指揮:デビッド・O・セルズニック
  • 脚本:ジェームス・クリールマン、ルース・ローズ
  • 撮影:エドワード・リンドン、バーノン・L・ウォーカー
  • 音楽:マックス・スタイナー
  • 特殊効果:ハリー・レッドモンド・Jr
  • 特撮技術:ウイリス・H・オブライエン
  • 恐竜製作:マーセル・デルガド

キャスト

  • フェイ・レイ(アン・ダロウ)
  • ロバート・アームストロング(カール・デンハム)
  • ブルース・キャボット(ジャック・ドリスコル)
  • フランク・ライチャー(エンガーホーン船長)
  • サム・ハーディー(ウエストン)
  • ノーブル・ジョンソン(チーフ)
  • スティーブ・クレメンテ

[編集] 『コングの復讐』(1933)

アメリカ映画。原題は『コングの息子』。日本劇場公開は1934年12月。上映時間69分。『キングコング』の大ヒットにより、ほぼ同じスタッフで早々と製作された。だが制作費は前作の半分と減らされ、特撮担当のオブライエンも上層部から何かと注文されることに嫌気が差し、製作終盤ではほとんどの仕事を弟子達にまかてしまっていたという。“キングコングの子供”とされる大猿が登場。人間と行動を共にし、ドクロ島を舞台に活躍する。

息子コングは身長約4メートル(キングコングに比べ半分ほどの大きさ)。性質は穏やかで好奇心旺盛、愛嬌に富む。毛並みが白い。愛称はキコ。

同作には、恐竜の他に「架空の竜」「大熊」などのクリーチャーが登場する。

スタッフ

  • 監督:アーネスト・B・シュードザック
  • 製作:マリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードザック
  • 脚本:ラス・ローズ
  • 撮影:エドワード・リンデン、J・O・テイラー、バーノン・ウォーカー
  • 音楽:マックス・ステイナー
  • 特殊効果:ウイリス・H・オブライエン

キャスト

  • ロバート・アームストロング(カール・デンハム)
  • ヘレン・マツク(ヒルダ・ペターソン)
  • フランク・ライヒヤー(エングルホーン船長)
  • ジョン・マースト(ラルス・ヘルストーム)

[編集] 『キングコング対ゴジラ』(1962)

詳細はキングコング対ゴジラを参照

日本映画東宝製作(創立30周年記念作品)。8月11日公開。映画『ゴジラ』がアメリカでもヒットしていたことから、東宝がキングコング映画製作の権利(元々はアメリカのキングコングとフランケンシュタイン博士の作り上げた巨大モンスターが闘う映画の企画であった)を得て実現した企画。2大怪獣が仙台、東京などを蹂躙した後、那須や富士山麓、熱海にて激突する。

この作品におけるキングコングは、南太平洋メラネシアソロモン諸島のひとつ、ファロ島にて原住民から「魔神」と恐れられている存在。身長50メートルのゴジラとの比較で巨大怪獣となっている。電気を浴びたことにより帯電体質になり、手から電気を流してゴジラを苦しめた。

キングコングはゴジラ同様に着ぐるみで表現されている。スーツアクターは広瀬正一。着ぐるみは『ウルトラQ』のゴローに流用された後『キングコングの逆襲』のプールシーン用に流用。

  • 身長:45メートル
  • 体重:4万500トン

[編集] 『キングコングの逆襲』(1967)

詳細はキングコングの逆襲を参照

日本映画東宝製作(創立35周年記念作品)。7月22日公開。

この作品におけるキングコングは、南ジャワ海のモンド島に棲んでおり、前回の『キングコング対ゴジラ』との関係は無い。島の老人からはボー(島の言葉で王者)コングと呼ばれていた。

この作品においてもキングコングは着ぐるみで表現されている。スーツアクターは『キングコング対ゴジラ』でゴジラを演じた中島春雄(その後着ぐるみは『行け! グリーンマン』のゴリラに流用される)。

  • 身長:20メートル
  • 体重:1万トン

[編集] 『キングコング』(1976)

1976年12月17日公開、日本劇場公開は18日。上映時間は135分

  • 1977年度アカデミー賞 特殊効果特別賞受賞(撮影賞・音響賞ノミネート)
  • 1977年度サターンアワード スペシャル・アワード受賞
  • 1977年度ゴールデン・グローブ賞 最優秀新人女優賞受賞(ジェシカ・ラング)
  • 1977年洋画日本国内配給収入1位

アメリカ映画ディノ・デ・ラウレンティス製作、ジョン・ギラーミン監督、ジェシカ・ラング主演(役名はアン・ドワン)。基本的に第1作のリメイクであるが、時代設定は現代(制作当時)になり、コングがよじ登るビルは、当時シアーズ・タワーに次いで世界第2位の超高層ビルであった世界貿易センタービルに変更された。これにはエンパイア・ステート・ビルの関係者から「何故うちに来ない!」と抗議の声も上がった(ツインタワーならではの見せ場として、コングが軍隊の火炎攻撃から逃れるために隣のタワーに飛び移るシーンが挙げられる)。また、『冒険ファンタジー映画』としてのキング・コングにおける重要な要素である恐竜が一切登場せず、コング以外のクリーチャーは巨大ニシキヘビのみ。クライマックスに登場する戦闘機も複葉機からヘリコプターに変更されている。

評判の良かったコングの造形はリック・ベイカーが担当、彼自身がスーツアクターとなってコングを演じた。後に『E.T.』を手掛けるカルロ・ランバルティが担当した実物大のモデルに関しては、ロボット技術を生かした緻密な表情や動きを目指したようだが、実際には腕をぎこちなく振る以外にまともに動かすこともままならなかったようで、本編で使われたカットはわずか5つに過ぎなかった。もう一人の特殊効果マンであるグレン・ロビンソンが担当したコングの実物大の手は好評で、彼はこの業績でアカデミー視覚効果賞を獲得した。ランバルティも手のデザインを担当した事でオスカー像を受け取るという栄誉に浴したのに対し、作品に最も貢献したはずのリック・ベイカーは、ノミネートすらされなかった。そもそも無名の若手アーティストのベイカーが抜擢されたのは、ランバルティが担当したコングのスーツの出来が非常に悪かったためと言われている(日本語版CINEFIXによれば、ラウレンティスからは「どこかの宇宙からきた謎の生物」と呼ばれたようだ)。この説の信憑性は、後にランバルティが再びコングのスーツを手掛けた『キングコング2』で立証されているとも言える。

評論家からは酷評されたが興行的には成功し、日本では1977年の配給収入第1位(30億円)を記録している。

今日でも映画マニアの間では「出来の悪い方のキング・コング」という意味で、ラウレンティス・コング、またはギラーミン版、ジェシカ版と呼ばれたりしている(マニアの間では同時期に制作された香港映画『北京原人の逆襲』の方が評価が高く、特撮映画ならではの見せ場もこちらの方が多い)。しかし、アンをただのスクリーミング・ヒロインにせずに(悲鳴の回数は3作中最も少ない)、コングの優しさに気付いて心を開く女性にした最初の作品は(東宝の『キングコングの逆襲』を別にすれば)この1976年版であり、コングが高層ビルに登って以降のショットのいくつかが2005年版に引用されているのも事実である。

なお、ピーター・ジャクソンは2005年版で自身を含めた複葉機のパイロット役でリック・ベイカーをカメオ出演させた。その際、元コング役者のベイカー(髭は剃っている)が飛行機越しに2005年版コングと睨み合うという、コングマニアが観たらニンマリする演出をしている。

スタッフ

  • 監督:ジョン・ギラーミン
  • 製作:ディーノ・デ・ラウレンティス、フェテリコ・デ・ラウレンティス
  • ストーリー:メリアン・C・クーパー、エドガー・ウォレス
  • 脚本:ロレンゾ・センプル・Jr、ラス・ローズ
  • 1933年版脚本:ジェームズ・アシュモア・クレールマン
  • 撮影:リチャード・クライン
  • 音楽:ジョン・バリー
  • メイクアップ効果:リック・ベイカー、ロブ・ボッティン
  • 特殊効果:ジョー・デイ、グレン・ロビンソン、カルロ・ランバルディ

キャスト

  • ジェシカ・ラング(ドワン)
  • ジェフ・ブリッジス(ジャック・プレスコット)
  • チャールズ・グローディン(フレッド・ウィルソン)
  • ジョン・ランドルフ(キャプテン・ロス)
  • レネ・オーバージョノイス(バグリー)
  • ジュリアス・ハリス(ボアン)
  • ジャック・オハローン(ジョー・ペルコ)
  • デニス・フィンプル(サンフィッシュ)
  • エド・ローター(カーナハン)
  • ジョージ・モレノ(ティモンス)

[編集] 『キングコング2』(1986)

アメリカ映画。原題は『KING KONG LIVES』劇場公開は1986年12月19日、日本公開は20日。上映時間105分。1976年に製作された『キングコング』の続編。ジョン・ギラーミン監督、リンダ・ハミルトン主演。メスのコングも登場し新たな話が展開される。

コング造形担当はカルロ・ランバルディ。より生物的な動きを目指したが、あまりにもキングコングというキャラクターを貶めたという理由で、翌年のゴールデンラズベリー賞ワースト視覚効果賞にノミネートされるという憂き目にあった。

日本ではコナミが同作を素材にゲーム化を行なった。

スタッフ

  • 監督:ジョン・ギラーミン
  • 製作:マーサ・シュマッチャー
  • 製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス
  • 脚本:スティーブン・プレスフィールド、ロナルド・シュゼット
  • 撮影:アレック・ミルズ
  • 編集:マルコム・クック
  • 音楽:ジョン・スコット
  • プロダクションデザイン:ピーター・マートン
  • 特殊メイク効果:ディーン・ゲイツ
  • 特殊効果:カルロ・ランバルディ、ロバート・バス、ダグ・ベズウィック、ウイリアム・D・ハリソン
  • 効果:キャセイ・カバノウ、フランク・セリア、ジョー・ディゲタノ、スチィーブ・ロンバルディ、ラリー・レイド
  • モデルペインター:ベヴィン・スコット・マック
  • 武器効果コンサルタント:ジョー・ロンバルディ

キャスト

[編集] 『キング・コング』(2005)

詳細はキング・コング (2005年の映画)を参照

アメリカ映画。1933年の第1作に感銘を受け映画監督を志したというピーター・ジャクソン監督作品。主演はナオミ・ワッツ。これもやはり第1作のリメイクで、当時と同じ1930年代が舞台。コングがスカルアイランドで巨虫や肉食恐竜と激闘を繰り広げた後、見世物として連れて来られたニューヨークで大暴れするというストーリーも共通している。

[編集] アニメ作品

[編集] 『キングコング』(1967)

アメリカのビデオクラフト社と日本の東映動画による日米合作。『001/7親指トム』とともに1967年4月5日~1967年10月4日にテレビ朝日系で放送された。全26話。キングコングと少年ボビーの友情と、キングコングを生け捕りにしようとするドクター・フーとの戦いを描いた作品。東宝映画『キングコングの逆襲』のメカニコングはこの作品に登場するロボットコングが元である。

[編集] 声の出演(日本語吹き替え版)

[編集] 主題歌(日本語吹き替え版) 

作詞・作曲:小林亜星/歌:藤田淑子とハニーナイツ

この曲は、キャンプソングとしても広く歌われている。

NET 水曜19時台後半
前番組 番組名 次番組
ターザン
※19:30 - 20:56
キングコング001/7親指トム

[編集] 関連作品

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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